Jリーグ第8節 埼玉スタジアム2002 清水エスパルス戦
ゴールデンウィークの初日は快晴の埼スタで、清水エスパルスを迎えてのJリーグ第8節。この試合は山田暢久選手のJリーグデビュー20周年記念マッチと言うことで、南広場の方では色々と展示があったり、ここは勝って暢久さんの記念試合に華をそえたかったし、前節負けてるので連敗はなんとしても避けたかったんだけど... 負けたよ!
あと、暢久さんの偉大な記録の前に隠れがちですが、興梠さんもJリーグ出場200試合目ってことで、おめでとうございます。
今日のスタメンは前試合、ACL、広州恒大戦と同じ、最終ライン、森脇、那須、槙野。ボランチに阿部ちゃん、啓太。両ワイドにヒラとウガ。2シャドー柏木、マルシオ。興梠のワントップ。GKは順大。
大宮戦で負傷の元気は精密検査の結果、肝臓挫傷ってことで、復帰は早くて6日のアウェー、セレッソ戦。ウメも軽めとはいえ、肉離れとのことで、復帰まではもう少しかかりそうな状況。その分、ヒラとマルシオさんにはがんばっていただきましょう。
今日の試合は、基本的にウチがほぼ主導権を握ってゲームを進め、チャンスも多く作るも最後のクロス、フィニッシュのひと工夫に欠け、1点が遠かった試合。逆に清水はほぼ攻撃の形を作れてなくて、戦術、バレーって感じのとにかくバレーに縦ポンあとよろしくサッカーだったけど、そのバレーにカウンターから決められてそのまま逃げ切られるっていう、イライラする内容でした。
清水は、バレーをトップにおいた4-2-3-1。バレー以外は全員で2ラインを作って、中央に人数をおいて、柏木やマルシオ、興梠のところで起点を作らせないというか、そこに対して素早くアプローチしてくる守り方だったけど、中央に人数をかける分、サイドは比較的空くので、那須さんからのロングフィードや、啓太がうまく左右に散らしながらヒラやウガがサイドで1対1の状況を作るなど、比較的ウチのやりたい形は作れていました。
また、槙野や森脇、さらに那須さんが、前にスペースがあれば思い切ってドリブルで仕掛けて相手ディフェンスを引きつけつつフリーのサイドに展開など、中央固められて難儀しながらも、焦らず清水ディフェンスの穴を探す我慢強い戦いをしてたんですが、もう少しサイド、深い位置までえぐってからのマイナス気味なクロスとか、その時の中の入り方なんかにバリエーションがあってもよかったかもしれません。押し込んでるんだけど決定機っていうところではそれ程多くは作れなかった印象がありますし、またその決定機にきちんと得点できなかったことが後で響きました。
失点はもうウチにありがちなパターンで、前試合の広州恒大戦でやらかしたのと似た形ですが、阿部ちゃんが攻撃参加して、全体が前がかった瞬間に中盤でボール失って、縦に一発カウンター。バレーを警戒して2枚残していたにもかかわらず、簡単に前に体入れられてやられるっていう、まぁバレーさんの身体能力を褒めるべきなのかもしれませんが、ガックリくる失点でした。
さらに残り10分で、バレーの突破を止めようとした阿部ちゃんが一発レッド喰らって退場。1人少ない状況で果敢に攻め続けますがおよばず。そのまま逃げ切られての苦い連敗となりました。
どうしても勝ちたかった試合でしたが負けちまったものは仕方ありません。ここからしっかり立て直してもらって、次のACL最終戦、アウェーでのムアントン・ユナイテッド戦、さらに日本に戻ってアウェーでのセレッソ大阪戦と続きますので、次こそ勝ちましょう。
おまけ
今日のスターティングラインナップ紹介前の導入映像は、暢久バージョンでした。ビデオ撮っといたんで貼っときます。負けたんで折角の記念をあまり喜べなかったけど、今節阿部ちゃんが退場しちゃったので次節は暢久さんの出番かもしれませんから、がんばっていただきましょう。
試合データ
観客: 37945人
天候: 晴れ
試合結果: 浦和0-1清水(前半0-0)
レッズ得点者: -
順位(第8節終了時点): 3位(5勝2敗1分/勝点16)
警告・退場: 阿部(退場/次節出場停止)
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