2014 Jリーグ第23節 エコパスタジアム アウェー 清水エスパルス戦
前節はホームで降格圏に低迷している相手とはいえ、大宮に対して4-0の完勝。ナビスコカップは惜しくも敗退ししまったものの、リーグ戦では首位をキープし、タイトルに向けて一層の勢いに乗って行くには重要な今節、アウェー清水戦でしたが、結果はリーグ戦3試合連続となる4得点で快勝して帰ってくることができました。
今日は指定席(メインスタンドのSS指定)から見てたんですが最前列でちょっとピッチレベルに近すぎたのと、アウェーのサイドスタンド寄りの席(目の前がコーナーフラッグな感じ)だったので試合的には見づらかったんですが、とはいえ、家を出る時間が少し遅くなったことで朝っぱらから東名高速がものすごい渋滞してたのにハマって、エコパについたらもう試合開始1時間前を過ぎていたのでそこは指定で助かりました。ゴール裏だったらお昼ご飯食べてる余裕とかなかった...
さて、今日のスタメンは最終ラインに森脇、那須、槙野。ボランチが阿部ちゃん、啓太のコンビ。両ワイドにウガとヒラ。2シャドーに柏木と久しぶりに李が先発で入り、興梠のワントップ。GKは西川。
前回、清水との対戦だったホームゲームは無観客試合でしたので、今年は初の通常対戦ってことになりますね。その間に清水は監督が替わっています(ゴトビさん→大榎さん)。
清水は立ち上がり、少し前からプレスをかけてはきたものの、基本的には守備時は 5-4-1 でブロックを作って守る、所謂ウチ対策でしたが、こちらもその守り方にはかなり慣れてきていることもあって、前線の3枚が頻繁にポジションチェンジをしつつ相手のディフェンスラインギャップを作りつつ、縦への楔を起点にワンタッチプレーを織り交ぜて崩しにかかる、さらにサイドもウガが中に絞ったスペースに槙野が入ってきたりと比較的狙い通りに試合を運ぶことができていました。
ただ、開始15分くらいに、確か李だったと思いますが、中盤でドリブル仕掛けたところで引っかかって、清水のカウンターを喰らったシーン。大前選手がうまくウチのディフェンス2人(那須さん、槙野)を引っ張りながらニアに入ってきたファーサイドでノヴァコヴィッチ選手がフリーでクロスに合わせたシーンは目の前でしたけど「あぁ終わった」ってなりました。
運良くノヴァコヴィッチ選手のシュートはクロスバーに当たってくれたので失点にはなりませんでしたけど。あれが決まってしまっていたらちょっと試合の流れはわからなかったかもしれませんね。それくらいきれいにカウンターで崩されました。清水の前線はカウンターから一発で得点する能力に関してはJの中でもかなり高いので、ああいうシーンを作られるとやられる可能性が高い危ないシーンでした。
ただ、そこをしのいだことで流れはウチに。先制点は少しラッキーな形でしたが、森脇のミドルが豪快に...ではなくコロコロと清水ゴールに吸い込まれてのもの。清水GKの櫛引選手にとってはシュートコースにいた李が少しブラインドになったのか、森脇のシュートがもっと強くまいてくると思って逆を突かれたのかはわかりませんが、反応できずにそのまま入ってしまった形。
とはいえ、シュートまでの流れは素晴らしく。縦の楔を興梠がスルーして李が受けたところでターン。そのままゴール前に運んでサイド→戻したところに森脇→シュートという流れで、うまく清水ディフェンスを揺さぶって森脇がドフリーでシュートを打てる状況にすることができました。
さらにその6分後には追加点。この2点目は本当に素晴らしいゴールで、ウチの狙い通りの得点だったと思います。
清水は失点したことで少し前掛かりにプレスをかけてきましたが、前線のプレスに対して全体が連動せずに陣形にギャップができていました。そこをうまく後方のパス回しでいなしてからの、そのタイミングでうまく相手ディフェンスラインと駆け引きして裏に抜け出した李に縦パス。李がフリーで抜け出すと、GKとの1対1を落ち着いて決めてのもの。
西川のところまでプレッシャーをかけられた状況でしたが、そこを全く慌てず、落ち着いてつなぐと、追ってくる清水の前線を数度のワンタッチパスでうまく外してフリーになった逆サイドへ展開。その瞬間には清水ディフェンスラインが前線のプレスに連動してラインを上げていましたが、逆にそのスペースをうまく使って李が抜け出す形となりました。
早い時間に追加点が取れたことで、試合の流れを完全にウチに持ってくることができたのは大きかった。そのまま2点リードして後半へ。
後半はセットプレーから槙野が3点目。その数分後の76分に、コーナーキックから平岡選手に決められた失点は東京戦でもやられたニアサイドで合わされたものですが、ここはちょっと修正してもらいたいところ。もったいない失点ではありました。
ただ、その後、アディショナルタイムには相手GKのミスキックから興梠がGKと1対1に。そのまま決めてくれればよかったんですがシュートはGKに一度はじかれるものの、そこにカバーに入った相手ディフェンスに跳ね返ったボールが当たってそのままオウンゴールという少しラッキーな形で4点目が入り。そのまま試合終了となりました。
ということで、1失点はすこし余計ではありましたが、しっかり4得点して勝点3をゲット。鳥栖、鹿島などが同日敗戦したことで少し勝点差も開いてありがたい感じになりました(とはいえ2位の川崎とは勝点4差)。次はホームに戻って柏戦。前回対戦のアウェーでは負けていますので、きっちり借りを返して3連勝といきましょう。
おまけ
試合終了後のゴール裏の感じ、ビデオ撮っておいた。
試合データ
観客: 19,059人
天候: 晴れ
試合結果: 清水1-4浦和(前半0-2)
レッズ得点者: 森脇(22分)、李(28分)、槙野(72分)、オウンゴール(90+1分)
順位(第23節終了時点): 1位(14勝4敗5分/勝点47)
警告・退場: 柏木(警告×1/ラフプレー)
主審: 木村 博之 氏
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