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Jリーグ第2節 埼玉スタジアム2002 名古屋グランパス戦(2013年ホーム開幕戦)

前節、開幕戦を久しぶりに勝って、ホーム開幕戦も連勝といきたい、名古屋戦でしたが、結果は無失点の完封勝利でなんと、15年ぶりの開幕連勝となりました。

Jリーグ第2節 埼玉スタジアム2002 名古屋グランパス戦

今日のスタメンは前節、広島での開幕戦と全く同じ、最終ライン、槙野、永田、森脇、ボランチには阿部ちゃんと啓太。トップ下に柏木と元気。両ワイドにウメ、ウガ。興梠さんの1トップ。キーパーは順大。

前半の立ち上がりは名古屋の前線からのプレスに多少難儀して、ミスから相手にチャンスを作られるシーンも何度かありました。特に小川(?だったよな)のシュートがポストに当たったシーンなんかは、もう終わったって思ったくらいだったので、あれが入らなかったのがウチにとってはラッキーだったなと思います。

名古屋は開幕戦は3バックでやってた記憶がありますが、今節はオーソドックスな4バックシステムだったので、ウチはいつも通り、5トップぎみにピッチをワイドに使って、中央で起点を作ってサイドっていう展開から何度かいい形を作っていました。

特に興梠さんが、前線で相手最終ラインと駆け引きしてうまくラインを下げさせ、それによって空いたスペースを柏木や元気がうまく使ってボールを受けたり、それで名古屋のディフェンスが絞ったところでサイドを使ったり、また、興梠が下がってボールを受けつつ相手ディフェンスラインを引っ張り出し、その裏のスペースを2列目の選手が使うなど、興梠を中心に前線がうまく連動して攻撃の形を作っていたと思います。まだ得点がとれていないのであれですが、興梠の存在は大きいです。

前述したとおり、前半の立ち上がりこそちょっと相手のプレスにミスをするシーンもありましたが、それ以降は落ち着いてボールを回し、特に後半はほぼ完全にウチのペースだったと思います。54分には中盤でボールを持った啓太から、前線で少し戻りつつボールを受けにきた興梠にスーパーな楔のパス→それを受けてワンタッチで素早く前を向くと、興梠に寄せた相手センターバックの裏にできたスペースに2列目からウガが猛然とダッシュ→そこへ興梠から絶妙なパス→ウガが冷静に流し込んで先制。

ワントップへの楔→相手絞る、サイドにスペースできる→そこにウィングの選手が走り込んで得点っていう、まさに狙い通りにはまった素晴らしい先制点でした。

その後は名古屋が守備面でも攻撃面でも連動性を欠き、相手ボールになってもボールの出しどころを探してプレースピードが遅い名古屋選手を、ウチの選手が素早く複数人で囲い込んでボールを奪い返すとそこからカウンターっていうほぼ名古屋にやりたいことさせない状態で時間は経過し、そのまま1点差を守り切って勝利。途中交代はウメ→ヒラ、元気→マルシオと、同ポジションで疲れが見える選手をリフレッシュさせつつ、最後は開幕戦同様に、柏木を下げて那須を入れ、3ボランチにして中盤に鍵をかけ、きっちり守り切ってくれました。

Jリーグ第2節 埼玉スタジアム2002 名古屋グランパス戦

ということで、開幕からスタートダッシュには成功。内容的にも今年の出来の良さが伝わってきて期待させてくれそうですが、来週はACLも含めて過密日程になります。週明けすぐに火曜日にはホームですがACLでタイのムアントン・ユナイテッドと、その週末には大分でアウェーですが、ここをこの連勝の勢いでしっかり乗り切ってもらえればと思いますので、サポも過密日程に負けずサポートしましょう。

試合データ
観客: 52293人
天候: 晴れ(レディアが来たのに...)
試合結果: 浦和1-0名古屋(前半0-0)
レッズ得点者: ウガ(54分)
順位(第2節終了時点): 3位(2勝0敗0分/勝点6)
警告・退場: -

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