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2024 Jリーグ YBC ルヴァンカップ 1stラウンド 3回戦 トランスコスモススタジアム長崎 アウェー V・ファーレン長崎戦

2024 Jリーグ YBC ルヴァンカップ 1stラウンド 3回戦 トランスコスモススタジアム長崎 アウェー V・ファーレン長崎戦

写真は「SPOOX」中継映像から引用

リーグ戦から中2日の厳しい日程ですが、ミッドウィークの水曜日に行われるのはルヴァンカップの3回戦。アウェーの地、長崎に乗り込んでのV・ファーレン長崎戦です。

これが終わると、週末には町田とのリーグ戦。現在首位、勝点では「8」上を行く相手との所謂「6ポインター」ですから、ホームで負けは許されない状況。とはいえ、一発勝負のルヴァンカップも負けたら終わりですので、求められるのは週末に疲労をなるべく残さない形での勝ち抜けということになります。

理想的には、リーグ戦のスタメンに近いフルメンバーでスタートし、前半のうちに複数得点しつつ、後半は徐々に人を入れ替えつつ90分で締める、ということになりますが、長崎もJ2とはいえ楽な相手ではありませんので、理想通りの展開にできるか、現状でのウチの力量が試される一戦です。

スターティングラインナップ

2024 Jリーグ YBC ルヴァンカップ 1stラウンド 3回戦 トランスコスモススタジアム長崎 アウェー V・ファーレン長崎戦 スターティングラインナップ

スタメン的には前節から4人入れ替え。GKに牲川さん、右のSBに酒井さん、左のワイドにパンヤさん、ワントップに興梠さん。それ以外は前節同様です。冒頭に書いたとおり、まずはベストに近いメンツでぶん殴って試合を優位に進めたいという意図が見えます。問題は理想通りに試合を展開して後半、主力をお休みさせられるか。

1点、前節、後半からパンヤさんが入って、渡邊さんがワイドに出る形をやっていましたので、てっきりスタートはパンヤさんがインサイドハーフで渡邊さんが左ワイドかなと思ったんですが、前半の立ち位置はパンヤさんがワイドに出る形で、タイミングを見てインサイドワークしつつ、大畑さんが大外を使っていくようなローテーションを行っていました。

そして、ベンチにはついにソルバッケンさんが。ウガも今シーズン初めてベンチ入りして、試合展開によっては彼らの投入があるのかに注目となりました。

対する長崎はメンバーを直近のリーグ戦からは総取っ替え。システム的にはウチ同様に 4-1-2-3 を採用。ワントップにファンマ デルガド選手を配置。

相手の堅守に手を焼くも、後半修正して、さらに相手に退場者も出してここから、ってところで安い失点するっていうね...... 全体的には低レベルな負け試合に

長崎のボール非保持は、前節、リーグ戦で対戦した磐田と同様、4-4-2 でコンパクトにブロックを作っておいて、ミドルゾーンで引っかけてのカウンターっていう狙い。

なので立ち上がりのボール保持としては、ウチがある程度握ることができたものの、相手守備ブロックの最前線2枚が、安居さんがアンカーの位置にいるときはそこへのパスコース遮断を意識しつつ、2CBに対して規制に出てくる形で中盤での安居さんの居場所を消されてしまったため、安居さんが最終ラインにポジションを落としたことで相手守備ブロックの外側を経由したビルドアップに。

後半は修正されたものの、特に前半は、安居さんが最終ラインに落ちているにもかかわらず両SBのポジションも低く、後ろが重たい状態に。長崎の守備ブロックは縦にコンパクトだったので、もう少し大きめのサイドチェンジやハーフスペースを縦に抜けるようなパスを積極的に狙って行きたかった気はしますが、そういう狙いはあまり出ず。ショルツさんがドリブルで持ち出したりと工夫はみられましたが、あまりその動きに前線が反応しなかったことで攻撃面では停滞。相手ディフェンスラインの外側をパスが移動するだけの時間帯が長くなりました。

もちろん、焦らずにボールを動かして、相手を走らせ、疲労を蓄積させるという意味ではそれでもよいと思いますが、そういう感じで狙ってやっているというよりは、単に攻め手がなくて停滞していたという印象が強い前半となりました。

この辺は、本来ワイドの選手ではないパンヤさんが左にいることで、1対1を仕掛けてくるようなアクションがほとんどないこと、右も久しぶりに先発した酒井さんと敦樹さん、前田さんの連係面で難があるようにみられ、なんかうまくいかねぇな~っていう流れ。で、変な形でボール失ってカウンター食らうっていう、長崎的にはかなり狙い通りの前半にされてしまった感はあります。

ハーフタイムに興梠さん→チアゴサンタナさん、ホイブラーテンさん→佐藤さんと交代。ホイブラーテンさんはコンディションの問題ですかね。興梠さんは多分最初から長く引っぱる予定はなかったと思うので予定通りか。

また、パンヤさんをインサイドハーフに移動させ、渡邊さんが左ワイドに立ち位置をとります。個人的には最初からこうしとけと思いましたけども、この細かい修正で、パンヤさんに中央縦抜けのチャレンジをさせつつ、パスも前半より少し大きめにひとつ飛ばすようなパスを織り交ぜることで徐々にチャンスを創出する機会を増やします。

66分、さらに攻撃面での手数を増やすことを狙ってか、ついにソルバッケンさんが投入。渡邊さんと代わり、左ワイドに入ります。同時に敦樹さん→岩尾さんとして、岩尾さんをアンカーに。

その数分後、左サイドでソルバッケンさんと競り合った長崎、モヨ マルコム強志選手が競り合いの中でなんかぶち切れてソルバッケンさんに頭突きかます蛮行。山下主審がこれを見逃さず、モヨ マルコム強志選手は一発退場。長崎は10人に。

ウチが圧力を高め、相手も1人減った状況で、あとは残り時間、じっくり押し込んでどこかで1点獲れれば、っていう試合展開になりますが、ここであっさり失点するのが何とも情けない。

相手左サイドからのクロスボール。前線のファンマ選手には全く合わず、フリーの大畑さんのところに流れますが、ドフリーの状況にもかかわらず、なぜか大畑さんが中途半端なクリアを選択。これが相手右サイドにいたマルコス ギリェルメ選手に渡ると、さらに寄せが遅れたところでフリーであげられたクロスにファンマ選手の頭で失点。

大畑さんの最初に選択、ボール奪取された直後の大畑さんの寄せの甘さ(ソルバッケンさんも戻ってきてたけど彼も寄せるではなくスペースに戻る守備だったので2人そろってギリェルメ選手を自由にさせちった)、さらにペナルティエリア内でファンマ選手に簡単に前を獲られて身体預けられたことでほぼ何もできなかった佐藤さんと、別に何も崩されていないにもかかわらず、守備面での甘さが連発しての失点。怒りを通り越して呆れる。

85分に前田さん→武田さんとして彼からのクロスに期待するも、先に失点してしまったことで焦るウチと、もう割り切って1点守ればいいっていう長崎とで心理的に優位なのは相手方。結局、残り時間でも大した決定機は作れず、敗戦となりました。これで今年のルヴァンカップは終了。

磐田戦同様、ボールを保持しつつも、守備を固める相手を崩しきれず、得点(磐田戦の場合は1得点しましたけども)を奪えなかったことで結果としてはどちらも残念な結果に終わりました。

もちろん、守備を固める相手をこじ開けて得点するというのは余程の実力差がないと難しいことなので、言うほど簡単ではないことは承知の上ですが、磐田戦では先制しながら直後に失点したり、今回は相手を1人減らして優位な状況になった直後に先に失点するというのは、さすがに試合運びが下手すぎるというか、勝負強さという面で足りない点が明らかになったというか、怠慢だよねと言われても仕方ないんじゃないでしょうか。

とはいえ、終わってしまったことをグチグチ言っても仕方ないので、次の町田戦で勝利できるよう、リーグ戦に集中して取り組んでいってもらいたいと思います。

おまけ: ファンマさんオフサイドじゃね?疑惑

まぁVAR入ってないし、解釈が分かれる感じではあるのであれですが、大畑さんがクリアするシーン、相手の(誰かわかんないんだけど)選手が前方に放り込んできたフィードのタイミングで、ファンマさんのポジションはオフサイドポジション(下記画像)なので、この時点でオフサイド判定でもおかしくなかったかも(少なくともVARが入ってればチェックされたと思う)。

ファンマさんがオフサイドポジションにいる状態

ファンマさんはプレー関与してないって解釈もあるとは思うけど、大畑さんはファンマさんがいたのであのクリアという選択をしたと考えると影響がなかったとは言い切れないのでは?(かなりひいき目に見てる気はするが......)

ちなみに、ギリェルメ選手からのラストパスのタイミング(下記画像)は、少なくとも画面上でみる限りはファンマさん完全にオンサイドなので何の問題も無しです。

ラストパスの状況ではオンサイド

繰り返しになりますが、あくまで可能性の話で、試合が終わった後で言っても仕方ないことではありますが、一応オフサイドのルール上は気になったので書いておきます。負け惜しみじゃないもん。

試合ハイライト

試合データ

観客: 7,872人
天候: 曇 / 気温 23.7℃ / 湿度 51%
試合結果: 長崎 1-0 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: ソルバッケン(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 山下 良美 氏

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