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2017 Jリーグ 第4節 市立吹田サッカースタジアム アウェー ガンバ大阪戦

ACLのアウェー上海上港戦についてはちょっと残念な結果となりましたが、気を取り直してのリーグ戦は3連勝がかかったアウェーゲーム。吹田スタジアムに乗り込んでのガンバ大阪戦です。

昨年のアウェーガンバ戦は、吹田スタジアムでの初めての対戦となりましたが、鹿島-ガンバ-広島っていう3連戦で3連敗した中の1戦という、ちょっと印象的にはよくない場所。当然きっちり勝って嫌なイメージを払拭したい。さらにこのガンバ戦のあとは、引き続きアウェーで現在開幕から4連勝と好調の神戸との対戦ということで、この2戦は序盤の山場とも言えます。その初戦、勢いに乗るためにもアウェーとはいえきっちり勝っておきたい試合でした。

2017 Jリーグ 第4節 市立吹田サッカースタジアム アウェー ガンバ大阪戦

ちなみに今回は上層階にあるテーブルシートで観戦してみたんですけども、試合も見やすいし、なかなかよかったです。ゆったりビール飲みながらの観戦。まぁ周りはほぼガンバサポですけどね。で、試合終わってホテル帰ってからこれを書いていますので、今回は簡単にレビューまとめたいと思います。

さて、今日のスタメンは、最終ラインに森脇、遠藤、槙野。ボランチは阿部ちゃん、青木コンビ。両ワイドが関根、ウガ。2シャドーに柏木、興梠。ラファエル・シルバのワントップ。GKは西川。

柏木さんが久々のスタメンに復帰。シャドーでの先発となり、武藤さんはベンチスタート。好調のラファさんは引き続きワントップ起用というスタメンでした。

対するガンバは、今年から本格的に3バックを採用。所謂ミラーゲームという形になりました。守備時には5バックにしてサイドのスペースを消しつつ、前線2トップとシャドーの2枚がウチのビルドアップに対して追い込みをかけ、パスコースを限定した上でウチにロングボール蹴らせる、もしくはサイドに追い出してボール奪取からの、アンカーに置いた遠藤選手を起点にしてアデミウソン選手のスピードや長沢選手の高さを活かした1発狙い。

それに対してウチも少しやり方を変えて、前線を2トップにして柏木さんをトップ下に配置。そこでアンカーの位置にいる遠藤選手を消しに行くやり方をしていましたが、ここについてはうまくハマっていて、結果としてガンバの攻撃を特に前半に関してはほぼ押さえ込むことができていました。

ただ、サイドに関してはガンバが5バックで守っていることもあってスペースがなく、なかなか得意の形を作ることができませんでしたが、サイドが抑えられるなら中央のコンビネーションや最終ラインからの裏一発で崩せるバリエーションの多彩さが今のウチの強み。今節も色々と工夫しつつ、ガンバの堅い守備を何度かブレイクしますが、今日は決定力に泣かされました。

押し込んで決定機も作っているのにシュートが枠に飛ばない。前半のスタッツでいえば9本シュート打って枠内シュートが1本という残念な感じで、こういうシュートが枠に行かない日ってのがたまにあるんですけど、まさに今日はそれでした。

とはいえ、前半ガンバを守備に奔走させ、疲労を蓄積させることはできたと思いますので、ハーフタイムには後半になんとか1点取れればいいかな~なんて比較的楽観的に考えていたら57分、まさかの先に失点。

中央で倉田選手のドリブルに対して対応が後手に回り、中途半端に中央に絞らされたところでフリーの左サイドをオ・ジェソク選手に突破されると、ダイレクトクロスを中央で今野選手に頭で合わされてのもの。守備の人数がそろっているにもかかわらず、ちょっとした守備対応の遅れからマークをズラされ、そこをうまく使われての失点。苦しいながらも何とか自分たちのペースで試合を進めていたのにもったいない失点の仕方でした。

先行されてしまったことで試合展開的には厳しい状況になってしまいましたが、67分関根さん→駒井さんとしてサイドをリフレッシュ。さらに76分には青木さん→武藤さんとして、柏木さんをボランチに下げる交代。ガンバも前半からの守備対応でスタミナが切れたのか、足が止まって押し込めるようになると、残り15分くらいはほぼ一方的に押し込みますが、ガンバも最後のところは身体を張って簡単にはやらせてくれないのでゴールが遠く、後半もアディショナルタイムへ。

残り時間もなくなりやばいかもーと思いだした終了間際、ゴール前の混戦のこぼれ球をウガがミドルシュート放つと、これがブロックに入った倉田選手の腕に当たってPKゲット。西村さん、いいポジションで見ていてくれてありがとうございます。このPKをラファさんがエグいコースに叩き込んで1点を返すと、そのまま試合終了。1-1で勝点1を分け合う結果となりました。

ミラーゲームでマッチアップが頻繁に発生したこと、さらに西村さんがフィフティなプレーをかなり流しめに試合をコントロールしたため、球際も激しく、タフな試合となりました。客観的に見れば面白い試合だったんじゃないでしょうか。

試合内容的にはウチが上回っていた点も多かったと思いますので、欲を言えば勝ちたかった試合ではありますが、連戦の中、強敵ガンバとのアウェーゲームで勝点1を持ち帰れたなら悪くない結果です。

これで代表ウィークのため、しばらくお休みを挟むことができます。代表に招集されている槙野さんと西川さんはちょっとお休みする暇があまりないのが残念ですが、2人には怪我なく帰って来て頂いて、次のアウェー神戸戦ではきっちり首位のチームをぶっ叩いて勢いに乗れるといいですね。

試合データ

観客: 34,733人
天候: 晴れ
試合結果: G大阪 1-1 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: ラファエル・シルバ(90+3分)
警告・退場: -
主審: 西村 雄一 氏
順位(第4節終了時点):6位(2勝1敗1分/勝点7/得失点差+4)

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Yoshiki Kato / burnworks
Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4 級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。