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Jリーグ第2節 埼玉スタジアム2002 柏レイソル戦(2012年ホーム開幕戦)

開幕戦は広島で残念な結果でしたが、ホーム開幕戦は前年度チャンピオンチームを相手に気持ちよく勝てたよ。こんなに早く結果が出るとは思っていなかったのでうれしいです。

ただ、去年も開幕戦、敗戦→再開後初戦が前年度チャンピオンチームに快勝っていう流れのあとにご存じの通りの大惨事だったので油断は禁物。でも新しいサッカーに取り組んでいる途上、去年全く勝てなかった相手から勝点3を取れたってことはとてもポジティブに考えるべき結果でしょう。素直に喜んでいいんなじゃいでしょうかね。

Jリーグ第2節 埼玉スタジアム2002 柏レイソル戦(2012年ホーム開幕戦)<

スタメンですが、かなり前節とは変更されました。最終ラインは槙野以外総入れ替え、左から槙野、永田、ツボという並び。阿部ちゃんを1列上げて啓太とボランチに、柏木も本来のインサイドハーフに上がって元気とコンビ。外側はウメ、ヒラで変わらず、ワントップにはランコが入りました。

阿部ちゃんのボランチ起用は本来の形だと思いますし、柏木もボランチで使うよりはトップ下で使った方が活きる選手だと思いますのでこの布陣が現状のベストに近いんじゃないかななんて個人的には思います。現状、リベロ、ボランチの両方で最も適任な選手が阿部ちゃんってなってしまっているので、彼をどっちでつかうかで、使わなかった方のポジションはどうしても代替みたいになってしまうのは厳しいところではありますが、それでも彼をボランチで使うメリットが大きく出た試合だったと思います。

今日は立ち上がりから中盤をコンパクトにして、前節で陥ったような前後分断にならないようにバランスを取っていましたが、それが功を奏して柏のレアンドロ、ジョルジワグネル+ボランチの2人に自由なスペースを与えず、ある程度封じることができていました。特に柏の攻撃の起点になるレアンドロに対しては、常に阿部ちゃんがケアし、自由に仕事をさせないことでかなり柏の攻撃は停滞していたと思います。

柏の攻撃に関して言えば、レアンドロのところでボールが収まると、その時間を利用して酒井などがオーバーラップ、サイドから危険なクロスを上げられるというパターンがありますが、今日は前述の通りレアンドロのところを封じることでそのタメを作らせず、結果として酒井のクロスもアーリー気味なクロスしか上げさせていなかったので、中ではじき返すことができていました(それでもピンポイントにあわせてくるクロスは驚異ではあったんですけどね)。

ウチの得点は、意図した形ではないと思いますが、柏木への縦の楔を彼がスルー(もしくはトラップミス?)してバイタルにボールがこぼれたところを、ランコが果敢にプレスかけた結果、ジョルジワグネルが対応をミスったところを奪取して押し込むという流れ。ランコはリーグ戦初得点ですが、それが貴重な決勝点になりました。

ただ、狙って崩しての得点というよりはジョルジワグネルの対応がちょっと軽いプレーしてくれたなという自爆に近い感じでしたので、その点は冷静に捉える必要があるかと思います。とはいえ、試合全体を通してコンパクトな中盤を保てていたように見受けられましたし、得点には至らなかったものの、何度か惜しいチャンスも作れていたので、ここはやはり時間を掛けて徐々にチームが成熟していくのを末しかなさげです。ただ、結果が早く出たことで選手も自信が付くでしょうし、その意味ではとてもいい勝利だったなと思います。

で、ちょっと気になって調べたら、リーグ戦に限ると、前回ホームで勝ったのって、2011年7月23日の甲府戦以来なんですね(ナビスコカップや天皇杯では勝ってますけどね)...ということで、超久しぶりの勝利でした。酒がうめー

ちなみに、今日に試合はホームゲーム400試合の記念ゲームでした。埼スタで記念カードとステッカーが来場者全員に配られました。

Jリーグ第2節 埼玉スタジアム2002 柏レイソル戦(2012年ホーム開幕戦)

と、勝利の喜びに浸っているのもつかの間、20日の火曜日にはナビスコカップもスタートしますので、ここで連勝して勢いに乗れたらいいですね。

試合データ
観客: 41,069人
天候: 雨
試合結果: 浦和1-0柏(前半1-0)
レッズ得点者: ランコ/36分
順位: 11位(2節終了時点/1勝1敗0分/勝点3)
警告・退場: 梅崎(警告×1/ラフプレー)、平川(警告×1/ラフプレー)、ランコ(警告×1/ラフプレー)、阿部(警告×1/ラフプレー)、濱田(警告×1/遅延行為)

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