Jリーグ第22節 エコパスタジアム アウェー 清水エスパルス戦
いやー気持ちいい完勝でしたね。今日は都合が合わなくて現地、エコパに行けなかったんですけど、現地組の方々も気持ちよく帰ってこられたんじゃないでしょうか。ということで、今回はテレビ観戦なので簡単に触れます。
前節大分戦は、20分、しかもシュート3本で3失点っていうミラクル(いや笑えないけど)失点をやらかしたところからの、4得点でひっくり返して劇的な逆転勝利でしたが、今回はそういうバカ試合にならないように、先制点を取ること、あときっちり完封して勝って欲しかった試合。その通り、きちんと先制して、さらにいい時間帯に追加点、そして無失点っていうほぼ完璧な出来で勝点3を取ってくれました。よかったよかった。
今日のスタメンはいつもと変わらず、最終ライン、森脇、那須、槙野。ボランチに啓太、阿部ちゃんのコンビ。トップ下に柏木と元気。両ワイド、ウガとヒラ。興梠ワントップ、GKは順大。
清水は 4バックシステムですが、特にウチにあわせて守備陣形を取ってはこなかったので、中央に関しては4バックとボランチが柏木、元気、興梠のところをきっちり消しにきつつも、サイドは比較的スペースありっていう立ち上がり。前プレはそれ程かけてこず、トップの選手が散発的にウチの最終ラインに対してプレスかけてくるって感じだけど、そこに連動性はないのでほぼアリバイ守備。
中央に関してはかなりケアされてたので、なかなか中央で縦に楔をというのは難しかったですが、最終ラインやボランチから、サイドのウガに大きめのサイドチェンジでその空いてるサイドのスペースを使ってっていう形が特に前半は効いていました。
その中から、前半7分には先制点。ウガのクロスを柏木がペナ内でうまく胸トラップすると、そのまま反転してシュート。かなり難易度の高いシュートでしたがきれいに決まって待望の先制点。さらにその数分後にはコーナーキックから那須さんがおしいヘディングシュートを放つなど、押し込みつつ立ち上がりの時間帯はウチがうまく試合をコントロール。
また、27分には、那須さんからの裏へのロングフィードに抜け出したウガが、絶妙なトラップから抜け出すとキーパーと1対1でシュート。これはキーパーに当たってこぼれるも、そこにきっちり詰めていた興梠が無人のゴールに流し込んで追加点。いい時間帯に追加点が奪えて、ここまで完璧な流れ。
今日の試合では、ウガが中に絞っていって、それでできたスペースを槙野や、ポジションを入れ替えた元気がうまく使うなど、ウガの動きとそれに連動した攻撃がとてもよく機能していました。1点目もウガが中央に切り込みつつ上げたクロスがアシストになったものですし、2点目は、いつの間にか中央にポジションを取ったウガが裏に抜け出しつつボールを受けたのがきっかけ。今日のウガの働きはMOMに値するものだったと思います。
基本的に清水はボールを保持して繋ぐのか、前線で高さのあるラドンチッチをシンプルに使うのかというところであまりはっきりした意図が見られず、中途半端だったってのもありますが、ラドンチッチに対しては那須さんが鉄壁マークでほとんどポストプレーもさせていたなかったため、その辺で怖さを感じるシーンはほぼなかったかと。あったとすればセットプレーだけですかね。
ウチが2点リードで折り返した後半は、さすがに追いつかないと行けない状況の清水が前線からプレスかけて圧力を高めてきましたが、ウチも焦ることなくうまくいなして時間を使いながら試合をコントロールし、後半の立ち上がり15分くらいをしのぐと、そこからは清水の運動量も落ちて単発でサイドに良い形で展開されるみたいなことはありましたが、厚みのある攻撃ではなかったので、最後のところは集中してはじき返し、そのままきっちり無失点で終わらせてくれました。
ウチの選手交代は、71分に元気をマルシオ、79分にヒラを関口と交代。さらに終盤、85分には啓太を暢久に交代して試合をクローズ。中3日の次節に向けて、多少の温存もできたかなと。
ただ、ちょっと気になったのは関口さん。彼が交代後の体力的アドバンテージを活かして、良い形でサイドでボールを受ける、そこまではいいんだけど、その先、数回のチャンスでことごとくクロスを相手に当てる(しかも当たったボールは相手に渡ってそこから逆襲を喰らうっていう)っていうのがあって、なんかそこはきっちり上げきるなり、1対1なんだから仕掛けてチャンスを演出する、あるいは最低限コーナーキックを取るなりして欲しかったな~っていうのが正直なところ。もっとできる人だと思うんですけども。文句とかじゃなくて、彼は途中出場でうまく結果が残せてない感じがするのが気になるなっていう。
ま、それはいいとして、とにかくアウェーで素晴らしい勝ち方ができましたのでこれを次につなげましょう。
さて、同日、マリノスは鹿島に敗れ、勝点0、広島も大分に引き分けて勝点1にとどまったため、ウチの順位は変わらないものの、1位からウチまでの勝点が、44 → 44 → 43 と1試合でひっくり返る距離に縮まりました。この状況で次はマリノスが相手。ここできっちり勝てるかが、今年、タイトルをとれるかってところに大きく影響すると思いますので、水曜日は必ず勝点3がとれるようにきっちりサポートしましょう。
試合データ
観客: 21420人
天候: 晴れ
試合結果: 清水0-2浦和(前半0-2)
レッズ得点者: 柏木(7分)、興梠(27分)
順位(第22節終了時点): 3位(13勝5敗4分/勝点43)
警告・退場: -
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