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2016 Jリーグ 1stステージ 第12節 埼玉スタジアム2002 アルビレックス新潟戦

前節はアウェーでのさいたまダービーを難しい試合ながらしっかりと制し、5連勝をかけて臨んだホームゲームはアルビレックス新潟戦でしたが、PK失敗なども含め1点が遠く、スコアレスドローで勝点1を分け合う試合となりました。

新潟とは楽な試合はないものの、対戦成績だけを見れば相性のよいチームですので、しっかり勝点3を獲っておきたかったのですが、まぁこういう試合もありますよねという感じで、こればかりは切り替えるしかないと思いますので、勝点1をポジティブに捉えて次のFCソウル戦に気持ちを持って行こうと思います。

2016 Jリーグ 1stステージ 第12節 埼玉スタジアム2002 アルビレックス新潟戦

さて今日のスタメンは最終ラインに森脇、遠藤、槙野の3枚。ボランチは阿部ちゃん、柏木コンビ。両ワイドにウガと関根、シャドーに武藤、李。興梠のワントップ。GKは西川さん。前節大宮戦とスタメンに変更はなしです。

対する新潟は、守備時に前節の大宮がやっていたのと同じような5-3-2のような形(途中から5-4-1になっていましたが)で、2トップでウチの最終ラインのビルドアップにプレッシャーをかけつつ、5-3のラインをコンパクトにしてウチの前線トライアングルにコンビネーションさせる時間とスペースを与えず、さらに森脇さんや槙野さんの上がりに対しては、5-3の前3枚がスライドして対応する守備。サイドのスペースに関しては5バックで消されるし、サイドで勝負してクロス上げきったとしても、中央は新潟も人数をかけているのではじき返されて終わりと。こういうきっちりした守備をされるとさすがのウチでも簡単には崩せなくなります。

で、とにかく中央はある程度人数をかけてがっちり守って、そこで奪ったらウチのサイド、裏のスペースを使ってカウンターって言う狙いですね。

とはいえ、その狭い隙間でのコンビネーションや、大きめのサイドチェンジで相手ブロックを大きく左右に外してのサイド攻撃、あるいは関根さん辺りのドリブルでの打開など、今のウチには対抗策はありますが、大宮戦でも疲れからなのか、それとも最近上がってきた気温の問題なのかわかりませんが、ちょっと繋ぎでの細かいミスが連発している感があります。ロングパスが多少ずれるのは仕方ないとして、3m~5mくらいのパスでつまらないミスしてボールロストしたり、カウンター食らうみたいのが今節も見うけられました。

また、単に5バックにしてブロックを作られるだけなら、森脇さんのところや阿部ちゃんからサイドチェンジ1発で、中盤のブロックをすっ飛ばして一気にサイドの深い位置まで持って行けるのですが(名古屋戦などはそれで難なく攻撃の形が作れましたし)、大宮や今回の新潟のように、前線の2トップと2列目でしっかりそこにプレッシャーをかけられてしまうと、なかなかそういうパスが出なくなり、結果としてウガや関根さんもあまり効果的にサイドをブレイクできなくなります。そうすると今節みたいに1点が遠くなってしまいますね。

とはいえ、今日の試合も前半18分に、中央での細かいパス交換から抜け出した興梠さんがシュート前に倒されてPKゲットするなど得点の機会はありました。時間帯も早かったし、あれで先制できればもっと楽な試合になっていたとは思いますが、これを興梠さんがまさかのPK失敗やらかして得点ならず。

新潟が守備時の並びを5-4-1にして少し重心が後ろにかかったことで、前半に関しては押し込んだものの、中央に人数をかけて守る新潟の守備をこじ開けることができずそのまま後半へ。

新潟のやり方、特に5-4の前4枚がスライドしてウチの2列目からの攻撃参加に対してしっかりプレスかけるやり方は、逆に言えばそこの運動量が落ちたときに破綻するケースが多いため、後半新潟の運動量が落ちればチャンスは来るかなと思っていたのですが、新潟の運動量は落ちず、うまく選手を入れ替えながら90分戦われてしまったのと、逆にウチは後半少し足が止まった感があってチャンスを作れず。

58分には武藤さん(いつも通りポジションを下げてボールを引き出したり色々頑張っていましたが、新潟がそこに引っ張られずにスペースを空けてくれなかったのであまり彼のオフザボールでの動きが活きなかったですね)をウメに替えて、関根さんを左サイドに持って行く名古屋戦ではハマった配置転換をしますが、新潟が前半から引き続きしっかりとした守備をするので功を奏さず、70分にはウガ→ズラとしてウメをサイドに。さらに83分には関根→駒井として彼のドリブルに期待するも結局新潟の守備は堅く...... そのまま試合終了となりました。

ここから、ACLのFCソウル戦を挟んで、今年は低迷しているとはいえ毎度相性のよくないアウェー鳥栖、そこから鹿島
ガンバ、広島と強豪との対戦が続きますので、この新潟戦はしっかり勝っておきたかった試合ではありましたが結果的には少し残念な引き分けに。とはいえ特に後半は多くのチャンスを作られながらも無失点で終えられたことは評価できますし、切り替えて次行きましょう。

試合データ

観客: 33,763人
天候: 晴れ
試合結果: 浦和0-0新潟(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 宇賀神(警告×1/ラフプレー)
主審: 西村 雄一 氏
順位:(1st第12節終了時点/1試合未消化): 2位(8勝1敗2分/勝点26)

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