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等々力陸上競技場 アウェー川崎フロンターレ戦(Jリーグ第19節)

前試合、ナビスコカップを挟んでのリーグ戦、19節は、2週間前に埼スタで対戦したばかりの川崎と再び。今度は等々力でのアウェーゲームです。今日勝てて終われば、7月は公式戦負け無し(4勝3分け)っていうリーグ後半戦に向けてのいい流れをつかめる、そんな試合だったので絶対に勝ちたかったけど、見事1-0で勝ってくれました。こちらの得点は相手のオウンゴールだったけど、結果がよければ無問題ですね。

今日のスタメンは、バックラインは変わらず、両サイドが峻希くん、ヒラ、CBが永田、スピラコンビ。ボランチに柏木と啓太、トップ下直輝が先発で、左に元気、右にマルシオ、ランコ(デスポトビッチ)の1トップ。キーパーはレッドカードによる出場停止を前試合のナビスコカップ山形戦で消化した順大が復帰。ギシさんは順大のいない間いい仕事してたけど、ペトロの中でのキーパー順列は順大 > ギシさんで確定済みなんでしょうね。

ちなみに、個人的には今日のスタメン、布陣がベストじゃないかなって思います。ペトロ的に直輝に対する評価がどうなのかわからないけど、直輝がいることで明らかにボールが動くし、マルシオや柏木がそれと連動して機能するなど、その存在は大きいと思います。

また、ランコもチームに合流して間がないにも関わらず、すでにチームにフィットし始めていて、彼の的確なポストプレー、前線での溜めて2列目が押し上げる時間を作ってくれることで、攻撃の起点になっています。ターゲットマンとしてとてもいい働きをしてくれているのではないでしょうか。プレー時間が延びて、周りとの呼吸やテンポの合い具合が向上していけばかなり期待できると思います。

得点に関しては、結果、オウンゴールだったものの、直輝からの配球で柏木がフリーで前を向き、タイミング良くフリーランニングしたマルシオに絶妙なパス。ゴールに向かいつつ、さらにマルシオと競りながら相手ディフェンスがクリアしようとしたボールがゴールに吸い込まれました。

試合全体を見ると、川崎が押し込んでいる時間帯が多く、セカンドボールへの反応も川崎の方が優れていたので、無失点で抑えられたのはディフェンス面での集中力を最後まで切らさなかったこと、前線の選手も含めたハードワークのたまものでしょう。ここ数試合、負けてないというのもいいことですが、失点が非常に少ないというのはとても評価できることだと思います。

しかし守備が良くなってるとは言っても、最後のところでギリギリ個人が体張って守ってるとか、順大が当たりまくってるとか、そういう要素が大きいので、もう少し組織的に堅牢な守備ができるとひやひやする回数も減るんじゃないですかね。ほんと心臓に悪いのでその辺は徐々に改善お願いします。

特に後半、川崎が憲剛を投入してからは、彼を起点に攻撃を組み立てる川崎に対してほぼ防戦一方、直輝→達也の交代があった、後半20分ごろからはそれが顕著で、押し込まれまくって、ウチの攻撃はカウンターしかない状態になっていたので、観てる方としてはホント心臓に悪い試合でした。今日は直輝が交代直前にどフリーのシュートを外していて、これに関してはしっかり決めて欲しかった。あの時間帯に追加点が取れていればもっと試合は楽になったし、ペトロに対する直輝自身のアピールの面でもあれを決めるか外すかでは大きな差が出ると思われ。スタメンに定着するためにも。

直輝を下げて達也を入れたのは、サイドからの攻撃で追加点ってのを狙ってでもあると思うけど、達也の守備面での運動量に期待してというのも大きかった気がします。直輝、マルシオが流動的にスペースを活用して攻撃を組み立てるのと引き替えに、右サイドの守備で峻希にはかなりの負担がかかっていたように見えましたので、峻希の前に達也を置いて、その負荷を軽減すると同時に守備面での安定を図りたかったのではないかと。結果達也はほとんど守備しかしてない状態になってましたけど...

ま、攻撃力のある川崎相手にある程度押し込まれるのは仕方ないとして、無失点で抑え、しっかりアウェーで勝てたのは素晴らしいこと。次節は1週間空けてのホーム神戸戦。しっかり勝って連勝街道を進み、早いとこ一桁順位までいきましょう。

そういえば、神戸戦ではコットブスからJリーグに戻ってきた相馬崇人シェフが出てくるかもしれない(今節は軽いケガかなんかで休んでたみたいだけど)から彼との対戦も楽しみですね。もち負けねーけど。

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