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天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) たけびしスタジアム京都 京都サンガF.C.戦

先週末はホーム駒場でリーグ戦を戦い、中3日となる水曜日に行われるのは、京都に移動しての天皇杯4回戦。勝てばベスト8進出となるラウンド16の戦い、対戦相手は京都サンガF.C.です。

京都は今シーズン、J2リーグを戦っていますが、現時点で勝点「51」、2位の昇格圏に付ける好調なチーム。今シーズンから指揮を執る曺貴裁監督のもとで運動量をベースにしたアグレッシブなサッカーを展開しています。ラウンド16くらいになると対戦相手もカテゴリーが下とはいえ、J2の上位だったり、みたいなちょっと気を抜くとやられかねない相手との対戦になりますので侮れない。

国内3タイトル、すべてに可能性を残している現在、これをできるだけ長く維持するためにもしっかり勝って続くリーグ戦につなげたい一戦となりました。

天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) たけびしスタジアム京都 京都サンガF.C.戦

写真は「スカパー!オンデマンド」中継映像から引用

スターティングラインナップ

天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) たけびしスタジアム京都 京都サンガF.C.戦 スターティングラインナップ

さて今日のスタメンは、最終ライン、左からウガ、槙野さん、岩波さん、酒井さん。ダブルボランチに伊藤(敦)さんと平野さんを配置。左SHに大久保さん、右に関根さん、トップ下に江坂さん、1トップに明本さんを置いた 4-2-3-1 スタート。GKは西川さん。サブのメンバーとしてはショルツさん、汰木さん、柴戸さん、金子さん、達也さん、興梠さん、それに彩艶さんが控えます。

前節、リーグ戦からは中3日でのアウェーゲームでしたが、スタメンの入れ替えは右のSHを達也さん→関根さんに、左のSBを西さん→ウガに変更したのみであとは鳥栖戦と同じスタメンでのスタートとなりました。ユンカーさんが練習中の骨折(頬骨)で離脱中。小泉さんもコンディションが上がらない中、夏の新加入選手が即戦力だったおかげで戦力的には保てている感じではあります。

対する京都は最終ライン、左から黒木 恭平選手、本多 勇喜選手、長井 一真選手、白井 康介選手。アンカーの位置に三沢 直人選手、2列目に福岡 慎平選手、中野 克哉選手を配置し、最前列の左に荒木 大吾選手、中央に李 忠成選手、右に中川 寛斗選手という並びの 4-1-2-3。GKは清水 圭介選手。

京都の普段の試合をあまり見ていないのであれなんですが、スタメン的には結構入れ替わってたんですかね。最前線の中央はリーグ戦ではピーター・ウタカ選手が務めることが多いと思いますし、アンカーは川崎 颯太選手、CBもヨルディ・バイス選手が起用されているケースが多そうですが、この辺はリーグ戦との兼ね合いもあってか人の入れ替えが行われていました。

相手を引き込んで裏っ返すができた前半
後半は苦しむも準々決勝進出ミッションはコンプリート

試合が行われた、たけびしスタジアム京都(西京極)は、試合開始時は雲の切れ間に青空も少しだけのぞく程度の曇り模様でしたが、ここ数日の大雨の影響はピッチにまだ残っている状態。試合映像でもピッチの中央付近は水が溜まって選手が走ると水しぶきが上がるくらいのコンディションでしたので、ショートパスを繋ぎたいスタイルのウチとしては少しやりにくい状況。

それもあってか、普段なら繋ぎに行くような状況でも、比較的安全策をとって裏に蹴るっていうやり方をしていて、この辺は多少ボール保持を捨てても、変な事故(水の影響でパスが止まったりズレたりしたところからショートカウンター喰らうみたいな)が起こらないようには配慮した戦い方をしているように見えました。

また、守備ブロックの作り方も、基本的には明本さんと関根さんが最前列に残る形の 4-4-2 を基本にはしていましたが、相手2CBがボール保持してビルドアップしている状態では、明本さんが相手のアンカー(三沢選手)を消しつつ、関根さんは中盤4枚の右側に落ちるような形で 4-5-1 のようなブロックを作り、相手のSBを捕まえに行くような守備の仕方をしていて、この辺は対京都ということで相手ビルドアップに対して配置でハメるために準備してきた部分なのかなと。

この狙いは少なくとも前半から後半の立ち上がりの時間帯に関してはうまくハマっていたように見え、前半の早い時間帯に先制できたこともあって試合を優位にコントロールすることができていました。

こちらのビルドアップに関しては、前述の通り、ピッチコンディションのこともあって難しい部分はあったと思いますが、京都が前線の3トップ+2列目の2枚を合わせた計5枚で前から積極的にプレスをハメに出てきてくれたこともあり、狙い通り、うまく自陣に相手のプレスを引き込んでおいてから、相手アンカー周辺のスペースで江坂さんや明本さん、あるいはボランチがよい立ち位置を獲ってボールを引き出す回数も多く、中央で起点を作ってから両翼の大久保さん、関根さん、あるいは後ろからサポートしたウガや酒井さんを使ってアタッキングサードに侵入することができていました。

結果としてコーナーキックの回数も多く、得点はこのコーナーキックから15分に岩波さんのヘディングシュートが決まったもの。

左サイドからのコーナーキックにキッカーは大久保さんでしたが、ニアサイドにうまくマークを外しながら走り込んだ岩波さんがちょっと窮屈になりながらもうまく頭に当ててゴールに飛ばしたシュートは、京都GK、清水選手が弾いたものの、カバーに入っていた味方選手(三沢選手)に当たってゴールに吸い込まれる形。

濡れたピッチの関係でボールは濡れていたと思いますので、ファンブルを気にしてGKの清水選手は弾くことを選択したんだと思いますが、運悪く弾いた先に味方選手がいたって事で、ラッキーな形ではありましたがいい時間帯に先制することができました。

試合の流れが少し変わってしまったのが62分に京都の選手交代でイスマイラ選手が投入された後。イスマイラ選手は今シーズン夏の移籍でJ3、福島ユナイテッドFCから完全移籍で加入した、U-17ナイジェリア代表でのプレー経験も持つ長身の若手FWですが、この選手が長いストライドとスピードを活かしてウチの最終ラインに積極的に駆け引き。

スピードでは劣る最終ラインが裏のスペースのケアを気にしてラインが下がったことと、これで生じた最終ラインと2列目の間のスペースを活用し、京都の両SBが幅を獲りつつウチの2列目と最終ラインの中間ポジションでボールを引き出すと、そこから斜めに最終ライン裏に楔を入れるプレーを増やしてきたことで受けに回る時間が増える展開に。

こちらも65分に大久保さん→達也さん、76分には江坂さん→興梠さん、さらに敦樹さん→柴戸さんとして、前線でボールの収まりどころを作りつつ中盤でのボール奪取力を強化、サイドでの攻守における運動量、縦への推進力を足して何とかラインを押し返そうとしますがなかなかボール保持する時間を作れず耐える時間帯のまま試合は終盤へ。

89分にはこの日攻守に走りまくっていた関根さんを汰木さんにして時間を作れる選手と投入。同じく前線で身体はり続けた明本さんをショルツさんとして守備面を強化しながら何とか1点を守り切り勝利。無事準々決勝進出を決めてくれました。

セットプレーを含め、何度か決定機もあったので、そこで追加点が奪えればもう少し楽な展開になりそうでしたけども、1点を追って前掛かりになる京都に対して押し込まれる展開になってしまったことで少しヒヤヒヤする終盤でした。とはいえトーナメントは勝ってなんぼ。しっかり次のステージに駒を進めてくれたことで結果オーライとしましょう。

さて、次は週末にアウェーでのJ1リーグ、徳島戦です。リーグ戦での連勝をできるように期待しましょう。

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試合ハイライト

試合データ

観客: 3,416人
天候:曇り / 気温 27.6℃ / 湿度 72%
試合結果:京都 0-1 浦和(前半0-1)
レッズ得点者:岩波(15分)
警告・退場:-
主審: 飯田 淳平 氏

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