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2024 Jリーグ 第13節 デンカビッグスワンスタジアム アウェー アルビレックス新潟戦

2024 Jリーグ 第13節 デンカビッグスワンスタジアム アウェー アルビレックス新潟戦

写真は「DAZN」中継映像から引用

前節はマリノスにしっかり勝利して、次の課題としては、今シーズンまだ一度もできていない「連勝」、そして今シーズンはイマイチ勝点が積めていない、アウェーで、しっかり勝点3をゲットできるかというところ。そんな中で行われる今節は、アルビレックス新潟との第13節。

今シーズンはホームでいい勝ち方したな、と思ったら次節にポロッと敗戦するみたいな感じで、なかなか戦績が安定しないまま前節までで11節、全日程の概ね 1/3 弱が終了しましたけども、幸いなことにリーグ全体では実力拮抗、圧倒的に連勝するチームがいないことで、いまだ首位との勝点差は一桁。

中盤戦から後半戦に向けてチームが本格的に機能し、上昇気流に乗ればまだまだ十分上をまくれる位置にいるので、その勢いをつけるためにも、アウェーとはいえ現状で下位にいる新潟さんをしっかり倒せるかは重要です。

スターティングラインナップ

2024 Jリーグ 第13節 デンカビッグスワンスタジアム アウェー アルビレックス新潟戦 スターティングラインナップ

スタメンは前節のマリノス戦から変更無し。前節負傷交代した石原さんが心配だったんですが、その心配をよそにしっかりスタメンに名を連ねるタフさが頼もしい。

右のSBは本当に人がいないので、石原さんが怪我とかするとあとはもうウガ頼みか、ショルツさんをSB起用みたいな話になるので結構大変。もちろん、無理はして欲しくないけれど石原さんにはなんとか頑張っていただきたい状況です。

ベンチには年代別代表から帰還の大畑さんが復帰。代表でもその圧倒的運動量と、強固な対人守備から前にスイッチ入れる推進力を見せつけてくれましたけれども、その力を浦和でも活かしてもらいたいところ。

対する新潟は、4-4-2 スタート。新潟はボール保持に拘るチームですし、相手の良さを消すというより、自分たちから試合をコントロールしにくるチームですので、ウチとしてはしっかりミドルゾーンより前でプレスをはめて相手のビルドアップを機能不全にさせつつ、素早く相手ゴール前に人数をかけて仕留めてしまいたいところ。

一方で、相手に主導権を握られて押し込まれるとかなり面倒な相手ですので、特に今シーズンのウチの傾向として運動量が落ちる終盤は引かされる状況に持ち込まれないかがポイントになりそう。できれば早い時間帯に先制して楽に試合を進めたい。

70分までで3点リード、快勝かと思わせておいてからの、残り20分で怒濤の追い上げ食らいきわどい試合展開に......

立ち上がりに圧力を持って試合に入ったのは新潟の方でしたが、その勢いをうまく外して先制したのはウチでした。左サイドで渡邊さんが相手とのフィフティな球際をうまく外した瞬間、裏のスペースに仕掛けたチアゴサンタナさんに絶妙なスルーパス。これをサンタナさんがドリブルで持ち出し、相手GKとの1対1を冷静に決めてさい先よく先制。

新潟のボール非保持は 4-2-3-1 でのブロック。2トップの1枚である小野裕二選手が最前線に1枚、長倉選手が2列目に落ちるような縦関係で、ウチの2CBに対して1枚しか出てこないのである程度最終ラインでのボール保持はやりやすかったというのは、前節マリノス戦と同様。

新潟の守備時の狙いとしてはやはりグスタフソンさんのところを2列目の3枚で完全にパスコース消して、ここを孤立させちまおうっていうところでしょう。特に長倉選手はグスタフソンさんをかなりタイトにマークしにきていましたので、グスタフソンさん自身がボールを受ける回数は少し制限される立ち上がりになりました。

結果として立ち上がりからグスタフソンさんはボールを受けに最終ラインに落ちる状況になりましたけども、代わりに大久保さんがグスタフソンさんが空けたスペースに落ちてきてボール触り、前を向いたところから渡邊さん→サンタナさんという流れでの先制点でしたので、相手の狙いをうまく外しつつ、裏を狙う形を作ったなと。この辺はここ数試合でかなりスムーズになったと思われる各自のポジションチェンジの流動性、連動性みたいなものが活かされた結果だと思います。

これで勢いに乗ったウチは、前線からの鋭いプレスで相手ビルドアップを規制しつつ、サイドで詰まらせる、もしくは蹴らせて回収という形でボール保持し、何度かの決定機を作りますが得点にはつながらず。

30分手前くらいでしたか、大久保さんがちょっと嫌な感じで膝を痛がって以降、彼のプレーに勢いがなくなって同時に新潟にかなり押し込まれる時間帯に。そこまでは「この勢いなら前半のうちに追加点獲って......」とか思って観てたたんですが、前半の終盤は「とりあえず失点せず、1点リードで折り返してくれ」っていう感じになりましたけども、この悪い時間帯に失点せず耐えられたのは収穫。

ハーフタイムに大久保さん→大畑さんとして渡邊さんをインサイドハーフに移動。大畑さんを左のSBに。渡邊さんのインサイドハーフがどこまで機能するか注目の交代となりましたが、65分、いいタイミングでハーフスペースを駆け上がりつつパスを受けた渡邊さんが、相手を引きつけるドリブルでうまく時間作りながら中央を縦に追い越したグスタフソンさんにラストパス。これをグスタフソンさんがしっかり決めて追加点を奪うと、その4分後にはサンタナさんが前線でボール奪取したところからフリーの前田さんにパスを通して3点目。短時間で一気に試合を動かし、普通ならこのまま試合をコントロールして快勝っていう流れを作ります。普通ならね......

グスタフソンさんのゴールが決まって2点差になったところで中島さんと敦樹さんを下げ、小泉さん(中島さんがいた左ウィングに)と安居さん(敦樹さんのポジションに)を投入。セーフティリードも築いたし、多少は敦樹さん、中島さんを温存する意味もあったと思いますが、その直後に3点差にできたので、後はうまく時間使いつつ...... とか思ってたら75分に失点。

グスタフソンさんがミスって中盤でボール失ったところからでしたが、石原さんがインサイドに絞って守備してたのと、新潟、左SBの早川選手のオーバーラップに前田さんが付いて行けずにフリーで前進されてしまったことで仕方なくショルツさんがサイドに出ますが、その空いたハーフスペースを長倉選手に使われたことで戻りながらの守備対応になった渡邊さんが相手のクロスを中途半端に触ってしまい、こぼれ球を押し込まれた形に。

大畑さんがペナルティエリア内に戻っていたので、渡邊さんが無理に触らなければはじき返せてたようには見えましたけど、まぁあそこはスクランブル状態だったので仕方ないかなと。

ただ、次の失点は相手スローインからのリスタートで集中が切れたのかボールホルダーに対しての寄せが遅れてドフリーでクロス上げられ、簡単に中で合わせられるっていう、安い失点。この失点については完全に防げた失点でしたので、マジで反省して欲しい。こういう失点の仕方は観ていてイラつくので。

1点差になってしまったことでイケイケ状態になった新潟の猛攻に、全体として運動量が落ちたウチは完全に押し込まれる流れに。今のウチは自陣に押し込まれる状況を長い時間作られるとその守備の特性上なかなか耐えきるのは難しい。なのでそういう状況にならないようにしたいんだけど、どうしても両サイドが下がらざるを得ない状況を作られるとサンタナさんも前線で孤立しちゃうし、悪循環になる。しかもアディショナルタイムなげぇしよ。

アディショナルタイム入ったところでグスタフソンさんが足攣って交代。さすがのヘグモさんもボール保持して時間を使うのは無理と判断したか、佐藤さんを投入し、最終ラインを3バックに変更して、後ろ5枚で守る形に変更。大畑さんと石原さんがウィングバック的な役割。なんとか前線から規制して入ってくるボールを限定しつつ、後ろで構えた5バックではじき返す。あぁなんで快勝だと思ってた試合がこんな競った、ドキドキハラハラのお腹が痛い試合になるのか...... アディショナルタイムなげぇし。

ところが最後の最後にパンヤさんが大仕事。残り時間も数分というところで右サイド、コーナーフラッグ付近で石原さんがキープに入ろうかなってところで、ペナルティエリアないでパスを受けに入ってきたパンヤさんに石原さんからのパス(パスというか、相手に当ててコーナーにでもなればって感じで蹴ったら相手に当たったボールがうまくパンヤさんのところに飛んでった感じ)。これをパンヤさんが相手より一瞬早く触ると、そのボールをクリアしようとした新潟のCB、遠藤選手がパンヤさんの足を蹴ってPK。サンタナさんがこれをしっかり沈めてこれで試合終了。

スコア的には 4得点、2失点と危なげなく勝ったようなスコアですけども、結構ギリギリでした。アブねぇ。

でも70分までの試合展開、得点の形など、チームとしてやりたいことが明確化され、さらにそれを再現性をもって実行することができはじめているのは感じますので、その点は個人的に評価しております。なかなか100点満点の試合っていうのは難しいですけども、あとはいい時間帯を少しでも長くしていければ自ずと結果も付いてくると思います。

ということで、今シーズン初の連勝。戦績も白星先行、勝点を「20」に乗せ、順位的にも6位まであげることができました。次は平日、水曜日のナイトゲーム、ホームで京都との対戦となります。順位的には京都も下位のチームですから、ホームでしっかり勝って3連勝といきましょう。

試合ハイライト

試合データ

観客: 24,652人
天候: 晴 / 気温 25.6℃ / 湿度 32%
試合結果: 新潟 2-4 浦和(前半0-1)
レッズ得点者: サンタナ(4分)、グスタフソン(65分)、前田(69分)、サンタナ(90+12分/PK)
警告・退場: -
主審: 笠原 寛貴 氏
順位: 6位(6勝5敗2分/勝点20/得失点差+2)

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