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埼玉スタジアム2002 セレッソ大阪戦 (Jリーグ第26節)

直近、公式戦9試合負なしといい感じできているレッズ。天皇杯を1週挟んでのJリーグ26節は埼スタにセレッソ大阪を迎えての試合。セレッソは25節終了時で3位といい位置につけてるけど、ウチとの勝ち点差はわずか「6」。今日はきっちり勝って、勝ち点差を縮め、上位にしっかり食いついて行きたい大事な試合。

埼玉スタジアム2002 セレッソ大阪戦 (Jリーグ第26節)

結果的には気持ちよく勝ちきって、勝ち点3をゲット。これでウチから2位の鹿島まで勝ち点差が「5」と、首位の名古屋を見なかったことにすればものすごい混戦の終盤戦になってまいりました。

試合自体は両チームともポゼッションサッカーを指向するチーム同士の対戦で、攻守の切り替えも早く、序盤の主導権争いなど、見ていて面白い試合。前半立ち上がりからウチは柏木、萌の2人、さらに暢久、ツボが、セレッソのトップと、シャドー3人をしっかりケア。簡単に前を向かせないことで、セレッソに自由なゲームコントロールをさせず、徐々に主導権を握ると、前半10分過ぎ、前線から激しいプレスで俊希がボールを奪うと、元気→達也へと渡ったパスをダイレクトでフリーのエジへ。これをきっちりエジがたたき込んで先制。

ウチは全体として攻守の切り替えが早く、ボールを失った後も素早くチェイスして、奪い返す、あるいは相手の攻撃をしっかり遅らせるという動きがしっかり全体で共有され、さらに連動して実行できているところがとてもいい感じ。前半の途中までは数回のピンチはあったものの、ほぼ完全にゲームをコントロールして、ウチ、強いなって感じるくらいいい試合内容だった。

ただ、守備面でも貢献していた達也が接触プレーから高崎に交代すると、前線でのプレスが緩んだことから徐々にセレッソが主導権を奪い返し始め、押し込まれる展開に。ウチは前線でのプレスが緩んだせいでボランチ2人にかかる負担が増えて、さらに全体が引き気味になったので、その結果、前線と中盤の距離が空いてトップのエジや高崎にもボールが収まらず、なかなか攻撃の形が作れない状況に。達也の存在ってやっぱ大きいね。

とはいえ、1点リードしたまま折り返し、ただ後半もなかなかバランスが戻らず、ゲームを支配できない状態に。ちょっとよくないなと思いつつみていたら、後半30分過ぎに途中交代で入れた高崎を堀之内に交代(これは高崎にとっては厳しい結果だよね)。ホリをアンカーに入れて柏木と萌を少し前に出し、前線との距離を縮めてバランスをとりにいく感じかな…とか思ってたら元気がやってくれました。得意の左サイドから中に切れ込んでスーパーなミドルをたたき込み追加点。なかなかうまくいかずにジリジリしてたところだったので、本当にうれしい追加点だった。もうゴール裏はお祭り騒ぎだったよ。

その後もホリの投入効果からバランスがよくなり、セレッソの中盤をしっかりケアすることで自由に攻撃の形を作らせず、きっちり集中して完封勝ち。いやぁタフな試合だったけどしっかり勝ちきれてよかった。

課題としてはやはりコーナーなど横からくるボールに対する守備は高さがない分厳しい時がありますね。ま、それは言っても仕方ないかもしれないけど。あと、ゴール前までいい感じで攻めて、シュートで終わらずに最終パスとして出した横パスをカットされ→カウンターっていう状況が何度があったので、この辺は改善の余地ありなのかも。でも本当にウチのサッカーがいい感じに完成されてきたなって感じてすげぇ楽しいからあまり贅沢は言わない方がいいかな。

さて、お次はエコパで磐田戦。残り全部勝って上行くぞと。

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