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埼玉スタジアム2002 ガンバ大阪戦(Jリーグ第2節)

本来、震災翌日がホーム開幕戦となる第2節のガンバ戦だったわけですが、震災の影響で順延されたのが今日の試合。ガンバはACLの関係で消化試合数が少ないにも関わらずここ最近は好調で5位。ウチは逆にここ最近、負けは少ないものの、勝ち星が奪えず降格圏ギリギリ外っていう状況での対戦。

雨の予報も運良くはずれ、いい天気の中、久しぶりに観客も4万人を超える熱い試合になりました。

埼玉スタジアム2002 ガンバ大阪戦(Jリーグ第2節)

ウチのスタメンは前節名古屋戦のスタメンから、直輝→元気っていうメンツ。現時点ではこれがベストメンバーって感じなんですかね。イマイチかみ合わない柏木、マルシオの共存を諦めて、前々節から柏木がベンチスタートになっていますが、しばらく柏木くんには厳しい時間が続くかもしれない。これを機に奮起してくれればいいけど(今日も後半から出てましたが)。

さて、立ち上がり、というか前半は基本的にガンバペースながら、要所要所ではウチがチャンスを作るっていう流れ。一樹、達也の2トップに対して、最終ラインからロングボールっていう戦術は相変わらず。意図としては、それで裏に抜け出せれば決定機だし、はじき返されてもそのセカンドボールを奪って次につなげようぜっていう感じなんだろうけど、ロングボール蹴って、その間にラインを上げてセカンドボール奪取って、かなり運動量が求められるサッカーなので、さすがにこれを90分はキツイと思います。実際、後半は選手交代してやり方を少し変えてました(が、選手交代はガンバに先制されてからなので、ずっと同点だったらどうだったのかはわかりませんが)。

個人的には縦ポンサッカーきらいなので、もうちょっと中盤での組み立てをしっかりやってはどうかと思いますし、(最近取ってないからあれですが、)先制点を取った場合など、ある程度試合をコントロールするためにもポゼッションできる方がいいと思いますが、今の状況だと難しいんでしょう。セカンドボールが拾えたとき、もしくは高い位置でプレスをかけてボールを奪えた時はチャンスを作っていますし、今年はこの戦術で多分いくんでしょうね。

ただ、今日は決定力のなさが露骨に出た試合でした。ゴール前、フリーで枠に飛ばない、空振る、あと5センチ届かないとか...そんなのばっか。特に後半はガンバも足が止まって、ほぼウチが押し込んでいる状態でしたので、決めるべきところでしっかり点を奪っていれば勝てた試合です。もったいないなぁっていうのが正直な感想。選手達からも勝ちたいっていう気迫がすごく感じられる試合だったし...

負けてないので前向きに考えたいんですが、開幕からここまでの、2勝5敗7引分けで勝点13ってのは、1試合あたりの勝点でいうと「0.9」。1試合平均の勝点が「1」(未満)っていうのは、思いっきり降格ペースなので、全34節の内、ほぼ半分が消化されようとしている現在、いい加減笑ってられない状況です(ちなみに1試合平均勝点2を取っていれば優勝できる可能性大)。前述したように基本戦術が確定したのであればあとはそれをしっかり浸透させて得点を奪えるようにしていって欲しいですね。

次はアウェーで山形戦。山形とはナビスコ杯で今年すでに一度対戦していますが、同じようにしっかり勝って、そろそろ勝点3を積み重ねましょう。

埼玉スタジアム2002 ガンバ大阪戦(Jリーグ第2節)

おまけ

試合開始前に、エジのお別れセレモニーがありました。3年半ありがとう。カタールでの活躍を祈ってます。

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Yoshiki Kato / burnworks
Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4 級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。