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選手達がテレビに出ると言うこと

とか言うタイトル付けると、サッカーの方に注力しろ、スポーツ番組ならまだしもバラエティーなんかでチャラチャラしやがって的な批判でも展開するのかと思われるかもしれませんが、逆です

槙野さんが移籍してきてから、槙野さん本人を含め、浦和レッズ所属選手のテレビ出演が増えてます。どのくらい増えてるかって言うと、浦和レッズ公式サイトで告知されたものを単純に数えただけでも、去年の1月から数えて今日、2月1日現在までに延べ27番組。

VS嵐に出演した浦和レッズ選手
写真は浦和レッズ公式サイトから引用

具体的には下記のような感じです。GGRとか浦チャンみたいなレッズ専門番組はもちろん除外しています。

  1. テレビ東京 「neo sports」 (槙野、那須、関口、森脇、興梠)
  2. フジテレビ 「すぽると」 (森脇)
  3. NHK BS1 「Jリーグタイム」 (槙野)
  4. フジテレビ 「VS嵐」 (槙野、元気、ツボ、啓太、阿部ちゃん、柏木)
  5. 日本テレビ 「上田晋也のHERO×HEROインタビュー 2012年のスポーツ界の顔が大集合!」 (槙野)
  6. 日本テレビ 「中居正広の7番勝負!なでしこ・侍ジャパン・ロンドンメダリストと夢の対決SP」 (槙野)
  7. スカパー! 「マッチデーJリーグEX」 (槙野、元気)
  8. テレビ朝日 「やべっちF.C.」 (槙野)
  9. TBSテレビ「Jリーグ予報」 (阿部ちゃん)
  10. フジテレビ「すぽると!」 (阿部ちゃん)
  11. TBSテレビ 炎の体育会TV (槙野)
  12. TBSテレビ 炎の体育会TV (柏木、元気)
  13. BSスカパー!「フットボールクラッキ」 (阿部ちゃん)
  14. TBSテレビ 「SUPER SOCCER」 (柏木と槙野)
  15. NHK 「銀河へキックオフ!!」 (啓太と順大)
  16. フジテレビ 「すぽると!」 (阿部ちゃん)
  17. TBSテレビ 「NEWS23クロス」 (阿部ちゃん、槙野)
  18. CSフジテレビONE 「プロサッカーニュース」 (阿部ちゃん)
  19. テレビ朝日 「やべっちFC」 (槙野)
  20. 日本テレビ 「NEWS ZERO」 (槙野、元気)
  21. テレビ東京 「neo sports」 (柏木、槙野)
  22. NHK総合 「サタデースポーツ」 (阿部ちゃん)
  23. テレビ朝日 「Get Sports」 (元気)
  24. テレビ朝日 「やべっちFC」 (でじっちが行く)
  25. NHK BS1 「Jリーグタイム」 (槙野)
  26. フジテレビ 「すぽると!」 (槙野)
  27. NHKBS1 「プレミアリーグ」 (柏木 / ゲスト解説)

それに比べて、残念な方のペトロさんでおなじみ、2011年シーズンは2010年の12月~2011年の12月まで、同じく公式サイトで告知された選手のテレビ出演は 0件 でした。

もちろん、2011年は成績が色々と大変なことになってましたので、槙野が云々以前にテレビ出演オファーなんか来ないわ常識的に(ry 状態だったので単純な比較はできませんが(震災もあったし)、昨シーズンの躍進と、槙野や阿部ちゃんみたいにテレビ的に呼びやすそうな人達が加入したことが重なって(槙野が所属するホリプロさんのパワーっていう噂もありますが)、一気にメディア露出が増えたのが見てとれます。

で、最初の話に戻りますが、この流れは個人的にいいことだなと思ってます。

このブログで過去にこんな事書いてるんですよ↓

最近スタジアム動員数が減ったねっていう話に対してその原因はメディア露出が減ったせいで所謂ミーハー層の動員が減ったからだよ。って書いたわけですが、

2008年以降タイトルから遠ざかって、それに伴いメディア露出も減った(優勝争いしてないからスポーツニュースなどテレビで報道されないなど)のが一番の原因で、しかもそれで減ったのはレッズがお荷物って言われてた時代から応援してた所謂コアなサポの人達じゃなくて、2003年~07年(主に2006年~07年)にかけてのレッズ全盛期にブームに乗って埼スタに来るようになったライトなサポが、バブルがはじけて離れていっただけ

コアなサポ、熱心なサッカー好きは自分の好きなチームの試合を観に行くのに理由なんかないので、テレビで選手やチームが取り上げられようがなかろうがスタジアムに行きますよね(別にテレビ観戦でもいいんですが)。だってそれが生活の一部なんだもの。個人的に「何で毎試合、スタジアムまで応援に行くの?」っていう質問は「何で毎日ごはん食べるの?」って質問されるのと同じくらい愚問なわけです。

でもね、そういう人達だけが楽しめればいいっていう考え方ではサッカー文化って浸透しないし、サッカーが日本で盛り上がらなければJリーグも発展しないし、浦和レッズも強くならないわけです。コアサポな方々が、ヌルサポとか言って忌み嫌うゆるめのサッカーファンだけでなく、今までサッカーに興味がなかった層までもが普通にサッカーを見るようにならないとね。

で、そういう層が最初にサッカー選手、あるいは浦和レッズっていうチーム名を目にする場所として、やっぱりテレビの影響力って大きいと思うんですよね。最近はテレビ離れとか色々言われますけども。

だからスポーツ番組だけじゃなくて、バラエティーにも選手のコンディションに影響がない範囲であればどんどん露出したらいいと思いますよ。そこで「何かおもしれぇサッカー選手がいるな」とか、「浦和レッズっていうのかこの赤いチームは」とか知ってもらって、「じゃあ一回テレビでJリーグの試合を観てみるか」とか、「なんかサポーターが熱いらしいから、一度埼スタにサッカーを観に行ってみるか」とか思ってくれる人が増えたら、動員数も自然に増えると思います(ユニフォーム着てテレビに出ればクラブスポンサーさんも喜んでお金積んでくれるよ多分)。結果としてクラブの収入が増えれば補強もできるし、設備も整うのでいいことだよね。

今のところクラブが意図してかしないでかは知らんけどいい流れになってるので、今年の動員は去年に比べても伸びるんじゃないですか。

もちろん、先に挙げた記事でも書いたとおり、ライトな層ってのはチームが勝てない、あるいは有名な選手がいなくなったりすると真っ先に離れていくし、Jリーグ(あるいは国内外のカップ戦)でタイトルを獲る、あるいはタイトル争いに絡むような活躍をチームがしていなければメディア露出も増えないので本業のサッカーでしっかり結果を出すというのは当たり前に重要なんですが、サッカーだけじゃなく、クラブはメディア戦略ってのも同時にきちんと考えて動く必要があると思います(だからクラブ広報はきちんと仕事しろ)。

来年はワールドカップもあるし(6月のコンフェデ杯も楽しみだね)、国内でサッカー熱が盛り上がる要素はそろってます。そういう状況下で引き続きメディア露出をうまくやって流れに便乗すれば、Jリーグ人気も上がって、その中でウチが話題の中心(もちろんいい意味でな)になれるんじゃないですか。そうなったらいいっすね。

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