埼玉スタジアム2002 サンフレッチェ広島戦(Jリーグ第23節)
前節は残念な敗戦をして、ホームに戻っての広島戦は絶対に勝点3をとりたい試合でしたが...結果は1-1のドロー。先制して追いつかれるっていう残念な形でのドローでした。
日程的にも前節から続く、3連戦の2戦目。夏も終わりにさしかかって、選手達の疲労もかなり溜まっている状況だとは思いますが、先制点も取れて、勝利に手が届きそうだっただけに悔しいですね。
先発は前節から啓太→暢久に代わった以外は同じ。前節の記事で「直輝の外され方見てるとしばらくスタメンなさげな予感」とか書いたけど、当たらなくてよかった。
さて、ウチも広島も、狙っているのはなるべく高い位置でボールを奪ってショートカウンターっていうサッカーなので、そういう意味では似たような戦い方ですが、広島の守備は3バックを基本に、サイドが引いて5バック気味に守備ブロックを作るので、攻撃に時間がかかってしまうとなかなかこじ開けるのは難しい相手。
なので前線からプレスをかけて、いい位置でボール奪取し、そこからスピードに乗った攻撃ができれば、得点のチャンスも生まれるだろうなってのと、あとはセットプレーからの得点が鍵になりそうな試合でしたがまぁそれは広島から見ても同じですね。
試合の入りとしては特に悪くなかったと思うし、守備面でもバランスが取れていたと思います。また、達也を中心に相手ディフェンスライン裏への仕掛けも積極的に行っていたりと、要はいつものウチのサッカーはできてた。ちょっと中盤が間延び気味ってのが気になったけど。
[追記]
試合後の選手のコメントを見たら、
「(相手の)シャドーにマンツーマンでついて、後ろは引いて、前は4人で攻めるというのがあったので、監督のやりたいことはやれていたと思う。今日は前にいくというよりも、後ろにいくという話だったし、攻めている時も相手の前の選手を6人で見て潰すという形だった。最初から攻めは4人でなんとかしろという形だった」
そりゃ中盤が空くわな。
ただ、広島が人の出入りも活発に、パスコースを作ってボールを引き出すのに比べるとウチは個人での打開に偏りすぎている感じ。また、パスコースがないのでランコへのロングボールを入れてポストプレーを望むにしても、ランコの調子もイマイチなのかなかなかボールが収まらないので彼のところで溜めをつくって周りがサポート、2列目の選手が飛び出すといったこともできず、効果的な攻撃が行えていたとはいいがたいと思います。ランコが悪いとかじゃなくて、なんていうか今のウチのサッカーでワントップやらされる人は大変ですねと思いますわ。
とはいえ、先制点はランコがゴール前で粘ってくれたこぼれ球を元気がミドル叩き込んでっていう形なので、ランコ、グッジョブでした。ただ、先制すれば勝率は高いのでこれでいけるかなと思った矢先の数分後、今まで比較的封じ込めてた広島の右サイド(ミキッチ)にサイドからいいクロスを上げられて、中で李にドンピシャのヘディングを合わせられるっていう前節の2点目とほぼ同様のやられ方で同点に。勝っている状況での試合運びのヘタさには定評のあるウチですが、今日もちょっとした気の緩みからやられましたね。
その後はいつものマゾーラ(out ランコ)、セル(out 達也)投入でごり押し(ついでに直輝→マルシオの交代も)ですが、何度か書いてるけどマゾーラの投入が早いと思うのと、やっぱ前線にドリブラーだらけみたいな、力業でなんとか点を取ってこい的な交代策はちょっと支持できないよペトロ...
まぁ、終わったことは仕方ないので、次のアウェーセレッソ大阪戦、しっかり勝ってもらえるようにサポートしましょう。次節が終われば少し休みが入りますのでその前に少しでも勝点を積み重ねておきたいですね。
おまけ
試合終了後に先シーズンで引退を表明した都築の引退セレモニーが行われました。動画撮ったので貼っときます。8年間、本当にお疲れ様でした。
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