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佐賀県総合運動場陸上競技場 第92回 天皇杯3回戦 カマタマーレ讃岐戦

2回戦のヴォルカ鹿児島戦に勝利しての天皇杯3回戦は、佐賀県総合運動場陸上競技場でJFL、カマタマーレ讃岐と。仕事で佐賀までは行けなかったのでテレビ観戦です。

今日のスタメンは、ツボとマルシオがお休み。ツボの位置に阿部ちゃんを下げて、最終ラインが阿部ちゃん、永田、槙野。ボランチに啓太と柏木。2シャドーにポポさんとウメ。ウガ、ヒラの両アウトサイドに、元気がワントップという布陣。サブには久しぶりに暢久が復帰しました。

相手は2回戦と同様、下位カテゴリーのチームですが、Jリーグでも前節札幌にやられたみたいに3バックを採用した上で守備時、5バックで守るっていう、ウチの5トップ対策に対して、前半はなかなかチャンスらしいチャンスを作れず、逆にカウンターから前半は讃岐の方がシュート数が多い有様で、今日も苦労する感じの立ち上がりになりました。

讃岐は5バックで守っていると言っても、ベタ引きしてゴール前を固めるような守り方ではなく、かなり最終ラインを上げて、中盤をコンパクトにしていましたので、裏のスペースをガンガン突くような動きができる選手がいれば、もっとチャンスは作れた気がしますが、前線に動き直しや、連動が見られず、5バックのラインの中で、足元でもらおうとするケースが多かったので、なかなか楔も入らず、入っても素早く囲まれて終了という流れで、うまいこと機能しませんでした。相手のラインコントロールが特段うまいわけでもなかったのでその辺は残念かなと思います。

後半は15分にウメ→矢島と交代。矢島くんは2列目から裏のスペースに仕掛けるような動きが秀逸ですからこういう状況では適任だと思いますが、その起用があたって、後半30分に、ショートカウンターのような形からファーでフリーになった矢島くんにボールが渡ると、冷静に押し込んで先制。やっと得点が動きました。

得点の数分前には元気→暢久で、柏木をトップ下に上げて、暢久をボランチにしていますが、それによって柏木がより前線でプレーできたことも大きかったかと思います (ショートカウンターの起点になったのは暢久だし交代が当たりました)。その後、啓太を小島くんに替えてこのままきっちり締めるなり、とどめ刺すなりしてくださいよと思ってたら...終了2分前に相手のクロスボールがそのままゴールに吸い込まれて (公式記録は西野選手になってたので、微妙に触ったんですね。順大はそれがブラインドになってボールが見えなかった) 同点ゴールを許す、まさかの展開。

クロスボールの出し手に対するプレスが甘くなったのがそもそもの問題で、これはリーグ戦でも度々やられてる悪い癖が出た失点でした。

ただ、今日もロスタイムの神、ポポさんが最後にやってくれました。小島くんからのロングボールを讃岐ディフェンスがクリアしそこねたのを見逃さず、キーパーと1対1になると、冷静にキーパーをかわして無人のゴールに流し込み、これで勝ち越し、その直後に試合終了となりました。助かったよ。

まぁトーナメントはどんな形であれ、勝つことが重要ですので、きっちり4回戦、ベスト16に勝ち進んだことは評価すべきだと思いますが、ここまで下位カテゴリーのチームに対して攻撃が沈黙するっていうのはちょっと心配になります。後半、ウチが押し込んだのも、相対的に相手の運動量が落ちたというのもありますし、そんな状況でも油断から同点にされるっていうのもちょっとね。

とにかくこれでしばらくはお休み。次は20日に仙台に乗り込んでのアウェー仙台戦がありますので、それまでにしっかりリフレッシュして、コンディションを整えて頂きたいと思います。

なお、今年の天皇杯は、ベスト16がそろったところで抽選を行い、4回戦以降の組み合わせを決めますので、次の対戦相手はしばらく未定です。4回戦の日程は12月15日ですので、ここからはリーグ戦の残り試合に集中しましょう。

試合データ
観客: 1583人
天候: 晴れ
試合結果: 讃岐1-2浦和(前半0-0)
レッズ得点者: 矢島/75分、ポポ/90+3分
警告・退場: -

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