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2024 Jリーグ 第26節 駅前不動産スタジアム アウェー サガン鳥栖戦

2024 Jリーグ 第26節 駅前不動産スタジアム アウェー サガン鳥栖戦

写真は「DAZN」中継映像から引用

前節、リーグ戦の再開となった柏戦は雷雨で中止となった結果、実質のリーグ再開初戦となったのが今節、アウェーでの鳥栖戦。そんな中、敦樹さんが海外移籍のためチームを離脱したりと、色々と気持ち的には複雑なお知らせがあったりしましたけども、とにかく目の前の試合を1つ1つ勝って行くしかない状況のウチにとってはこの鳥栖戦でどういう戦いが出来るのかに注目。

鳥栖も今節直前に川井監督が契約解除ということで、降格圏に沈むあちらも色々とチーム事情は大変な状況。アウェーの鳥栖戦は過去あまりいい思い出がなかったり、所謂鬼門と言われる試合になりますが、とはいえ下位チームですから、しっかり勝って勝点を積むことが求められる一戦です。

スターティングラインナップ

2024 Jリーグ 第26節 駅前不動産スタジアム アウェー サガン鳥栖戦 スターティングラインナップ

さて、ここのところもう 4-1-2-3 は諦めたのかなっていう雰囲気で、守備時 4-4-2 に移行しやすいように中盤は2枚にした 4-2-3-1 を採用していましたけども、再開初戦も中盤は2枚。敦樹さんが抜けてしまったことで、当然ながら安居さんがグスタフソンさんと組んで後半戦はボランチのファーストチョイスということになります。

気になるのはサンタナさんがベンチ外ってこと。理由はよくわかりませんけども、サンタナさんがいないので、今節は二田さんが1トップに入り、渡邊さんがトップ下。左のSBはオリンピックから戻った大畑さん。ホイブラーテンさんとコンビを組むのはここのところスタメンを掴んでいる井上さん。両ウィングには関根さんと大久保さんが入る並び。

鳥栖もフォーメーション的には同じ 4-2-3-1 スタートで、ワントップにマルセロ ヒアン選手が入る形。鳥栖は長沼さんがつい先日ウチに移籍してきましたが、彼以外にも主力級が4人くらいこの夏に移籍していて、結構人は入れ替わっている印象です。

前半は得点の匂いがしない塩展開。後半、松尾さんの個人技で先制するも、致命的なワンミスで勝点2を失う苦しいドロー

前半に関しては「後半勝負」「失点しなかったからヨシ」って考え方もあるかもしれないけど正直何も可能性を感じない塩展開。

個人的にはグスタフソンさんと安居さんを組ませるにしても、安居さんがアンカーの位置に残る形だとグスタフソンを使っている意味があんまり感じられないので役割的には逆の方がいいと思うんだけど、そうすると多分守備面で心配ごとが多いので仕方なくって感じなんだと思う。

ただ、グスタフソンさんは3列目からバンバン裏に飛び出していくようなプレースタイルではないので、結果的に相手最終ライン裏を狙うような飛び出しが皆無になって停滞するのもやむなし。

両ウィングにどちらかといえばトップ下特性の選手を起用しているのは、この辺を見越しつつ、インサイドに絞った彼らにその裏抜けの役割を持たせたかったのかもしれないけれど、この2人はそういう動きをほぼしなかったのも残念。結果、ボールは持てるかもしれないけれど、アタッキングサードで相手を効果的に動かせたとは言えず、ペナルティエリア内への侵入回数も上がらなかったため、決定機らしいものは皆無。

シーズン当初、チームコンセプトとして挙げられていた、両ウィングが躍動するサッカー、両ウィングを1対1で仕掛けさせることから逆算した人の配置、みたいなやつは雲散霧消。もう完全に消し飛んで別のチームになってる。それを現実を見たアジャストと言えばまぁその通りなんだけど、失点しないことから逆算したような妥協の産物にも見えるので、それをどう評価するかは人それぞれ。

後半どうすっかなと思って観ていたら63分に二田さん→松尾さんとして、ワントップを刷新。正直前半のやり方だと二田さんの無駄使い。ほぼ彼のいいところは活かせておらず、相手背負うようなロングボールばっかり蹴られて消えちまっている状態。あれで評価されるのはちょっと可愛そうかも。

73分の松尾さんの先制点はもう個の力のみって感じのゴール。自陣からのロングカウンターをドリブルで相手ぶっちぎってゴール前まで持っていって1人で完結しちまいやがった...... 最後のシュートはGKの股下ぶち抜くとかヤバすぎて変な声出たわ。まさに力、力のみがすべてを解決する状態。

先制できたことで、77分に安居さん→武田さん、さらに大久保さん→本間さんとしたんだけど、これでとどめを刺しに行くんだろうなとは思いつつ、本間さん入るとかなりオープンな展開になるし、その状況で安居さんを下げて守備面大丈夫かね...... って心配していた矢先にまさかの井上さんが味方キラーバックパス(弱々の、マルセロ ヒアン選手に奪ってくださいと言わんばかりのクソパス)をぶちかました結果、必死にボールにプレーしようとした西川さんがマルセロ ヒアン選手を引っかけて倒し、まぁそれは当然っていうDOGSO。PK+退場のフルコース食らって折角のリードが台無しに。

この事態に関根さんを下げて牲川さん投入。ついでに渡邊さん→長沼さんとして、ホイブラーテンさん、井上さん、石原さんの3バックに変更。長沼さんを右のWB、大畑さんを左のWBという並びにして、守備時は 5-3-1 ブロックを形成。相手に持たれても辛抱強く守備を固めつつ、出て行ける状況ではカウンターから1点を狙いますが力およばず...... 結局、鳥栖と勝点1を分けあう結果となりました。

70分過ぎに先制し、残り20分をうまくコントロールして終わらせたかった試合で、CBが致命的なミスから失点。この辺に経験不足が出てしまった感じですけども、ミスした人を責めても仕方なし。同じミスを繰り返さないことだけを願いつつ、気持ち切り替えるしかないかな。しかし勝てた試合だと思うのでマジで悔しい。

次節はアウェーで鹿島戦。西川さんは出場停止だし、牲川さんのJリーグ初先発試合になるのかな? とにかく勝ってトンネル脱出。願いはそれしかない。

試合ハイライト

試合データ

観客: 14,972人
晴 / 気温 29.3℃ / 湿度 71%
試合結果: 鳥栖 1-1 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: 松尾(73分)
警告・退場: 井上(警告×1/反スポーツ的行為)、西川(退場/DOGSO)
主審: 中村 太 氏
順位: 11位(9勝9敗7分/勝点34/得失点差+5)

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