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2022 Jリーグ 第12節 三協フロンテア柏スタジアム アウェー 柏レイソル戦

2022 Jリーグ 第12節 三協フロンテア柏スタジアム アウェー 柏レイソル

写真は「DAZN」中継映像から引用

ACLの連戦もグループステージ突破という結果を持って無事ひと区切り、日本に戻ってきて再開する久しぶりのリーグ戦は第12節。ACL出場チームがセントラル方式で集められて戦っている間に、他チームは第11節までを消化。我々は第10節まで消化した状態でタイに遠征していますので、今節が第12節といっても、実際の消化試合数的にはリーグ戦、11試合目ということになります(第11節は5月18日に行われるマリノス戦で、ここで消化試合数が全チーム並ぶ感じになりますね)。

で、タイに遠征している間に周囲のチームが試合を消化したことで順位は下がって、今節開始時点で16位という状況になっていました。10試合消化して勝点「10」ですからそりゃそうでしょうね、という感じですが、ここからしっかり勝点を積んで上位に少しでも食いついていかなければなりません。そういう重要なリーグ戦再開の初戦、対戦相手は柏レイソル。アウェー、日立台での対戦となりました。

スターティングラインナップ

2022 Jリーグ 第12節 三協フロンテア柏スタジアム アウェー 柏レイソル スターティングラインナップ

さて今節のスタメンは、最終ライン左から明本さん、岩波さん、ショルツさん、馬渡さん。ダブルボランチに柴戸さんと平野さん、左のSHに関根さん、右にモーベルグさん、トップ下に江坂さんを配置し、1トップにシャルクさんを置いた 4-2-3-1 スタート。GKは西川さん。サブには知念さん、宮本さん、敦樹さん、小泉さん、松崎さん、松尾さん、そして彩艶さんが控えます。

現状、酒井さん、大畑さん、犬飼さんが負傷離脱中で、大畑さんは顔面の骨折、酒井さんと犬飼さんは足周りの怪我ということで3人とも重症。さらにユンカーさんもACLで手の指を骨折してしまっていますので、こちらもそんなすぐには復帰できないでしょうから、しばらくは彼らがいない前提でスタメンを考えなければなりません。

一方で、新加入してACLで本格的に出場機会を得、さらにゴールも記録したシャルクさんや、5ゴールをあげた松尾さんあたりには期待が高まるほか、知念さんや若手の宮本さんや安居さんなど、ACLでしっかり結果を出してくれた選手たちが、リーグ戦でどういう活躍を見せてくれるのかにも注目が集まるところ。さらにACL期間中に平野さんが復帰してさすがの働きを見せてくれたため、ボランチの人選も気になるところですが、今節はその平野さんが柴戸さんとコンビを組む形で先発し、シャルクさんをワントップに、モーベルグさん、江坂さん、関根さんが2列目から支える配置となりました。

対する柏は、最終ライン左から古賀 太陽選手、上島 拓巳選手、高橋 祐治選手。アンカーの位置に椎橋 慧也選手、左のWBに三丸 拡選手、右のWBに大南 拓磨選手を配置。前線はインサイドハーフに中村 慶太選手とマテウス サヴィオ選手、2トップに森 海渡選手、細谷 真大選手という並びの 3-3-2-2(3-5-2)スタート。GKはキム スンギュ選手。

2トップの一角に入った森 海渡選手は、前節の広島戦でプロ入り初ゴールを含む2ゴールをあげ、柏の逆転勝利に貢献した大卒ルーキー。デカいだけでなく足元のテクニックもある厄介な選手。コンビを組む細谷 真大選手もスピードとフィジカルがあって縦に速い柏のサッカーを象徴するような選手ですし、ここをしっかり抑えられるかはウチのディフェンスラインの重要なタスクとなります。

立ち上がり立ち位置で優位性を獲るも、得点し損ねてる間に相手に修正されて失速......

柏は守備時最終ラインを5枚にした、5-3-2 ブロック。前線2トップはそこまで前からハメに来るようなことはなく、基本的にはブロックを作って待ち構えるやり方。柏はそこまでポゼッションにこだわらないというか、ボール保持で良さが出るチームではない一方、奪ったら即座に相手最終ラインの裏に縦に速くという狙いが明確。ウチとしてはある程度ボール保持できることは想定内として、持たされた挙げ句、変なところで引っかかって柏にストロングポイントを発揮されるみたいな展開だけは避けたい。

ウチのボール保持時、ビルドアップは平野さんが相手2トップの背中を獲りつつ2CBを起点にスタート。柏は、2列目3枚のうち、両脇の2枚は比較的前に出て行くタイプ、かつアンカーが1枚なので、狙いとしてはこのアンカーの周辺で数的優位を作りたい。この狙い通り、江坂さん、さらに左サイドからインサイドに絞った関根さんが柏アンカーの両脇でパスコースを作って最終ライン、もしくは平野さん経由で縦パスを受けるという形は立ち上がりから作れていました。

左はインサイドに絞った関根さんの脇を明本さんが上がる形で相手WBをピン止め、右はモーベルグさんが大外を獲りつつ、内側を馬渡さんが使う形が基本になっていましたが、この辺の内、外の使い分け、ポジションチェンジに関してはうまくいってたんじゃないでしょうか。

問題はこれがうまくいってた前半の時間帯に効果的なフィニッシュまで持っていけなかった点でしょうか。時間の経過に伴い、アンカー脇に立つ江坂さんに対して柏は最終ラインから迎撃に出てくる形にシフト。これでなかなか江坂さんがフリーで前を向きにくくなってしまったことと、途中から関根さんがワイドに張って幅をとるようになったことで攻撃が外回りになりがちに。しかしそうなると後ろ5枚の柏に対してはなかなかスペースがない。

とはいえ、中間ポジションに立つウチのやり方で、柏ディフェンスにかなり負荷をかけたのは間違いなく、この辺は相手のイエローカードの数にも表れていたと思いますけども、柏が粘り強くハードワークしてきたため、決定機という点ではそこまで作れなかったのは残念。

さらに後半は柏が守備時、2トップの並びを縦関係にして中盤でのプレスバックを強化。運動量を落とさずハードワークを続ける柏に対してウチは徐々に運動量が落ちると終盤は逆に柏に押し込まれる形で得点の匂いがしない感じになってしまいました。

ウチの選手交代は68分に平野さん→敦樹さん、さらにモーベルグさん→松尾さんと2枚替え。81分にはシャルクさん→小泉さん、馬渡さん→宮本さんとリフレッシュしますが残念ながらこの辺の交代策がよい方向に出たという印象はなかったのが残念。これは84分の関根さん→松崎さんも同様で、すでに運動量で柏に上回られ、ウチの攻撃は停滞して押し込まれた状況で彼らの良さがでることもなく、時間を消費して終わってしまったなと。

結果的には両チームともスコアレスなまま試合終了。4試合連続ドローというなんとも評価が難しい結果になってしまいました。

なんて言うんでしょうね...... 悪くないんだけどよくもない、なんかひとつ物足りねぇなという。タイ遠征前にも言っていたし、ACLでも大邱FC戦などで露呈した、相手をある程度崩すところまではいくけど、最後、決めきる力がないというモヤモヤ継続という感じは非常にストレスが溜まりますねぇ。

悪くない試合してんだけどなんかひとつ足りないんだよな...... みたいなのどう解消するのか方法がわかりませんけども、モヤモヤしている暇もなく今週の金曜日からホームでの3連戦、しかも対戦相手が広島→マリノス→鹿島っていう非常に厳しい相手との連戦が待ってます。この3連戦、しっかり勝点を奪えるか非常に重要ですし、このホーム連戦で「勝利」に対する執着心、執念みたいのを見せて欲しいところ。

その辺に期待しつつ次節を待ちたいと思います。

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試合ハイライト

試合データ

観客: 13,418人
天候: 曇 / 気温 19.7℃ / 湿度 42%
試合結果: 柏 0-0 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 江坂(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 松尾 一 氏
順位: 14位(2勝4敗5分/勝点11/得失点差+1)

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