Keep on Jumpin'

3連勝で迎えた前節から中2日でのアウェーゲームは新潟と。新潟とはここ数年、対戦成績的には負けなしと相性がよい状態ですが、毎度楽に勝たせてはもらえない相手。リーグ戦も残り今節を含めて10試合となり、負けられない対戦でしたが、今回も内容的には厳しいゲームながら、きちんと勝点3をゲットして帰ってくることができました。

今日のスタメンは最終ラインに森脇、那須、槙野。ボランチが阿部ちゃん、啓太のコンビ。両ワイドにウメと関根。2シャドーに柏木と李、興梠のワントップ。GKは西川。マルシオさんが久しぶりにベンチ入り。ウガ、ヒラをお休みさせて、ウメと関根でスタート。

新潟は前節、広島さんとウチの予行演習済みの3バックでシステムを合わせてくる策。守備時は5バックにしてしっかりブロックを作りつつ、中盤でボール奪った後はワントップの指宿選手をターゲットにカウンターを狙う策でしたが、これが立ち上がりから結構ハマっていて、チャンスの数では新潟の方が多いような、ウチにとっては我慢の試合展開。新潟は運動量も豊富で、マンマークで対人のところも激しくきていたので、なかなか崩すのは容易ではない流れになりました。

ただ、そんな中でも焦らずしっかり先制点を獲れるのが今のウチの強さ。22分に最終ライン、阿部ちゃんからのロングボールに対して相手ディフェンスラインの裏に抜けた関根が、ダイレクトで中央に折り返すと、それを興梠がゴールに流し込んで先制。関根くんのスピードを活かし、ワンチャンスをものにしてくれました。

興梠さんはこれで今季、10ゴールと2桁に乗せました。また、興梠はJ1通算250試合出場の記念で、しかもこのゴールがJリーグ通算18,000ゴールだったそうで、さすが興梠さん。持ってます。

とはいえ、前半、作ったチャンス的には新潟の方が多く、今回も新潟の決定力不足と、西川さんのビッグセーブに救われた感じですが、そのまま1点リードで後半へ折り返し。

後半は立ち上がりの5分に、関根が中に絞って作ったスペースに森脇がオーバーラップすると、そこに絶妙なフィード。これを森脇が持ち出してゴール前に迫ると、素晴らしい切り返しで相手ディフェンスのスライディングをかわしてシュート。これが見事に決まって追加点。

その後、新潟は4バックにして前線を2トップ（4-4-2）にしてきますが、これに対してウチも興梠→青木、続けて啓太→永田さんとして対応。興梠は連戦ということもあって温存だと思いますが、青木を入れて3ボランチ、中盤を厚くする策。さらに、柏木もマルシオに交代。新潟に押し込まれるシーンもありながらも、最後のところはしっかり体を張って決めさせず、そのまま2点リード、無失点で試合を終えてくれました。

内容的にはけっしてよいとはいえない試合でしたが、優勝を狙う上では、こういう厳しい試合でも勝点を確実に積むというのが重要ですので、こういう難しい試合でもしっかり勝てたことは高く評価していいんじゃないでしょうか。

さて、これでチームは4連勝。次節は連戦ですが、土曜日にアウェーでセレッソと。セレッソも残留争いまっただ中で勝点を取りに必死で向かってくると思います。下位とはいえ、楽な相手ではありませんが、ここをきっちり勝ちきって、ホームでの徳島戦につなげたいですね。

あとは、今日も興梠や柏木を途中交代させて温存しましたけども、そろそろ警告累積での出場停止や、1シーズンの疲れが溜まってきての負傷など心配な終盤になってきました。リーグ戦も残り9試合になってここから選手達も最後のひとがんばりという時期。サポも最後まで後押ししていけたらいいですね。

おまけ

今日は指定席からだったので、普段、ゴール裏の時よりゆったり目に、スタジアム周りでふらふらしてたりしたんですが、初代アルビタクシーとか、

達也の（写真の）写真撮ったり、

新潟名物、笹団子のアルビレックス版、「笹だんゴール」をゲットしたりして楽しめました。

あと、入場ゲートではおにぎりくれたり、新潟さんはいつもアウェーサポにやさしいね。ごちそうさまでした。

試合データ

観客： 28,303人
天候： 晴れ
試合結果： 新潟0-2浦和（前半0-1）
レッズ得点者： 興梠（22分）、森脇（50分）
順位（第25節終了時点）： 1位（16勝4敗5分/勝点53）
警告・退場： 永田（警告×1/ラフプレー）、梅崎（警告×1/ラフプレー）、青木（警告×1/遅延行為）
主審： 村上 伸次 氏