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2021-2022 オフシーズンの浦和レッズ移籍情報まとめ

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、新年早々ですが、昨年のシーズン終了から年末にかけて今シーズンの開幕に向けた各クラブの補強、移籍が数多く発表されています。引き続き今年もコロナ禍ということもあってか、国外からの外国人選手の移籍というのはJリーグ全体をみても少ない傾向がある反面、国内選手の移籍はかなり活発に動いている印象を受けます。

コロナ禍で行われるシーズンも今シーズンでついに3シーズン目に突入。ワクチン接種などの努力によって少なくとも国内ではある程度感染者数が落ち着いている中で、今シーズンはスタジアムへの動員数も100%収容に戻ることが予想されますから、各クラブ共に今シーズンを勝負の年と考えて積極的に選手獲得に投資をしているとも推測できますが、浦和レッズにとっても今シーズンはクラブが掲げる3年計画の最終年。リーグ優勝という目標と、久しぶりに参戦するACLを並行して戦うためにもシーズンオフの補強はとても気になるところ。

ということで、この記事を書いている1月2日時点新体制発表が行われた2022年1月12日時点までに発表されている移籍情報について簡単にまとめておこうと思います。

ここまでに発表されている移籍情報について大きく下記の分類でまとめています。

2022年1月12日現在。新しい情報があった場合は追記していきます。

新加入(完全移籍)

完全移籍で新加入した選手たち。いらっしゃいませ。

ダヴィド・モーベルグ 選手

ACスパルタ・プラハ(チェコ 1部リーグ)より完全移籍で加入。左利きのアタッカータイプ。右サイドを主戦場に左サイド、あるいはセンターFWもこなす攻撃的な選手。スピードもあり、さらにプレースキックの精度も高いと噂の期待の選手です。

2020-21シーズン、ACスパルタ・プラハでのリーグ戦「10」得点がキャリアハイ。ACスパルタ・プラハは、フォルトゥナ・リガ(チェコ 1部リーグ)での優勝12回を誇る名門。チェコリーグでは常に優勝を争う強豪チームですし、そこでリーグ年間10得点の能力(ポジションの関係でアシストも多いようですし)は前線の選手として期待してよいのではないかと思います。

ちなみに、チェコリーグのレベルは、世界のクラブチームやリーグのランキングを発表している「the KA the Kick Algorithms」の最新データによると16位とのこと(このランキングが妥当かは別の話として)。

  1. SCO(スコットランド)
  2. AUT(オーストリア)
  3. CRO(クロアチア)
  4. DEN(デンマーク)
  5. CZE(チェコ)
  6. GRE(ギリシャ)
  7. SUI(スイス)

ちなみにこのランキングだと日本(Jリーグは)30位です......

  1. JPN(日本)

ただ、現在日本政府がコロナ感染症対策として行っている外国人の入国禁止処置が2月末まで継続することになりそうなので(関連ニュース)、彼が入国できるのがいつになるのかがちょっと不透明ですね...... もし3月に入国の場合、本格稼働が早くても4月以降とかになる可能性も。

松尾 佑介 選手

横浜FCより完全移籍で加入。右利きのドリブラー。左サイドのスペシャリストとしてそのスピードとテクニックで多くのチャンス創出が期待できる選手。

昨シーズンの左SHは汰木さん、もしくは明本さんをメインに大久保さん、あるいはスタメンの状況に応じて小泉さんなどが左に流れてプレーするようなローテーションがされていましたが、ここに圧倒的なスピードでぶち抜いていける松尾選手が入ることで左サイドを起点にした攻撃に幅が広がりそうです。

牲川 歩見 選手

水戸ホーリーホックより完全移籍で加入。身長195cmの長身を誇るGK。昨シーズン限りで塩田さんが引退、今シーズンは彩艶さんが西川さんの牙城を崩せるかに注目が集まりますが、ここに昨シーズン、水戸でリーグ戦40試合に出場し、年齢的にも27歳という若さと経験を兼ね備えた牲川選手が加わることで、正GKの座を巡る争いも熾烈になりそうです。

松崎 快 選手

水戸ホーリーホックより完全移籍で加入。左利きのアタッカー。右サイドを主戦場にドリブルで相手ディフェンスラインを切り裂く攻撃的選手。昨シーズン、水戸では41試合に出場して8得点。純然たる主力として活躍してきた24歳。

左サイドには松尾選手、右にはこの松崎選手、さらにモーベルグ選手と、今シーズンの左右SHは相手にとって強烈というか、凶悪な攻撃力になりそう。ここに大久保さん、関根さん、場合によっては明本さんがさらに絡んでくるのでめちゃくちゃ面白そう。圧倒的突破力とスピードでぶん殴る感じシビれるぜ。

馬渡 和彰 選手

大宮アルディージャより完全移籍で加入。右利き、右のSBを主戦場に攻守に貢献できる戦術眼が魅力の選手。精度の高いフリーキックも魅力のベテランが酒井選手のいる右SBで主力の座を奪えるかに注目です。非常にサッカーインテリジェンスの高い選手ですから、ビルドアップへの貢献にも期待。

犬飼 智也 選手

鹿島アントラーズより完全移籍で加入。昨シーズンはCBとしてリーグ戦29試合に出場。ザーゴ監督就任時に右のCBとしてそのビルドアップ能力を開花。相手ディフェンスライン裏に正確に通すパスセンス、ドリブルで持ち出すタイミングやうまさなど、リカさんの求めるCB像に近いんじゃないでしょうか。

対人でめちゃ強いみたいな印象はそこまでないですけども、CBのビルドアップ能力は現代サッカーにおいて最も求められる部分ですから、個人的には期待している選手のひとりです。

大畑 歩夢 選手

サガン鳥栖より完全移籍で加入。左利きの若手DF(20歳)。鳥栖では3バックのセンター、あるいは左右どちらもこなすユーティリティプレーヤーとしてリーグ戦30試合に出場。身長168cmと小柄ながらその豊富な運動量とテクニックで攻守にハードワークできる選手。昨シーズン、ウチとの試合で酒井さんとマッチアップした際にも酒井さんに全く当たり負けず競り合っていたのが印象的です。

ウチでは恐らく左SBが適正ポジションになる気がしますが、若手とはいえ即戦力だと思いますので活躍に期待したいところです。

知念 哲矢 選手

FC琉球より完全移籍で加入。大卒、左利きCB。身長は178cmとそこまで高身長ではないですが、高い身体能力を活かした空中戦の強さには定評あり。さらに左足からの精度の高いキックでビルドアップ能力も高い即戦力候補。

昨シーズンの8月末、右脛骨高原骨折で全治4ヶ月の診断を受け、後半戦は出場していませんから、今シーズンのチーム始動に間に合うのかは微妙ですが早いところ浦和でのプレーを観てみたい選手です。

新加入(期限付き移籍)

期限付き移籍で新加入した選手。いらっしゃいませ。

岩尾 憲 選手

徳島ヴォルティスより期限付き移籍で加入。期限付き移籍期間は2022年2月1日~2023年1月31日まで。

リカルド・ロドリゲス監督体制での徳島を象徴するボランチがついに加入。日本体育大学から湘南ベルマーレを経て、2016年シーズン、当時J2の徳島に完全移籍。2017年にリカさんが監督に就任するとキャプテンとしてチームの中心に。

左右両足から繰り出される正確なパス(利き足は「右足」)、的確な状況判断とビルドアップ能力で、圧倒的なチャンス創出数を誇りつつ、守備面でもきっちり貢献できる中盤の要。プレー面だけでなく人柄、言語化能力にも優れ、リカさんが求めるサッカーをより高い精度で体現する上でも重要なピースとなってくれるでしょう。いやぁよく来てくれました。

年齢的には今年の4月で34歳となるベテランの域。キャリア終盤に期限付き移籍とはいえ長年貢献したチームを離れて新しい環境にチャレンジするのは相当な覚悟が必要だったと思いますが、ぜひ若い選手たちを引っ張って成長させて頂きたい。

新加入(大学や高校などからの昇格でプロ初挑戦のルーキー)

安居 海渡 選手

流通経済大学から加入内定。不動のアンカーとして圧倒的な存在感を示し、チームの中心として活躍したボランチ。強度の高い守備と中盤での配球力を兼ね備えた新人ながら即戦力候補。ただしこのポジションには昨シーズン、絶賛覚醒中の柴戸さんが君臨していてポジション争いは熾烈。柴戸さんからポジションを奪えるか、注目です。

宮本 優太 選手

流通経済大学から加入内定。元々はボランチの選手ながら大学途中で右のSBにコンバートされてそこでも才能を開花させた逸材。その豊富な運動量で右サイドをひたすらアップダウンできるフィジカルとメンタルの持ち主。右SBは酒井さんを筆頭にポジション争いは苛烈ですが、ACL等の負担を考えると、大卒ルーキーとはいえ即戦力としてローテーション入りが期待されるところです。

木原 励 選手

京都橘高校から加入内定。高校 No.1 ストライカーの呼び声も高い逸材。180cmの身長を活かしたヘディングシュート、裏抜けのタイミングやスピード、さらにドリブル突破も一級品と、様々なパターンから得点できるまさに万能型ストライカー。高卒ルーキーがいきなりスタメンを勝ち取るというのは相当に難しいプロの世界ですが彼ならいけんじゃねーかなと期待させるだけのものを持った選手です。

工藤 孝太 選手

昨シーズンの時点で2種登録選手としてトップチーム登録。ルヴァンカップのグループステージで公式戦デビューも果たし、5月にプロ契約締結していますので、上記の新加入3名とは少し異なりますが、扱い的には今シーズンの新加入選手ということで。

貴重な左利きのCBとしてビルドアップ能力にも長け、若さもあって今後に期待が高まる選手。すでに昨シーズン、リカルド・ロドリゲス監督のもとでプレーを経験しており、ルーキーの中では一歩抜きんでている状態だとは思いますが、岩波さん、ショルツさん、そして新加入CBの牙城を崩し、レギュラー争いに食い込めるかが今シーズンの課題でしょう。

移籍(完全移籍・契約満了で退団)

残念ながら浦和との契約更新は行わず、他クラブに完全移籍する選手たち。新天地での活躍を。そしてまたスタジアムで会いましょう。

西 大伍 選手

(2022年1月12日公式発表)2022シーズン新体制発表記者会見当日にまさかの契約満了で退団という発表。マジかよと思いましたけども、この時期の発表ということは、契約更新に向けて交渉していたものの何らか条件がまとまらなかったってことなんでしょう。

酒井さんが加入後は右のSBとしてはなかなか出場機会が得られず、本人的には想定していたようなシーズンにはならなかったことは予測できますが、今シーズンは右のSB候補も即戦力クラスが複数人加入。その中での稼働率や年齢的なものも関係したかもしれません。個人的にはACLのことなどを考えるとこういうベテランがいてくれる心強さみたいのは感じていましたが、残念ながら加入後1年での退団となってしまいました。

2022年2月4日、コンサドーレ札幌への完全移籍加入が公式発表されました。

汰木 康也 選手

ヴィッセル神戸へ完全移籍。昨シーズンは左SHとして31試合(うち先発21試合)に出場しましたが、浦和在籍の3年間でリーグ戦5ゴール、8アシスト、リカさん就任後の昨シーズンはリーグ戦4ゴール、4アシストで、彼自身、リーグ戦での4ゴールはキャリアハイなんですが、恐らくSHとして求められる水準としては物足りないと判断されたのかもしれません。

伊藤 涼太郎 選手

水戸ホーリーホックへの育成型期限付き移籍を終了し、アルビレックス新潟へ完全移籍。

田中 達也 選手

アビスパ福岡へ完全移籍。昨シーズンは右SHとして、リーグ戦28試合(うち先発12試合)に出場。4ゴールをあげましたが、後半戦は関根さんにポジションを奪われる機会が多く、安定的に出場する形にはなりませんでした。

先代(って言い方も変ですが)田中達也がつけた背番号「11」を引き継ぎ、その活躍に期待された選手でしたが即戦力として期待された程の結果が残せなかった点や、個人的にはポジショニングがあまりよくない印象があり、ポジショナルにプレーすることを求めるリカさんからすると少し物足りない感じになってしまったのかななんて思ったり。

山中 亮輔 選手

セレッソ大阪へ完全移籍。左足から繰り出される超高速クロスが魅力のスペシャリストでしたが、まぁなんていうか最前線にターゲットになるような選手もおらず、サイドからのクロスにどーんみたいなのが特徴ではないリカさんのサッカーだと飛び道具としてはいいけどコンスタントに主力を張る感じにはなりにくく、費用対効果的に厳しいって判断されちゃうのかなという印象。

槙野 智章 選手

契約満了で退団。ヴィッセル神戸への加入が確定。ウガと一緒に浦和の一時代を築いた選手ですが年齢的なものや、ポジショニングの的確さやビルドアップ能力よりも身体能力を活かした対人プレーに特化みたいな彼のプレースタイルは、リカさんが求めるCB像からは少しズレてしまった印象ですね。なんていうか、神戸は彼に合ってる気がするからいいんじゃないですかね。

宇賀神 友弥 選手

契約満了で退団。FC岐阜へ完全移籍(2022年1月3日公式発表)。過去、彼のポジションに強力なライバルが入ってきてポジションを奪われるかなと思うと気がつけばウガがスタメン張ってるみたいな、派手さはないけど堅実なプレーをする人、あとたまにものすげぇシュートとか決める「なんか持ってる」選手という印象。

根拠は全くないけど、いつからか彼は浦和で引退するんだろうなって当たり前に思っていた選手なので退団は非常に残念ですがまだ彼の能力を必要としているクラブはあるし、彼の能力的にもまだ数年はやれると思いますのでぜひもうひと花咲かせて欲しい。そしていつか浦和に戻ってきて欲しいなと思います。

トーマス・デン 選手

契約満了で退団。アルビレックス新潟へ完全移籍(2022年1月5日公式発表)。能力的な問題というより、負傷が祟って稼働率的に期待した感じにならなかったのが残念でしたね。

橋岡 大樹 選手

シント=トロイデンVV(ベルギーリーグ1部)へ完全移籍。個人的に橋岡さんが期限付き移籍中だったことを完全に忘れていましたが完全移籍ということに。買取オプション行使ということで、実力が認められたということですからめでたい移籍ですね。しっかり結果出してより高いレベルでの活躍を期待しています。

福島 春樹 選手

契約満了で退団。

池髙 暢希 選手

契約満了で退団。ギラヴァンツ北九州への加入が確定。

大城 蛍 選手

契約満了で退団。愛媛FCに完全移籍。

木下 康介 選手

水戸ホーリーホックへ完全移籍。スウェーデン2部 ハルムスタッズBKからベルギー1部 シント=トロイデンVV、ノルウェー1部 スターベクIFを経て昨年夏に完全移籍で加入しましたが、結局リーグ戦での出場は途中交代のみで2試合(第26節のホーム広島戦、第27節のアウェー湘南戦)、2試合合計でたった17分のプレーしかできないまま退団となりました。出場機会がなさ過ぎてどういう選手なのかもわからんまま移籍。残念。

現役引退

今シーズン限りで現役引退する決断をした選手。お疲れさまでした。

  • 阿部 勇樹 選手(2022シーズンから浦和レッズユース コーチに就任)
  • 塩田 仁史 選手(2022シーズンからトップチーム ゴールキーパーアシスタントコーチに就任)

阿部ちゃんに関してはもうなんも言うことないです。とにかくお疲れさまでした。そして指導者として次のキャリアが充実したものになることを祈っています(2022年1月12日、阿部ちゃんの指導者としてのスタートは浦和レッズユースのコーチということで公式にアナウンスされました)。

塩田さんは今シーズン、GKアシスタントコーチに就任。GKコーチにジョアン・ミレッ氏という最高レベルのGKコーチが就任しましたので、塩田さんの指導者としてのキャリアにも期待が高まります。

期限付き移籍で一時離脱(延長含む)

期限付き移籍でクラブを一時的に離れる選手たち。期限付き移籍延長の選手も多いですが期限付き移籍先でしっかり結果出して戻ってきて欲しい。

興梠 慎三 選手

北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

彼の加入以来、私の個人的推しだったので(ずーっと彼のレプリカ買ってましたし)正直めちゃくちゃショックでしたが、あえての期限付き移籍ということでクラブからの彼に対するリスペクトも感じますし、ミシャさんの元できっちり結果だして、興梠さん完全復活をぜひ見せつけて欲しいなと。期待しています。

杉本 健勇 選手

ジュビロ磐田へ期限付き移籍。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

石井 僚選手

2021シーズンに続き、Y.S.C.C.横浜へ育成型期限付き移籍を延長。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

福島 竜弥 選手

SC相模原へ育成型期限付き移籍。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

藤原 優大 選手

2021シーズンに続き、SC相模原へ育成型期限付き移籍を延長。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

武田 英寿 選手

2021シーズンはFC琉球に育成型期限付き移籍していましたが、大宮アルディージャへ育成型期限付き移籍で期限付き移籍延長。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

金子 大毅 選手

京都サンガF.C.へ期限付き移籍。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。

荻原 拓也 選手

京都サンガF.C.への期限付き移籍を延長。浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場不可の契約条件付き。


ということで、現時点での新加入を大まかなポジション別に数えてみると下記のような感じ。

  • CFW:1名(木原選手)
  • SH:3名(松尾選手、松崎選手、モーベルグ選手)
  • SB:3名(馬渡選手、大畑選手、宮本選手)
  • CMF:2名(岩尾選手、安居選手)
  • CB:3名(犬飼選手、知念選手、工藤選手)
  • GK:1名(牲川選手)

昨シーズンでチームを離れた選手に対して、それぞれ若く、能力的にも+αを持った選手を的確に補強したなという印象があります。例えばSHなんかは汰木さん、達也さんに対してより個で打開できる能力を持った(正確には「持っていると思われる」ですかね)松尾選手や松崎選手、モーベルグ選手を補強しているあたりがわかりやすい。CBの補強もビルドアップ能力を重要視した人選になっていますね。また、複数のポジションで能力を発揮できるポリバレントな選手が選ばれている傾向も見られますので、その辺はリカさんが重視しているポイントなのでしょう。

そして岩尾選手が加入することでボランチの選手層もすごいことになっててどういう人選がされるのか楽しみでもあります。

個人的にACLの負荷や、リーグ戦でより順位を上げるため、昨シーズンからさらに必要になるであろう得点力を考えるとストライカータイプで即戦力クラスが最低でももう1人、欲をいえば2人で、そのうち1人は外国人選手みたいな補強があってもいい気がしますが、リカさんが守備的な部分を考えて所謂ゼロトップ的な配置を昨シーズンもしていたことを考えると、もしかしたらそこまで純然たる「点取り屋」みたいのを求めていない可能性もあり、その辺はもう少しクラブの動きを見守りたいなと思います。

2022シーズン 予想フォーメーション

最後にフォーメーション別に現時点での配置予想を置いておきます。今シーズン、主なスタート時のシステムがわかりませんので昨シーズンの基本だった 4-2-3-1 を前提に各選手、最も可能性の高いポジションに入れていますが、実際には複数ポジションできる人が多いのでこれ以外の組み合わせも考えられますし、システム自体が変わる可能性も。また、第1選択の選手が少ないポジションに関しては()書きで可能性の高い選手を一応入れてあります(選手の敬称略)。

2022シーズン 浦和レッズ 予想フォーメーション

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