Keep on Jumpin'

2024 Jリーグ 第24節 埼玉スタジアム2002 北海道コンサドーレ札幌戦

2024 Jリーグ 第24節 埼玉スタジアム2002 北海道コンサドーレ札幌戦

磐田戦でいい勝ち方したこともあって、7月は3連勝して後半戦追い上げようぜ!とか気合い入っていたのも遠い昔。7月入ってからの2戦は、リーグ戦下位2チームと対戦して1試合は試合終了間際に大逆転負け、もう1試合は1点も獲れずに引き分けと1敗1分というなんとも悲しい結果。そんな中迎える今節は、現在リーグ戦最下位を独走中のコンサドーレ札幌。

ホームに最下位のチームを迎えて、求められてるのは勝ち以外ないわけですけども、こういう勝たないといけない試合でなんか勝負弱さを発揮しちゃうのがここ最近の浦和なので、なんかスタジアム行く前から嫌な予感。いや、弱気になってどうするってことで、気合いを入れて埼スタに向かおうと思ったら外の気温が尋常じゃない暑さでテンション下がる。

ほんと、皆さんも身体には気をつけて観戦しましょうね。水分補給とかしっかりやらないとマジで倒れそうな暑さ。こんな中で試合する選手は大変だろうけど、勝って暑さをぶっ飛ばしたい一戦。

スターティングラインナップ

2024 Jリーグ 第24節 埼玉スタジアム2002 北海道コンサドーレ札幌戦 スターティングラインナップ

今節のスタメンは、前節、初スタメンで存在感を見せた井上さんが引き続きCBのスタメンとしてホイブラーテンさんとコンビ。石原さんが復帰して右SB、関根さんは左SBで引き続き先発。大畑さんがオリンピックで出張中なので、しばらくはここが関根さんのポジションになりそう。

前線は松尾さんをワントップに、武田さんをトップ下で先発させ、両ワイドには渡邊さんと大久保さんという並びの 4-2-3-1 スタートです。

札幌が基本的にはマンマークで守備をしてくるので、前線に関しては松尾さんが何か明確にワントップで張ってるというイメージより、前線4人でうまくポジションをローテーションさせつつ、相手ディフェンスを動かしておいて、ズレたところから松尾さんのスピードを活かした裏抜けみたいのが狙いとしては見える配置。

札幌はいつも通りの 3-4-2-1 で、ワントップに鈴木武蔵選手。夏に新加入した大崎選手がボランチに入る形。

7月はリーグ戦下位3チーム相手に1勝もできずの低迷。新加入選手の躍動が少しだけ見られたのが救いか......

今日の試合は前半終了間際からの大雨とカミナリで後半の開始が遅れたりしたこともあって、終わって帰ってきたらもう22時過ぎてたし、試合内容もあれだったので簡単に箇条書きで終わる。

  • そこそこ悪くない試合の入り方して、この時間帯に1点先制できればなっていうところでポロッと失点する→1点を獲り返そうと前がガンガンプレスに出て行っちゃってバランス崩れる→あっさり追加点食らうって流れで今日は前半のうちに2失点して試合を難しくしてしまったけど、今の浦和の王道負けパターン。
  • 前からハメに行くプレスはチーム全体でオーガナイズされていないので無理なのに何か知らんけど勝手に前が出ていくのはなんなの?
  • 今シーズンの浦和は低い位置にディフェンスブロック敷いて守り切るようなオーガナイズもされていない(それをやってしまうと攻撃面が機能しなくなるから)ので、守備を機能させるなら中盤をコンパクトにミドルプレスしかない。そのためには最終ラインは押し上げないといけないし、前線は攻守転換したら怒濤の勢いでプレスバックしないといけないが、特に前がかったときにこの両方が逆(前はガンガンでてっちゃって戻って来ない、後ろは引いちゃう)になって中盤スッカスカ。相手にとってはカウンター当て放題。
  • 何度も書いてるけど、裏を積極的に狙って、結果中盤が間延びするのは仕方ないし、それは攻撃面を機能させるために許容してるんだと思うけど、攻守転換時のプレスバックの速度は明らかに足りてない。単にフィジカルが足りないのかもしれないけど、あんだけ中盤スッカスカで守れってのはディフェンスラインの選手からすると無茶言うなってなる。
  • これを言ったら身も蓋もないけど、サイドから相手を1枚、2枚ぶっちぎってクロス上げたりゴール前まで侵入してくれる強烈なコマがないとこのサッカーは機能しない。ソルバッケンさん帰っちゃった時点で結構つらい。あのレベルは正直国内にはいないので。
  • 後半立ち上がりに食らった2失点かマジで目眩がした。上記の通り、前が出て行っちゃって空いた中盤を使われて、ズルズル下がるしかなくなったディフェンスラインが決壊。
  • 後半の4枚替えにはビビったけど、相手の運動量も落ちた時間帯で、小泉さんも堀内さんも、両ワイドに入った二田さん、本間さんも非常によい働きをしてくれてた。特に二田さんのゴール、あの確度からニアぶち抜いたのにはマジ驚いた。
  • PKを自ら蹴りにいった敦樹さん、浦和を背負ってんなって思って頼もしかったけど、勝たせてあげたかった。
  • 3得点自体は評価できるが、負けは負け。勝たなければならない相手にホームのこの負けは痛いし、クラブは本気で補強を頑張らないとこのまま尻すぼみでシーズン終わっちまうぞ。
  • ニューカッスル戦はなんとなくチケット買ったけど、正直どうでもいい試合なので怪我だけはしないでねくらいの感想しかない。もはや大して興味のない親善試合のために平日夜にスタジアム行くのがダルくなってきた。

ということでまた来月。

試合ハイライト

試合データ

観客: 35,429人
曇のち雷雨のち雨 / 気温 30.7℃ / 湿度 70%
試合結果: 浦和 3-4 札幌(前半0-2)
レッズ得点者: サンタナ(77分)、二田(81分)、敦樹(90分/PK)
警告・退場: 松尾(警告×1/ラフプレー)、大久保(警告×1/ラフプレー)
主審: 清水 勇人 氏
順位: 10位(9勝9敗6分/勝点33/得失点差+5)

記事をここまで御覧頂きありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートしてみませんか?
スタジアムでのビール代にさせて頂きます。
Categories
Publish
Modified