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Jリーグ第8節 名古屋市瑞穂陸上競技場 アウェー 名古屋グランパス戦

前節、大宮に悔しい敗戦を喫し、連敗はできないアウェーの名古屋戦ですが、きっちり勝点3を手土産に、ホームに戻れることになりました。いやーよかったよかった。

雲一つない、晴天のGW初日、名古屋市瑞穂陸上競技場は4月末とは思えない日差しと気温で、日陰がまったくない瑞穂では冗談抜きで油断すると熱中症になりそうなくらいの天気。

ピッチに立つ選手も相当きつかったんじゃないでしょうか。プレーが切れる度に給水や頭から水をかぶる選手がほとんどでした。試合内容も熱かったですけど、おかげで終わったあとのビールが最強にうまいアウェー遠征でしたとさ。(ということで、この記事も名古屋のホテルでビール飲みながら書いてます...)

Jリーグ第8節 名古屋市瑞穂陸上競技場 アウェー 名古屋グランパス戦
Jリーグ第8節 名古屋市瑞穂陸上競技場 アウェー 名古屋グランパス戦

さて、今日のスタメンは前節、大宮戦と変更無し。最終ラインに槙野、永田、ツボ、ボランチに阿部ちゃん、啓太。2列目アウトサイドがウメとヒラ、2シャドーがマルシオと柏木、ポポさん1トップ。

大宮戦では、サイドを捨てて中央にしっかりブロックを作る、大宮さんのウチ対策にきっちりやられた感じでしたが、今回は名古屋のウチ対策を喰らうの巻。

今日は名古屋が3バックで試合に入って来たのと、守備時、ウチと同じように5バックになって守るため、両チームとも同じシステムのミラーゲーム状態に。なので、ウチの前線がなかなかフリーになれず、思ったように攻撃を組み立てられない展開になりました。

ただ、名古屋は中盤でかなりプレスをかけてくるものの、3バックがそれに追随しない時があってボランチと3バックの間にスペースができるときがあり、そこに柏木やマルシオがうまく入り込んだ時は、チャンスが生まれていたと思います。あと、このとき柏木やマルシオに楔を通す役割として、中盤での激しいプレスを受ける中、啓太はいい仕事してたんじゃないですかね。後半途中で小島くんに替わっちゃいましたけど。

また、1対1の局面を個人の力で打開したときはそこでマークがずれる分、チャンスが生まれていたのと、中盤でプレスかけて奪っての、カウンターってところに得点のチャンスがあるかなという試合展開でした。

先制点はマルシオ。順大→柏木→ウメっていう縦に早い展開でウメがサイドを深い位置までえぐったところで、空いたバイタルエリアに侵入したマルシオがフリーでボールを受け、シュートフェイントで名古屋のダリエルを外すと、右足一閃、ゴール右隅に素晴らしいゴールを叩き込んでくれました。もう、最後はマルシオの個人技によるゴール。さすがの楢崎さんも触れない、絶妙なコースへの素晴らしいシュートでした。

ただ、その5分後に金崎に同点にされて試合は振り出しに。ゴール前でのクリアボールを、増川、闘莉王って立て続けに競り負け、落とされたところに2列目から走り込んだ金崎にマークが追いつかず、押し込まれるっていう形。高さを活かした、実に名古屋らしい得点でしたが、ウチとしてはもったいない失点でした。で、そのまま折り返し。

後半も同じような試合展開ながら、なかなか決定機を作れなかったものの、後半20分ごろ、カウンターからウメが中に折り返した速いクロスが、名古屋、田中隼磨の手にあたり、PKの判定。田中は退場で数的優位に。獲得したPKはマルシオがきっちり決めて勝ち越し。

しかし、10人になった名古屋は闘莉王をトップに上げての強烈パワープレー。はじめはなかなか闘莉王の高さを活かせないものの、シンプルにゴール前にボールを放り込んでくるようになると、ラスト10分は「名古屋って今1人少ないんだよね?」って疑うほど押し込まれまくってなんとか逃げ切り。

特にマルシオがアウトして、水輝が入ってからはラインが引いてしまって押し込まれる場面が多々見られました。以前から、リードしている状態でラインが引いて守勢に回ってしまい、相手に押し込まれるっていうのは何度か見られた現象だけど、今日もそれが出た感じ。特に悪い位置でセットプレーを与えるとマジ怖い。心臓に悪いっすから勘弁してください。とはいえ、何度かカウンターから決定機も作ってたので、それが決まってれば試合はもっと楽だったと思うけど、早めにとどめを刺せなかった分、名古屋の気迫の攻めに押される形になっちゃいましたね。

でも勝てたからいいんすけどね。

ということで、アウェーできっちり勝点取って凱旋後、次はホームのマリノス戦。当日の予報では天気もいいみたいだし、GWのホームゲーム、多くのサポーターの前で気持ちよく連勝といきたいっすね。

Jリーグ第8節 名古屋市瑞穂陸上競技場 アウェー 名古屋グランパス戦
選手バス到着の図
Jリーグ第8節 名古屋市瑞穂陸上競技場 アウェー 名古屋グランパス戦
風来坊で手羽先買ってホテルで乾杯の図

つーことで、明日は埼玉に帰ります。

試合データ
観客: 18138人
天候: 晴れ
試合結果: 名古屋1-2浦和(前半1-1)
レッズ得点者: マルシオ/23分、マルシオ/68分
順位: 3位(8節終了時点/5勝2敗1分/勝点16)
警告・退場: マルシオ(警告×1/異議)、坪井(警告×1/反スポーツ的行為)、濱田(警告×1/反スポーツ的行為

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Yoshiki Kato / burnworks
Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4 級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。