Keep on Jumpin'

2016 Jリーグ 1stステージ 第4節 Shonan BMW スタジアム平塚 湘南ベルマーレ戦

ミッドウィークのACLアウェー、広州恒大戦を2点ビハインドの状態から追いつくドローで終え、流れ的には悪くない状況で迎えた中3日のJリーグは、アウェーで湘南ベルマーレと。

リーグ戦的には前節の福岡戦を快勝し、連勝して波に乗りたい重要な試合でしたが、走力で勝負する湘南に対してもきっちり走り勝って2得点、無失点の完勝としてくれました。

2016 Jリーグ 1stステージ 第4節 Shonan BMW スタジアム平塚 湘南ベルマーレ戦

毎回、平塚は車で行くんですけども、今回は3連休の真ん中だったり、午前中は天気も良くて絶好の行楽日和だったこともあって道路が大渋滞。行きは浦和から4時間近くかかるわ、おかげでお昼ご飯に行こうと思ってたお店は時間がなくて入れないわ(代わりにスタグル堪能してやったけど)、帰りは覚悟していたほど混まなかったものの、家帰ってきたらもう22時過ぎだったんで疲れて寝ちまいました。

ということで書くのが遅くなりましたが簡単に。

2016 Jリーグ 1stステージ 第4節 Shonan BMW スタジアム平塚 湘南ベルマーレ戦

この日のスタメンは、最終ライン、森脇、遠藤、槙野の3枚。ボランチは阿部ちゃん、柏木コンビ。両ワイドにウガと関根、シャドーに武藤、李を置いて、興梠のワントップ。GKは西川さん。前節、福岡戦から左ワイドにウガが入る形ですが、現時点ではこれが最も安定した形かなと思われます。

湘南は前節、ウチと同じようなサッカーをする広島との対戦では4バックにしてたみたいですけども、今回は従来の3バック(3-4-2-1)で各ポジションがマッチアップする形。恐らくそうやってマッチアップさせた上で自慢の走力で走り勝ってやろうという感じだったと思います。

湘南は守備時、中盤の両サイドを最終ラインまで下げる5-2-3のような形で、ウチの最終ラインのビルドアップに対して湘南の前3枚がしっかりプレスかけつつ、後ろの5-2のブロックで柏木さんや前線5枚を監視というやり方に見えましたが、それに対してウチは中盤での細かいワンタッチプレーで相手マークを外したり、そこでプレスがかかった場合は一旦最終ラインの戻してからの縦、相手の最終ラインの裏のスペースを興梠さんや忠成さん、あるいは両ワイドのウガや関根さんが一発で狙うといったロングボールを織り交ぜつつ、湘南のハイプレスを無効化しつつ攻撃の組み立てが出来ていました。

特に今回の対戦では、両サイドの駆け引き、お互いにサイドがどれだけ高い位置でゲームを進めることができるかが見所となりましたけど、関根さん、ウガに加えて、森脇さんや槙野さんも高い位置を取ることで相手両サイドを相手陣内に押し込むことができていましたので、湘南としては中盤でボールを奪ってもなかなか両サイドのオーバーラップを活かした厚みのある攻撃というところまでは持って行けず、何度か中盤でのミスから相手にボールを奪われるシーンがあったものの、決定機には至らずで、ほぼ全時間帯に渡ってゲームを支配できたのではないでしょうか。

これ、中盤でのプレスが信条というか、そこで人数かけて奪いきったら一気に人数かけて相手ゴール前に殺到するってのが湘南の持ち味だと思うんですが、あれだけ中盤でプレスに行っても、ワンタッチプレーやロングボールを織り交ぜて簡単にいなされたり、奪ったと思ってもすぐにウチのプレスで逆に潰されるみたいのが続くと、湘南の選手にとっては精神的にもきつかったんじゃないかなと。スコア的にはウチが2得点しかしていないのでそれ程圧倒した感はないかもしれないですが、見ている方としては浦和の完勝というか、湘南はほぼやりたいことさせてもらえずに負けたという感じで、個人的には、「圧倒的じゃないか我がチームは・・・・・・」と思ったり。まぁ多少はひいき目が入っていると思いますけども。

さて、先制点は前半の41分、中盤、一旦は湘南にボールを奪われカウンターになりそうなところを柏木さんが素晴らしいプレスで奪い返すと、中央右寄りでフリーになった忠成さんにパス。思い切ってミドルシュートを狙った忠成さんのボールは空いてディフェンス(バイア選手だった?)に当たると軌道が変わってそのままゴールへ。元々枠に飛んだシュートだったので文句なしに忠成さんのゴールになりましたが、あそこで思い切って打った判断は評価すべきだと思います。

この試合、前述したとおり確かにほぼウチが押し込んではいたものの、サイドからのクロスに関してはあと一歩のところで合わずだったり湘南の体張ったディフェンスに阻まれて得点には至らず前半も40分を過ぎていたため、パスはつなげてるし、惜しいんだけどもう強引にでもいいから少しシュートで終わるシーンが欲しいなと思っていた矢先に忠成さんのこのゴール。やっぱりシュートを第1選択にして欲しいっすね。

追加点は後半に折り返してから興梠さん(今年は絶好調っすね)。このゴールは今季ベスト(まぁまだ4節ですけども)っていってもいいんじゃないですかね。中央、ワンタッチプレーを織り交ぜつつ、複数人が連動しながらゴール前に入ってきて最後は柏木さんからの絶妙なパスを興梠さんがうまくゴール逆サイドに突き刺すビューティフルゴール。

中央で柏木さんにボールが入った瞬間、柏木さんの左足にボールがあったために相手ディフェンスは当然シュートを警戒してシュートコースを切りますが、その瞬間に右側から柏木さんを追い越していった興梠さんに絶妙のパスを出す辺り、さすがは柏木さん、ファンタジスタという感じでしたが、それをキーパーを見ながら冷静にゴールに流し込む興梠さんの技術も光る素晴らしいゴールでした。

2016 Jリーグ 1stステージ 第4節 Shonan BMW スタジアム平塚 湘南ベルマーレ戦

ということで、この試合で見せてくれたプレーのクオリティが維持できるならこのまま勝点を積み上げられると思いますし、期待していいんじゃないかなと。次は代表戦で少し間が空いてからのホーム、甲府戦ですが、しっかり勝って首位を追いかけしましょう。

その前に、代表に呼ばれているウチの選手たちが活躍しつつも怪我なく無事に帰ってきてくれる事を祈りつつ、代表も応援しないとね。

試合データ

観客: 14,419人
天候: 曇り時々雨
試合結果: 湘南0-2浦和(前半0-1)
レッズ得点者: 李(41分)、興梠(55分)
警告・退場: 槙野(警告×1/ラフプレー)
主審: 飯田淳平 氏
順位:(1st第4節終了時点): 2位(3勝1敗0分/勝点9)

記事をここまで御覧頂きありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートしてみませんか?
スタジアムでのビール代にさせて頂きます。
Categories
Publish
Modified