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ACL 2016 グループステージ 第1節 埼玉スタジアム2002 シドニーFC戦

今年もシーズンが始まりましたね。シーズンオフになるとこのブログはほぼ更新しなくなるのでめちゃくちゃ久しぶりに書きます。といっても試合終わってからレビュー書く時間がなくて少し時間が空いてしまったので簡単に。

ACL 2016 グループステージ 第1節 埼玉スタジアム2002 シドニーFC戦

さて、今シーズン初の公式戦となるこの日のスタメンは、最終ラインが森脇、永田、槙野の3人。ボランチは阿部ちゃんと青木のコンビ。両ワイドに関根とウガ。2シャドーに武藤、ウメ。ズラタンのワントップ。GK西川さん。

キャンプ中から、今年はどういう布陣になるのかなってのが楽しみだったわけですが、新加入選手はスタメンには入らず、去年とほぼ同様の並びに、リベロを永田さんに代えた形。これはACLということもあって高さ対策もあってのことではないかと思います。

ちなみにベンチには興梠、柏木、那須、橋本に加え、新加入の遠藤、駒井も名を連ね、この辺がどういう感じで途中から入ってくるのかなというのも楽しみな試合。中2日でJリーグ開幕戦となる柏戦(アウェー)があるので、その辺も考えると、後半途中から柏木さん、興梠さん辺り(多分柏戦ではスタメンでしょ)は試合勘のためにも出してくるだろうなというのは予想できましたが、遠藤さん、駒井さん辺りは見られるかな~と。

で、相手のシドニーFCは、普段の試合見てないから知らん。どんなサッカーするのか全く事前情報なしで見たわけですけども、気がつけば監督がアーノルドさんってことで彼が仙台の時に1回やったね(その試合のレビュー。このあと彼、仙台をクビになった・・・)。

基本的には守備時、5バックにして、5-4-1でブロック作ってコンパクトに。うちの前線をそこで監視しつつ、縦に入ってきたところを引っかけてカウンターみたいな狙いは見えましたけど、前線に大して怖い選手がいないのもあって、緊迫した感じにはなりませんでした。

ウチはウチで、立ち上がりこそサクっと武藤さんが先制点を奪っていいスタートをしたものの、初の公式戦ってこともあってかミスが多く、また、ボランチに入った青木さんのポジショニングが低い位置やサイドに逃げてしまうので(これ去年以前も同じこと言ってる)前後分断して縦にくさびが入らず、いい形で攻撃のスイッチが入らない展開。

最終ラインから裏抜けに対するロングフィードは出るものの、なかなかそれだけでは攻撃にバリエーションが出ず、相手ディフェンスもラインコントロールはしっかりしていたのでほぼチャンスにならず。正直つまらん試合になりましたし、相手が少しウチのやり方に慣れて以降は、逆に押し込まれる時間帯もあってなかなか思い通りにならない展開で前半は終了。

後半は61分にウメ→興梠さんとすると、早速興梠さんがPKゲット。相手に当たってこぼれたボールが微妙な位置に転がったことで相手GKとのボール奪取競争になりましたが、相手GKが触る直前にちょこんとボール触っておいてから手に引っかかって派手にぶっ倒れるっていう見事なPKゲット職人ぶりはさすが。これを自ら決めて追加点。

その後はウチの運動量が落ちたこともあって何度かチャンスを作られますが、西川神がいつもの大活躍でシャットアウト。見事に初戦で勝点3をゲットしてくれました。

後半の選手交代は75分に青木さん→遠藤さんで期待の新加入選手がプレー時間は短いながらも浦和デビュー。87分には武藤さん→柏木さんとして、彼をシャドーで使っていましたが、遠藤さんが入ったことで今年は柏木さんを1列前で使うケースも増えるかもしれません。

阿部ちゃん、遠藤さんのボランチ、柏木さんがシャドーってなるか、柏木さんボランチの場合は遠藤さんをリベロの位置に下げるっていうのもあると思うので、この辺がどういう風に機能して相乗効果を出せるのか、今から楽しみです。そういう意味ではシャドーも最終ラインも今年はますますスタメン争いが熾烈っすね。

いつも通りのミシャさんなら、春先はいろいろ組み合わせ変えると思いますけども、夏ごろには徐々に、あぁ、このメンツがファーストチョイスなのねっていう選手がある程度固定してくると思いますが。誰が出てもチームとして同じパフォーマンスが出せるようにしてもらいたいものです。

最後、気になったところ。

まず、ミシャさんが今年は前からプレスかけて行くぜ的なことをインタビュー等で言ってましたが、確かにその意図は明確に見られましたね。かなりアグレッシブに前からプレスかけてましたし、攻守転換も早く、奪われたらすぐに奪い返すっていう意識がチーム全体に見られました。

とはいえ、誰かがプレスに行ってできたスペースのケアという点ではまだ雑なところも見受けられましたので、守備がハマっているウチはいいんですけども、外された時のリスク、あと後半、運動量が落ちてから、中途半端にプレスに行ってスペース使われるみたいのが何回かありましたので、この辺のチームとしての行く、行かないという判断や運動量が落ちる終盤、あるいは夏場にどういうコントロールをするのかは課題かと思います。

さて、とりあえずよいスタートを切れましたので、そこは最大限評価するとして、次はJリーグの開幕戦になります。

恐らく今日のスタメンに、興梠、柏木、遠藤さん辺りが加わるスタメンじゃないかなと。上にも書いたとおり、遠藤さんをボランチで使うなら柏木さんをシャドーに入れて、リベロに那須さん辺りといういつもの3バックにするかもしれませんし、遠藤さんをリベロで使うなら、柏木さんボランチで興梠さん、武藤、ウメのトライアングルかもしれません。

その辺、どういう組み合わせで来るのかも今から楽しみですが、とりあえずいい結果が出るようにサポートしていきましょう。ということで今年もよろしくお願いいたします。

試合データ

観客: 19,500人
天候: 曇り
試合結果: 浦和2-0シドニーFC(前半1-0)
レッズ得点者: 武藤(8分)、興梠(65分)
警告・退場: 永田(警告×1)
主審: アリ・アルカイシ 氏

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