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2023 Jリーグ 第21節 ヨドコウ桜スタジアム アウェー セレッソ大阪戦

2023 Jリーグ 第21節 ヨドコウ桜スタジアム アウェー セレッソ大阪戦

写真は「DAZN」中継映像から引用

ここ最近異常な暑さでサッカーやってる場合じゃない天候ですが、そんな中でもやってくるリーグ戦。水曜日の天皇杯から中3日での試合は、アウェー大阪に乗り込んでのセレッソ大阪戦。

この試合が終わると、代表戦ウィークによる一時中断。前日に行われた同節、マリノス×川崎戦で川崎が勝利、勝点差を縮めるチャンスですし、中断前にいいイメージで終わりたいってのもありますので、厳しい気候の中の連戦ではありますが、勝点3をゲットしたい重要な一戦となりました。

スターティングラインナップ

2023 Jリーグ 第21節 ヨドコウ桜スタジアム アウェー セレッソ大阪戦 スターティングラインナップ

さて今節のスタメンは、最終ライン左から荻原さん、ホイブラーテンさん、ショルツさん、酒井さん。ダブルボランチに岩尾さんと敦樹さん、左のSHに関根さん、右に大久保さん、トップ下に安居さんを配置し、1トップに興梠さんを置いた 4-2-3-1 スタート。GKは西川さん。サブには岩波さん、大畑さん、柴戸さん、小泉さん、早川さん、カンテさん、そして彩艶さんが控えます。

ビックリしたのはFC東京戦で肘を負傷して離脱した酒井さんがスタメンに復帰してきたこと。左腕、サポーターでぐるぐる巻きの痛々しい状態で、そこまで無理させるか......って個人的には思ったんですけども、この試合で中断に入るしってことなんでしょう。

ただ、怪我して本調子じゃない酒井さんの方が荻原さんを右で使ったり、馬渡さんを先発させるよりマシって思われてるってのは右SBの戦力不足は深刻だなと改めて。とりあえず酒井さんには無理だけはしないで欲しいと思いつつの試合前。

ベンチには久しぶりに柴戸さんが復活。リードできる状況であれば彼の強度で中盤を制圧して優位に時間を進めることができるかも。

対するセレッソ大阪は、最終ライン左から舩木 翔選手、鳥海 晃司選手、進藤 亮佑選手、毎熊 晟矢選手。ダブルボランチに香川 真司選手と喜田 陽選手。左のSHにカピシャーバ選手、右SHにジョルディ クルークス選手。2トップ、加藤 陸次樹選手、レオ セアラ選手という並びの 4-4-2 スタート。GKはヤン ハンビン選手。

ダメなときは何やってもダメっていうような試合。忘れよう

もうちょっと内容的にも結果的にも今シーズン最悪っていう試合だったので特に書くことないです。

セレッソのボール非保持、前半に関しては 4-4-2 のスライド、後半に到っては 4-5-1 ブロックで中央をきっちり固めて外に追い出しておいて、アタッキングサードで中に入ってきたところを引っかけて、高い位置を獲ったウチのSB裏のスペースを使ったロングカウンター。一方でウチは各選手、動きにキレがなく、足元への単発パスで的を絞られ、セレッソが狙った形を思いっきり出されてやられるっていう完敗。

セレッソは左右SHに縦に推進力のある外国人選手を配置し、中盤には香川選手など、そこに正確にパスを付けられる選手を置いている時点で狙いは試合前からある程度明確。ウチとしては相手が狙っているカウンターの意図を出させないように、たとえアタッキングサードでボールロストしても素早いトランジションで再奪取→2次攻撃で相手を自陣に押し込めれば違った試合になったとも思いますが、暑さやコンディションの問題でそうはならず、球際の強度でもトランジション速度でもセレッソに上回られて攻撃は単発、停滞。

酒井さんも明らかに本調子じゃなくて腕を気にしつつのプレーで、本来の縦への圧力は皆無。頼みの興梠さんもボール収まらないし、周囲の動き出しも少ないのでボール受けてパスコース探しているうちに囲まれてボールロストみたいな流れ。

1失点目はスローインでのリスタートでショルツさんが加藤選手と入れ替わってしまったことで右サイドが完全に裏っ返された形になり、守備対応が後手に回ったのが要因。ショルツさんですらこういうミスをするようじゃお手上げ。ついでにショルツさんはPKも失敗していて、もう今日はそういう日だったんだなって諦めるしかない状況。

2失点目はアタッキングサードで興梠さんが収めたところを3人くらいに囲まれてボールロストしたところから一発で荻原さんの裏を突かれたもの。この2失点目はまさにセレッソの狙い通りのカウンターで、ジョルディ クルークス選手にギリギリで追いついた荻原さんが切り返しに付いていけずコケてしまったことでドフリーの状況からぶち抜かれた形。あれはもう西川さんもノーチャンスで、前半に2失点してしまったことで試合はかなり難しくなってしまいました。

2点を追わなければならなくなった後半、ハーフタイムに岩尾さん→早川さん、さらに64分には興梠さん→カンテさん、70分には関根さん→小泉さんとして、ホイブラーテンさんからのロングフィードを軸に小泉さんや早川さん、さらにカンテさんが落ちる形で中盤のスペースに起点を作って徐々にセレッソを押し込む時間帯を作るも、大久保さんの素晴らしい裏抜けでゲットしたPKをショルツさんがまさかの失敗。

ここから残り時間逆襲と思っていたところでのPK失敗だったのでダメージでかかったですけども、ショルツ神にもミスは起こるってことで仕方ない。

84分には荻原さん→大畑さんとして、安居さんをCBに、ショルツさんを最前線に上げっぱなしにしてパワープレーにでますが、結局得点には至らず、無得点、2失点での完敗となりました。

ということで、もうひと言でいってしまえば溜まっていた疲れが全部出たみたいな低調でほぼ自爆みたいな完敗。こういう試合もシーズン通して考えればありますよねってことでこの試合はもう記憶から消して中断期間での回復に期待したいと思います。

試合ハイライト

試合データ

観客: 21,007人
天候: 晴 / 気温 29.6℃ / 湿度 67%
試合結果: C大阪 2-0 浦和(前半2-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 大久保(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 山本 雄大 氏
順位: 4位(10勝4敗7分/勝点37/得失点差+10)

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