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2021 Jリーグ YBC ルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦 浦和駒場スタジアム 川崎フロンターレ戦

2021 Jリーグ YBC ルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦 浦和駒場スタジアム 川崎フロンターレ戦

8月も終わり、9月最初の週が始まりましたが、今週はリーグ戦は少しお休みしてルヴァンカップウィーク。ホーム&アウェー形式で行われるルヴァンカップ準々決勝、対戦相手は現在リーグトップの川崎フロンターレ。まずはホーム浦和駒場スタジアムでの対戦となります。

リーグ戦の方はオリンピックの中断期間明けからの5戦で3勝1敗1分。勝点の上では3位との勝点差が「3」と十分上位を狙える好位置。天皇杯は準々決勝進出し、ルヴァンカップとあわせて国内カップ戦ではタイトルの可能性を残す状態。

リーグ戦の方はトップ2が頭ひとつ抜けちゃってる状態なのであれですが、カップ戦の方はできるだけ長くタイトルの可能性がある状態をキープしたい今日この頃。そんな中、ルヴァンカップは準々決勝で対戦するのが川崎さんってのはまぁなんていうか、小泉さんの抽選運すげぇなっていうか、まさにいきなり決勝戦みたいな感じ。

で、言い古された表現ですが、ホーム&アウェー形式で行われる試合は所謂「180分ゲーム」第1戦は前半戦の90分という扱いになりますので、第1戦がホームでの対戦となるウチの立場としては「勝敗も大事だけどアウェーゴールを与えないってことが最優先」ってのがまず前提。

1-0 でもいいからとりあえずアウェーゴールをゼロに抑えて勝ちがベスト。次点が失点したとしても勝ち、もしくは 0-0 の引き分けでも同様に悪くはないっていうくらい。あとは失点しての引き分けと続き、最悪なのはアウェーゴール獲られて負けることですが、この辺の順番を意識しつつ最初の90分を戦う必要があります。

スターティングラインナップ

2021 Jリーグ YBC ルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦 浦和駒場スタジアム 川崎フロンターレ戦 スターティングラインナップ

さて今日のスタメンは、最終ライン、左から明本さん、ショルツさん、岩波さん、ウガ。ダブルボランチに柴戸さんと平野さんを配置。左SHに汰木さん、右に関根さん、トップ下に小泉さん、1トップに江坂さんを置いた 4-2-3-1 スタート。GKは彩艶さん。サブのメンバーとしては槙野さん、敦樹さん、金子さん、達也さん、大久保さん、木下さん、それに塩田さんが控えます。

代表戦の関係で酒井さんはお留守。とはいえ恐らく彼が招集されていなかったとしてもお休みさせた気はしますが。ユンカーさん、西川さんといったここのところ連戦だった人たちをベンチからも外して完全休養。ユンカーさんあたりは第2戦に備えてというのも考えられます。

最前線では小泉さんと江坂さんの共存という個人的に見てみたかった組み合わせ。中盤も平野さんと柴戸さんがスタートからコンビを組むのは初めてなのでこの辺がどうなるか注目。平野さんのように中盤の底からゲームを組み立てられる選手と、柴戸さんのように広大なスペースをカバーしてぶっ潰してみたいな仕事ができる選手の組み合わせはハマったらすげぇことになると思いますので敦樹さん、平野さんコンビとあわせて注目しています。

対する川崎は、最終ライン左から登里 享平選手、車屋 紳太郎選手、ジェジエウ選手、イサカ・ゼイン選手。アンカーの位置にジョアン・シミッチ選手を配置し、2列目、インサイドハーフに橘田 健人選手と脇坂 泰斗選手。最前線の3トップが左から遠野 大弥選手、レアンドロ・ダミアン選手、家長 昭博選手という並びの 4-1-2-3。GKはチョン・ソンリョン選手。

川崎は攻撃面はもちろんですが、守備面でもアグレッシブに攻守転換速度も速く、インテンシティの高い守備で一気に前線から囲い込んで再奪取するチーム戦術が浸透しており、攻撃面では素早い立ち位置の変更によって相手ディフェンスのポジショニングをズラしつつ、鋭いショートパスの連続によって狭いスペースでも簡単にブレイクしてくる連動性をもっているため、川崎さんにあまりに長くボール保持されてしまうと耐えきるのは容易ではありません。

基本的には3トップの両ワイドがサイドで引っ張っておきつつその内側をインサイドハーフやSBが使うことで一気にペナルティエリア内に侵入してくるハーフスペース攻略が非常にうまいチームですし、前述した敵陣ボール奪取に関しても徹底されていることからよい位置で奪ってのショートカウンターの切れ味は最前線に君臨するレアンドロ・ダミアン選手、もしくは小林悠選手などの決定力もあって対戦相手としては脅威。

一方で前線プレスが外されたり、よくない位置で引っかかって被カウンターの状況ではアンカーと、ジェジエウ選手を中心とした2CB、さらに最後尾に構えるストッピング能力に優れたチョン・ソンリョン選手などの個人能力によって気合いで守り切るみたいな感じになりがちなので、簡単ではないにしても、相手の前線プレスを外す方法、そして川崎のビルドアップでうまく引っかけてショートカウンター当てるようなシチュエーションが作れればチャンスはあるでしょというところ。

この辺を前回Jリーグでの対戦では前半、行けるじゃんと思わせといてからの前半終了間際の失点を皮切りに後半4失点、0-5 でぐうの音も出ないくらいボコられたウチが、あの時の経験を基にどの程度対策して逆にギャフンと言わせられるのか、注目しつつのキックオフとなりました。

インテンシティも高く、スピーディで非常に見応えのある試合
川崎を相手に互角に殴り合う

試合は立ち上がりから両チーム共にハイペースな入り。川崎は持ち味のテンポのよいショートパスでウチの守備ブロックの隙間をうかがう、ウチも集中した守備対応でインテンシティ高く相手の自由を奪い、サイドの汰木さん、関根さんを起点にスペースを突く動きで川崎陣内に侵入します。

最前線では江坂さん、小泉さんの距離感も非常によく(並び的にはフレキシブルに場所を入れ替えつつの2トップみたいな感じでした)、前線にパスが入ったときに潰しに出てくる相手CBのアタックをうまく2人のショートパス交換で外して起点と時間を作るってことができていました。

個人的にすげぇなと思ったのが平野さんなんですけども、中盤でボール引き出したときに、相手を背負ったかな、と思うとうまくボールを流したり相手の逆をとってターンしたりと、うまく相手をいなして簡単(簡単ではないんだけど外から見てると簡単そうに見えちゃう)に前向いちゃうし、常に小泉さん、江坂さんのところに縦に付けるパスコースを狙っていて隙あらば鋭い縦パスでスイッチ入れるしで改めて彼の加入はでかいなと。

また、岩波さんとコンビを組んだショルツさんも、レアンドロ・ダミアンを激しくマークして簡単にはやらせず、恐らく疲労を考慮した予定の交代で後半は槙野さんに引き継ぎましたけども、さすがのパフォーマンスだったと思います。

一方で川崎にとっては前半に守備の要とも言えるジェジエウ選手が、さらに後半には車屋選手も負傷離脱とダメージありそうなアクシデントが続発。

ジェジエウ選手が抜けた直後には代わって入った山村選手に対して小泉さんの前プレとうまく呼吸を合わせて江坂さんがボール奪取したところで相手自陣でのショートカウンターが発動。江坂さんがドリブルでペナルティエリア内に侵入し、相手GKを引っ張り出しておいてのあとは決めるだけという優しい横パスに関根さんがしっかりゴールに流し込んで先制。川崎を相手に非常によい時間帯に先制することができました。

ハーフタイムにはショルツさん→槙野さんへと交代。これは前述したとおり、疲労や稼働時間を考慮しての予定の交代でしょう。さらに64分には平野さん→敦樹さんとするなど、連戦が続く中で第2戦も考慮した交代が行われていたように見えます。もったいなかったのは、うまく交代でリフレッシュして行きつつ本来は 1-0 の時間帯をもう少し長くしたかったところだったと思いますが、ちょっと不運な形でVAR→OFRで72分にPKを与えて同点にされてしまったこと。

脇坂選手と柴戸さんの接触は背後から柴戸さんが足を踏む形になってしまったのでPKは仕方ないんですが、彩艶さんも十分間に合っていた状況だったのでちょっともったいないファールでした。まぁ柴戸さんも勢い余ってっていう感じだったのでドンマイってことで。

73分には小泉さん→大久保さん、汰木さん→達也さんと交代(達也さんが右SHに、大久保さんがトップ下、関根さんが左SHに移動する形)。VARでプレーが止まる前にこの交代がすでに準備されていたので、小泉さんを温存しつつ、サイドでの突破力を高めて前に出てくる川崎をうまく裏っ返して追加点を奪いたい狙いが見えたんですが、スコアを振り出しに戻されてしまったのであとは入ってきた選手の頑張りに期待という流れ。

後半36分ごろには中盤でのボール奪取から中央大久保さん→右サイドの達也さんに展開したところからダイレクトで中央にグラウンダーのクロスを江坂さんがドンピシャで合わせた決定機がありましたけども、チョン・ソンリョン選手のビッグセーブにあって得点とはならず。チョン・ソンリョン選手がいいタイミングで飛び出してきたので、江坂さん的にはシュートコースがあまりなくて多分股下を抜こうとしたんですが当たっちゃった感じ。惜しかった。

結局試合はそのまま 1-1 で終了。第2戦で勝った方が勝ち抜けっていうある意味分かりやすい結果となりました。

さて、第2戦は週末の日曜日。私は現地にはいけないのでテレビ観戦になりますが、第1戦で見せた内容なら十分勝ち抜ける可能性はあるでしょう。逆にいえばリカさん体勢での初の対戦でボコられてからたったの半年で川崎を相手にここまで戦えるチームに成長しているというのが見えただけでも十分な収穫です。

前述したとおり、次は勝てばOK。引き分けならアウェーゴールを2点以上獲っての引き分けで勝ち抜けですね。アウェーですがよい結果を持ち帰ってもらえるようにテレビ前から念を送ろうと思います。

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試合ハイライト

試合データ

観客: 4,629人
天候:雨のち曇 / 気温 19.8℃ / 湿度 90%
試合結果:浦和 1-1 川崎(前半1-0)
レッズ得点者: 関根(35分)
警告・退場: 柴戸(警告×1/ラフプレー)
主審: 西村 雄一 氏

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