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2012年のJリーグも10節が終わったのでちょっと振り返り

GW最終日、5月6日の試合で今年のJリーグも10節が終了しました。全34節のうち、約1/3が終了したことになります。次の試合までまるまる1週間空くので、ちょっと開幕からここまでのレッズの戦いを振り返ってみつつ、10節までで感じた点などをまとめてみようかと思います。

広島ビッグアーチ アウェー サンフレッチェ広島戦(2012年Jリーグ開幕戦)
2012年Jリーグ開幕戦 vs広島の図

ここまで、Jリーグ10試合(ナビスコカップは除く)の試合結果は下記の通り。

対戦相手 会場 勝敗 得点 失点 勝点 / 順位
第1節 サンフレッチェ広島 広島 0 1 0 / 14位
第2節 柏レイソル 埼スタ 1 0 3 / 11位
第3節 コンサドーレ札幌 札幌 2 1 6 / 7位
第4節 川崎フロンターレ 埼スタ 1 1 7 / 7位
第5節 鹿島アントラーズ カシマ 3 1 10 / 6位
第6節 ヴィッセル神戸 埼スタ 2 0 13 / 2位
第7節 大宮アルディージャ ナクスタ 0 2 13 / 6位
第8節 名古屋グランパス 瑞穂 2 1 16 / 3位
第9節 横浜F・マリノス 埼スタ 1 2 16 / 4位
第10節 ジュビロ磐田 エコパ 2 2 17 / 4位
- - 合計 5勝3敗2分 14得点 10失点 -

ちなみに、ホームでは2勝1敗1分、アウェーが3勝2敗1分という成績。10節トータルの勝率は5割。

1試合あたりの...

  • 平均得点は 1.4
  • 平均失点は 1.0
  • 獲得勝点の平均は 1.7

という感じ。

ちなみに去年、2011年は、開幕から10節までを比べてみると、ホームで 1勝1敗3分、アウェーで 0勝3敗2分の成績。10節トータル、1勝4敗5分の勝率が1割。総得点が 10、総失点が 13、獲得した勝点が 8、それぞれ1試合平均にすると、1 / 1.3 / 0.8 なので得点力は上がり、失点は減り、勝ってるっていうまぁ相当によくなってますよね。順位にも現れていますが。

去年が悪すぎたんだよっていうのもあるかもしれませんので、その1年前、2010年の開幕10節も見てみると、ホームで 4勝1敗0分け、アウェーで 2勝2敗1分の成績。10節トータル、6勝3敗1分で勝率6割。総得点が 15、総失点が 10、獲得した勝点が 19、それぞれ1試合平均にすると、1.5 / 1.0 / 1.9 ということで、今年の開幕から10節の成績は、2010年のそれと近いということがわかります。(ちなみに、2010年は開幕からスタートダッシュには成功したものの、11節から20節の夏場10節の成績が 1勝7敗2分と失速、それがたたって下位に沈んだっていう感じでした)

ということでここまでの成績は監督交代1年目、しかも去年がグダグダだったところからのということを考えると、「想像していた以上の好成績」 と言ってもいいんじゃないですかね。(個人的には開幕前に今年は「10位~よければ1桁後半順位くらいはいける」なんて書いておりますがもう少し勝ちが先行するようになるまでには時間がかかると思っていました)

今季、浦和のサッカーの特徴

ミシャさんのやってるサッカーは、色んなところで解説されていますので、今さら私ごとき素人が語ることでもありませんが、基本的なフォーメーションは 3-6-1 を採用しながら、守備時は両ウィングが最終ラインに吸収されて5バックのような形でしっかりと人数をかけて守るものの、前線からはそれ程ハイプレスでは行かない戦術。

一方でマイボールのビルドアップ時はウィングがサイド、前線に張りだして今度は5トップ気味になるのと同時にボランチの1枚が最終ラインに入って4バックに (4-1-5に変化)。前線とバックラインをつなぐ位置に入るボランチ1枚と4バックがパスをつないで相手の前線のプレスを外し、2シャドーの2人にバンバン楔のパスを入れ、それと連動した1トップ、2シャドーによる相手最終ラインのブレイク、あるいは中央に起点を作ることで相手ディフェンスを絞らせ、空いたサイドのスペースをウィングの両選手が使ってのサイド攻撃というのが基本的な狙い。

単純な話、攻撃に関しては4バックを採用することが多い相手に対して、5トップにしちまえば1枚余って数的優位が作れるよねっていう狙いで、さらにウィングが両サイドをワイドに使うことで相手ディフェンスをサイドに引っ張り、中央でのスペースをより一層使いやすくしちゃおうぜと (まさに攻撃は広くの鉄則どおり)。

守備はその逆に、きっちり自陣に引いて人数かければ、そう簡単にはやられねーよっていう、さらにボールを失う確率の高いロングボールを無闇に蹴るんじゃなくて、しっかりパスをつないでビルドアップ、マイボールの時間を長くすれば、守備する時間も減ってさらに失点の確立ダウンっていう、理屈上はおっしゃる通りですって感じなんですが、それを実現するにはビルドアップ時、相手のプレスを受けてもボールを失わず、パスを回して2シャドーや、ウィングに対してパスを供給でき、さらに期を見て攻撃参加までできるバックラインと、攻守に合わせてサイドをきっちり上下に長い距離を走りきれるウィング、視野が広く、素早い状況判断でボールをさばいて連動する2シャドー + 1トップの存在が不可欠であって言うほど簡単じゃないわけです。

実際、開幕前に阿部ちゃん、槙野が補強できなかったら、ビルドアップのスタートになる重要な選手が元々はいなかったわけで、ミシャの希望通り、しっかり人員を補強したフロントの仕事は評価すべきかと思います。前半戦の好調もこの補強が果たした役割は大きいです。

10節消化で見えた勝ちパターンとうまくいかないパターン

で、10節のうち、勝ててる試合っていうのはウチの前線がしっかり連動して、相手にボール奪取のポイントを絞らせず、空いたスペースに人が次々と入ってくることで相手ディフェンス網を突破することができているとき。その顕著な例が、アウェーでの鹿島戦や、ホームでの神戸戦ですが、前線に入ったボールをダイレクトにさばいたり、少ないタッチ数で連動しながらパス交換ができたとき、相手ディフェンスにギャップができ、さらにウチは前線にかけている人数も多いので相手にとって脅威となる攻撃を繰り出すことができ、結果として得点もできていると。

逆にですが、うまくいかない試合はそれができていないとき (当たり前っちゃ当たり前ですが)。前線での動き出し、動き直しが少なく、ボールを引き出せないので楔が入らない、あるいは入ってもパスコースがなくてボールタッチが増えてる間に孤立してしまう、だから中央で起点が作れなくてサイド攻撃も活きない、結果として最終ラインから縦のロングボール蹴るくらいしかなくなって手詰まりっていうパターン。これの顕著な例がアウェーでの大宮戦ホームでのマリノス戦

失点パターンがワンパターンなのが気になる

で、負けるときは当然失点しているからですが、失点数自体は現時点でJ1全チーム中7位タイ (もちろん少ない方が1位ですよ) とそれほど悪くはない数字。ただ、やられ方がほぼ固定というか、同じようなパターンで失点しているのが問題かなと思います。

その失点パターンというのは、ファーサイドへのクロスに対してプルアウェイ動作などでマーク外されて、合わされるっていうやつ。

ホームの川崎戦 (これは直接じゃないけど、1つ前でファーへのクロスにマークが外れて折り返された時点でほぼ失点確定な状況だった)、アウェー鹿島戦は開始2分でこのパターン、同じくアウェー大宮戦のラファエルのゴール、ホームマリノス戦でのマルキによる2失点目 (コーナーキックからだけど同じパターン)、アウェー磐田戦での2失点 (2失点ともこのパターン...)。もうね、この形の失点は見飽きたですよ。

マークが外れる or 簡単に外されるのは、戦術とか関係なく、マークに付いてる個人の能力の問題なので、そこはいい加減同じミスを何度もしないようにお願いしますよとしか言えないんですけど、守備面で修正が必要だなと思うのはその1つ前。クロスの供給元に対するプレスが甘すぎるっていうこと。

記憶に新しいのが先日の磐田戦ですが、マークに付いていながら簡単に (しかも2度も) ヘディングを許したマーカーの責任もさることながら、プレッシャーが弱ければいいピンポイントクロス上げるのがわかりきってる相手キープレーヤーに対してほとんどノープレッシャーでクロスを上げさせてしまっているというのはいくら中でブロックを作ってても、高さが売りじゃないウチのディフェンスラインじゃやられますよと。

上がったクロスを跳ね返す守備が得意なチーム、メンバー構成じゃないので、それより、いいクロスを上げさせない守備に注力した方がいいんじゃないですかねと思います。ま、そんなこと言われなくてもわかってるとは思うのですが、ちょっと同じパターンの失点が長く続くので、そこはお願いしますと。

柏木さんの調子に左右される試合内容と結果

もうね、柏木さん様々ですよ。彼の調子がいいときは楔のパスに対してタメを作ってみたり、ダイレクトで落としたり、左右にさばいたり、さらにさばいた後ですぐさま自分も次のパスを貰える場所に動き直して味方にパスコースを作ってあげて...みたいな、前線で彼がリズムを作り、さらに他のプレーヤーと連動することで周りの動き出しを活性化させ、ゲームを作っていくことで今の好調があると言えます。

しかし、名古屋戦で柏木が負傷してからのここ2試合がそうですが、彼のコンディションが悪いと、前線の活性化が全く起こらず、1トップ、2シャドーが孤立して攻撃の形が作れなくなります。

マルシオは元々、周りにサポートの選手がいることで活きるタイプ(単独突破でどうこうとか、1人でタメが作れる選手じゃない)ですし、ポポさんもミドルレンジからのパンチ力はものすごいものを持っていますが、1人でバンバン相手を抜いていってみたいなタイプじゃありません。2人とも、柏木を中心に連動することで怖さがでる選手達なので、その肝心の柏木が動けないと、一気に怖さがなくなってしまいます。

相手もそれはわかっているので、ウチ対策として中央の柏木、マルシオにパスが入ったときに、そこで起点を作らせないように潰しにくるわけですが柏木が調子いいときなら、プレッシャーを受けながらも、ダイレクトプレーなどでうまくいなして、さらにパス&ムーブで素早く動き出し、リターンのパスをフリーで受けて...ってことができるんですが、それがないとホントに手詰まりになって終了ってなります。

もちろん、柏木の調子以上に、相手のウチに対する守備の狙いがはっきりしていて、さらにそれを完遂されることで封じ込まれるっていう試合もありましたが (大宮戦とか)、やはり柏木のコンディションが内容や結果に与える影響は大きいと思います。

交代選手の選択肢があまりないっていう現実

正直、今のウチで選手交代によって何か大きく流れを変えられるっていう期待はしない方がいいと思います。スタメン組 (ポポ、マルシオ、柏木、ウメ、ヒラ、啓太、阿部、槙野、永田、ツボ、順大)は基本固定で、この11人が戦術理解、戦術への適合度、さらに実行能力を含めてほとんど替えがきかないといっても過言ではないと思います。

サブ組でリーグ戦での途中出場の多い選手を上げると、元気、小島、ランコ、水輝あたりになりますが、例えば元気がポポさんと替わって1トップに入った場合、確かにドリブルは相手にとって脅威ですが、ボール保持者に対して正対して足元でボールをもらおうとする癖があってパスの選択肢が少なく、ボールを引き出せていない感じ (たまにスペースにうまく動き出したりしていいもらい方するときもあるんですよもちろん) とか、サイドに流れてカットインしたがるので、ウメとポジションがかぶってしまうところとか、諸刃の剣って感じが否めません。

ランコもポポさんと替わってワントップが多いですが、2シャドーとの連動性がポポさんに比べると乏しいので、前線でのポストプレーやタメを作る目的で投入されることが多いと思います。彼が見せる、前線からの守備、ファーストディフェンダーとしてのハードワークも魅力ですし。でもランコも困ったときに1人で状況を打開できる選手ではないので、スーパーサブ的な要素はありません。

小島くんは啓太に替わって入ることが多いですが、彼の広い視野と展開力は魅力。実際、守備的要素が強い啓太よりも、小島くんが入った方が2シャドーへ果敢に縦パスを狙いに行く積極性がでたりして、すごく期待してる選手なんですが、彼が手詰まりの状況を劇的に変えられるかといったらそれはいくらなんでも無茶振り。

水輝は中盤で厚みを持たせたいときに3ボランチ気味に投入される場合が多いですが、3ボランチにして事態が好転したとこ今のところ見たことないですし...

という感じで、やってるサッカーが難しい分、そこに適合しつつ、試合の中で流れを変えるような働きをするっていうのは並大抵じゃないってことで、「やりたいサッカーができなかった場合の打開策が少ない」っていうのは長いシーズンを考えると、結構なアキレス腱って感じで心配な点だと思います。スタメン組に負傷者や代表戦で抜けたりっていう人が出たときに、チーム戦力がガクッと下がってしまうことが考えられますので(実際、柏木の調子が悪いだけで内容がかなり変わるわけですし...)。

これはサブ組中心でやってるナビスコカップでの内容、結果をみてもスタメン組とサブ組の差が結構はっきりしてしまっているのがわかるんじゃないでしょうか。

でもセットプレーで点が取れるのはいいよね

手詰まり感が漂う試合展開でも、セットプレーから得点ができているのが救いっていうのもありますね。今年はマルシオさんが本来の輝きを取り戻してくれていますし、柏木、マルシオ、阿部ちゃん、ポポさん、槙野と直接フリーキックを蹴れる人のバリエーションが大きく増えているのに加え、コーナーキック時などは槙野や永田っていう強さのある選手も中にいるし。

困ったときでもセットプレーで点が取れる可能性があるっていうのは今後、苦しいときでも勝点を拾っていくためには大きなプラスポイントになると思います。

サポーターの戦術理解とか

ちょっと蛇足ですが、サポも、観戦にあたって今季のウチがどういうサッカーをしようとしているのか、どんなプレーがいいプレーで、逆にどういうプレーがよくないプレーなのかを理解しておかないと、選手を後押しするどころか、せっかく成長してきているチームに対してマイナスなパワーを与えてしまう結果になると思います。

例えば、今季のウチは、キーパーもビルドアップに参加させて最終ラインからボールをつなぎます。縦に楔を入れるための準備動作として最終ラインのパス回しがあるわけで、そこから各選手がポジションを動かしながらうまくパスコースを作ってフリーの選手を作り、2シャドーへの楔から攻撃のスイッチが入るという流れ。当然、パスコースがなければ一旦最終ラインやキーパーまで戻して、再度組み立て直しということをやるわけです。

しかし、中にはボールが前に進まないで戻ってくると「何戻してんだよ、前へ行けよ」ってな感じのヤジを飛ばしたりする方が多々いらっしゃいます。

確かにサッカーは相手ゴールに近づくためのパスを第1選択にすべきではありますが、それはパス成功率が高い場合であって、無闇に相手ゴールに向かってボールを蹴ればいいというものではありません。そのように「蹴らされた」ロングボールは、相手ボールになる確率が高く、ただ相手ボールの時間を長くするだけで、何の意味もありません (もちろん、それで何とかしてくれちゃう選手が前線にいるチームならそういうサッカーもありですけどね、シトンとか、シトンとか、シトンとか...でも今はそういうサッカーやってないんすよ)。

もちろん、思い切って楔を入れればいい状況でそれを躊躇して安易な横パスやバックパスを選択したっていうならそりゃ文句いわれても仕方ありませんが、建設的なやり直し、または前線での動き出しがなさ過ぎてパスコースがないという状況の場合、文句をいうべき相手はバックパスをした選手ではありません。そこはきちんと見てあげて欲しいですね。

はたまた「なんでゴール前でパス回すんだよあぶねぇなぁ」みたいなことまでおっしゃる方がいて、いや、何でって言われてもそれが今季の狙いなんだから当たり前じゃんっていう話なんですが、その辺、理解していない人多いです (感覚的に。単に声がデカイ人にそういう傾向があるだけかもしれませんが)。

サポが拍手すべきプレーは、自分のところでボール捕られたくないから、とりあえず前線にボーンっていうロングボールを蹴るようなプレーじゃなく、多少リスキーでもしっかりパスをつないで相手のプレスを外し、フリーの選手を作る、また空いたスペースでボールを受けるようなプレーであって、そこは理解しておかないと戦術的に正しいことをやろうとチャレンジしてる選手に無用なプレッシャーを与えてしまうことになり、それはまったくもってサポートじゃないのでやめてくださいと思ったりします。

あと、フィンケさんの時もそうなんだけど、ちょっとうまくいかなかったときに短絡的に騒ぐなっていうのもあって、その辺はサポの戦術理解、サッカーを見る目 (なんて偉そうに言えるほど俺も目が肥えてるわけじゃないけど) を鍛えていかないと、的外れなサポーターになっちゃうよって思いますし、ウチのサポは数が多い分、間違った方に力が偏ると、また過去の過ちを繰り返す結果になるので、ホント勘弁してくださいと思います。

ということで今後について

ミシャさんが監督に就任してから約5ヶ月、ここまでは選手に戦術を浸透させ、まずは約束事を守らせてサッカーをするっていうところまでは思ったより順調に来ていると思います。それはやはりウチの選手の能力の高さゆえでしょう。その過程で、戦術理解度、実行能力にスタメン組、サブ組で差ができてしまったように感じられるのも確かですが、それは仕方ない面もあるでしょう。

しかし、ウチが開幕から比較的好調な結果、ウチのサッカーをスカウトして対策を取ってくるチームも出てきたことで、基本的な戦術を踏襲しながらも応用力が求められる状況が出てきたと思います。しかし、まだ約束事を守るって段階を浸透させるのが時間的にも精一杯で、各自が応用力を発揮するまではできていない状態。

唯一、柏木はミシャさんの下でのプレー経験が長く、応用ができる選手ですが、ここにきてコンディション (というより、全選手が1年間万全なコンディションを保つなんてほぼ無理なんですけど) の低下があって思うように能力を発揮できず、ちょっと苦しい感じが見えてきての10節終了という流れでした。

なので、状況的には成長過程における、ひとつの踊り場に到達してるんだと思います。しかしミシャさんが本来やりたいサッカーの完成度からすれば、まだまだゴールは遠い状況だと思いますので、序盤、ある程度うまくいった感はありますが、サポもここからがもう1段階、チームが成長する大切な時期だというのを理解して、一層のサポートをしていく必要があるんじゃないかなと思ったりします。

あと、これから気温が上がっていきます。フィンケさんの時は夏場の失速が下位に沈んだ大きな原因になりましたが、夏場、主要選手のコンディションが落ちたり、気候的な問題で運動量が落ちたとき、どうなるかっていうのがあります。参考までに去年の広島の戦績を見ていると、 6月までの前半戦では13試合で 6勝3敗4分 (獲得勝点 22) と勝ち越しているのに対して、7月~9月の夏場では、14試合で 5勝7敗2分 (獲得勝点17) と負け越してるのが気になったりします...この時期の広島の試合を細かく見ているわけではないので、ウチの場合でどうなるかは未知数ですけど、やっぱり気に なりますよね。

ということで、なんか先が不安っぽいまとめになってしまいましたが、個人的にはそんなことはまったく思ってなくて、今のサッカーで完成に近づいていった先の未来が楽しみで仕方ないです。ただ、そんなにスムーズにサクッといくわけはないので、我慢の時期もあるだろうなと。なんつーか、フィンケさんの時と同じ事言ってる気がしますが、今後の成長を期待しつつ、次節以降もしっかりサポートしようと思います。

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