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Jリーグ第6節 埼玉スタジアム2002 湘南ベルマーレ戦

ACLではアウェーの全北現代戦で悔しい引き分けに終わったものの、Jリーグでは負けなしと好調のまま迎えた第6節は、ホーム埼スタで、開幕からまだ勝ちがなく、苦戦中の湘南と。

結果的には興梠さんの移籍後初ゴールもやっと生まれて、2-0で完勝。これで開幕から6節負けなし。次のさいたまダービーは大宮さんも無敗記録更新中と言うことで、楽しみな感じになってきました。

Jリーグ第6節 埼玉スタジアム2002 湘南ベルマーレ戦

今日のスタメンは、いつものベストメンバー。最終ライン、森脇、那須、槙野。ボランチは阿部ちゃん、啓太。両ワイドにウメとウガ。2シャドー、元気、柏木。興梠のワントップ。GKは順大。

湘南もウチと同じ3バックシステムを採用しているため、基本的にはマッチアップしてしまってウチとしてはやりにくい相手のパターン。守備時は5バックにして、その前にボランチを2枚並べてブロックを作り、ウチの縦への楔を入れるスペースを消してサイドに追い込んでボール奪取→そこからショートカウンターっていう、守備的には湘南はかなり狙い通りにやってきてたんじゃないでしょうか。

前半は特に湘南の最終ラインも高く、中盤もコンパクトにして、ウチが縦に付けられずにサイドに逃げるとそこに複数人できっちりプレスをかけてくるので、それ程チャンスも多く作れず、少し難儀する時間帯が続きました。ただ、湘南の惜しいところは、ボールを奪取してからの攻撃の形がイマイチ、かつプレーのクオリティが低く、そのおかげでピンチらしいピンチは作られることもなくという感じ。

ウチとしてはウガやウメが上がった裏のスペースをシンプルに使われる方が嫌だったと思うだけど、湘南がボール奪取後も手数をかけてくれるので、それ程怖さはなかった。もちろん、ウチの攻守転換の早さや、サイドでの駆け引きにおいて相手サイドに高い位置を取らせなかったってのもあると思うけど。

さて、とはいってもウチもなかなか攻撃のリズムが作れない中、それでも局面を個人技で打破したり、啓太のところから楔が入れられなければ、最終ラインの那須さんから直接興梠のところに縦に裏を狙わせたり、大きなサイドチェンジでウガやウメを使ったりと、攻撃のバリエーションを付けながら何度かチャンスを作りつつ、辛抱強く湘南の守備のほつれを狙い続けましたが、そんな中、前半30分には、ついに興梠の移籍後初ゴールが。

興梠がバイタルエリアでボールを収め、そこから柏木に一回預けるとそのままゴール前のスペースにダイアゴナルに走り込むと、そこに柏木からすかさず絶妙なパス。それを足先で触ったボールはゴールに吸い込まれ、これが長いトンネルを抜出す今期初ゴール。興梠のキャリア的にもJリーグ通算50ゴール目というメモリアルゴールで先制。

いい守備をしていた湘南の一瞬のスキを付いて、いい時間帯に先制してくれました。

その後も何度かチャンスを作るもそのまま後半へ折り返し。

後半もほぼ同じ展開でしたが、守備に回る時間が長かった湘南もさすがに少しずつ運動量が落ち始め、中盤のコンパクトさがゆるくなってくるとバイタルエリアで元気や柏木が前を向いてボールを持つ機会が増え始め、徐々にチャンスの回数が増えるも、決めきれず。1点差のまま試合は進んでいきましたが、73分に柏木のコーナーキックが直接ゴールに吸い込まれて意外な形で追加点。

ヒーローインタビューで、「狙ってないけど入っちゃった」って言ってたので、そういうことなんですが、チャンスを何度も作りながらも決めきれずに追加点が入らない展開の中でのゴールだったので、結果オーライの追加点となりました。

そのまま無失点で守り切って2-0で勝利。って書くとあれですが、その後も何度か決定的なチャンスがありながら「シュートが枠に飛ばない病」にやられて得点できず。興梠さんがやっと長いトンネルを抜け出してくれたのでいいけど、マルシオさんとかが同じ病気にやられてる感があるので、ちょっと心配かも。

ちなみに交代策としては、59分に啓太→マルシオ、ウメ→関口と2枚同時替え。これで柏木をボランチに下げてっていういつものやつ(個人的には柏木さんのボランチ策はあまり好きじゃないけど)。後半のこの時間帯はバイタルである程度自由にできかけていたので、マルシオさんがボール収めつつ、興梠とのコンビネーションで2列目からゴール前に入ってチャンスを作るなど、それなりにいい形は作っていたと思います。

で、試合終了間際に元気→阪野くん。興梠と阪野が一緒にってのは初めて(TMとかは見てないから知らないけど)なのでちょっと面白いなって思ったけど、なにぶん時間が少なすぎて何も起こりませんでした。もうちょっと長い時間見てみたかったかも。

ということで、次は1週間の間を空けて、何か知らんけど絶好調な大宮さんとのさいたまダービー。ここはきっちり勝って、大宮の無敗記録なんざ止めて、ウチが首位に近づけるようにきっちりサポートしていきましょう。

Jリーグ第6節 埼玉スタジアム2002 湘南ベルマーレ戦

おまけ

試合後に興梠さんと柏木さんが挨拶に来た際の様子を動画で貼っときます。

試合データ
観客: 36477人
天候: 晴れ
試合結果: 浦和2-0湘南(前半1-0)
レッズ得点者: 興梠(30分)、柏木(73分)
順位(第6節終了時点): 2位(5勝0敗1分/勝点16)
警告・退場: -

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Yoshiki Kato / burnworks
Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4 級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。