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浦和駒場スタジアム 第92回 天皇杯2回戦 ヴォルカ鹿児島戦

トップチームにとってはリニューアルした浦和駒場スタジアムでの初の公式戦になった天皇杯の2回戦は、鹿児島県代表のヴォルカ鹿児島さんと。ヴォルカ鹿児島は地域リーグ所属ですが、2015年にJリーグ参入を目指すチーム。

試合開始が13時と、かなり暑い時間帯に行われたので、試合やってる方は当然、見てる方も結構キツイ感じでしたが、まさかの先制点を献上後、相手の堅い守りをなんとか崩して2得点、2-1で勝利となりました。

浦和駒場スタジアム 第92回 天皇杯2回戦 ヴォルカ鹿児島戦

ウチが悪かったとかいうより、ヴォルカ鹿児島がよく守って、ウチの攻撃を封じていたなという印象で、やっぱJ1対地域リーグとレベルに差がある同士の対戦とはいえ、負けない戦いをされるとなかなか得点するのは難しいもんです。

今日のスタメンは、最終ライン、ツボの替わりに水輝が入って、槙野、永田、水輝の3バック。ボランチは阿部ちゃん、啓太のコンビ、2シャドーに柏木とウメ、両サイドにウガとヒラ、達也のワントップ。キーパーはギシさんです。

立ち上がりから鹿児島は、守備時、5人を最終ラインに並べ、さらにその前に4人を並べるという、5-4-1の守備陣形。

ウチの両翼+ワントップ、2シャドーの攻撃陣5人に対して、正直に4バックで対応しようとするとどうしてもフリーの選手が生まれるし、サイドをワイドに使うウチの攻撃にサイドバックが引っ張り出されると、最終ラインの各選手の距離を広げざるを得ず、するとそのスペースを使われてやられるっていうのがわかっているので、それなら5人並べて人数を揃え、さらにその前の4人と連携して、ウチの攻撃陣がボール持ったときに必ず2人で対応できるようにしていましたが、それがはまってたと思います。

実際、立ち上がりからヒラやウガがフリーでボールを受けることができず、さらに中央でウメや柏木にもかなりタイトにマークが付いていたので、時間がかかると難しくなっちゃう感じ。ダイレクトやワンタッチプレーで連動して囲まれる前に素早く崩していかないとフリーの状況が生まれないといった感じでした。

で、ヴォルカはそこからカウンター狙いですが、前半10分くらいにカウンターから失点。ボールの失い方が悪く、攻撃にスイッチしてラインを上げていた水輝の裏のスペースをガッツリ使われてキーパーと1対1にされると、それをきっちり決められてのもの。もうなんつーか、苦笑いしかできない感じでしたが試合は追いかける展開に。

その後も鹿児島の粘り強い守備になかなか形を作れず、スタジアムからはため息が漏れる展開が続くも、前半30分には中央の柏木からサイドのウガへのフィード→ダイレクトでウガがゴール前に折り返したのを達也が決めて同点に。ウガのダイレクトでの折り返しがよかったですが、達也も一瞬のスプリントで相手ディフェンスを置き去りにしてフリーになるあたりはさすがのゴールでした。

後半はハーフタイムに水輝→ランコ、達也→ポポさんと2枚同時交代。阿部ちゃんを最終ラインに落として、さらに柏木をボランチに、柏木の場所にポポさん、ランコのワントップという形に。

すると、ポポさんが入って早々に中央でボール受けると素早くミドルを叩き込んで追加点。逆転となりました。そのまま追加点もなく試合終了と(超省略)。

で、まぁあれだけきっちり守られたらさすがにばかばか点取れるようなことにはならないよねってのと、この季節に13時から試合開始とか決めた責任者出てこ(以下略、な炎天下での試合。運動量を求められる今季のサッカーで、あのコンディションで90分走り続けるなんて人間には無理ですので、後半、勝ち越したところでペースダウンしても仕方のないこと。なので2-1とかいうとスコア的には接戦ですが、まぁ立ち上がりはよろしくなかったものの、後半早々に逆転してからはうまく相手を押し込んで勝ちきったんじゃないですかね。

さて、次の天皇杯3回戦は10月10日なのでしばらくはお休み。対戦相手は明日行われる、サガン鳥栖vsカマタマーレ讃岐の勝者になります。

で、来週はアウェーでマリノス戦。翌週はホームでガンバと続きますので、リーグ戦の方に気持ち切り替えてきっちりサポートしたいですね。

おまけ

今日は指定席観戦だったので、試合開始前と終了後の様子をビデオで撮ってました。

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