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2023 Jリーグ 第17節 ニッパツ三ツ沢球技場 アウェー 横浜FC戦

2023 Jリーグ 第17節 ニッパツ三ツ沢球技場 アウェー 横浜FC戦

写真は「DAZN」中継映像から引用

水曜日の天皇杯はちょっと不甲斐ない感じながらも勝って次に駒を進めるというミッションはコンプリート。気を取り直して重要なリーグ戦は、週末、日曜日に開催の第17節。ウチはACLの関係で1試合消化試合が少ない状況ではありますが、節的にはここで前半戦が終わるちょうど中間地点です。

ACLも関係してめちゃくちゃなハードスケジュールになった前半戦ですが、スコルジャさんは非常にうまくチームをマネジメントし、攻撃面では決定力不足とか言われながらも守備は抜群に安定させ、結果難しいタイミングでの就任ながらACLタイトルの奪取、リーグ戦でも十分優勝に絡める順位をキープしているあたりは、久しぶりに「大当たり」の監督さんが来てくれてほんとありがたいというところ。

土曜日に行われた試合でマリノスが勝利し、ここまで首位だった神戸が敗れたことで首位の座はマリノスへ。そしてマリノスの勝点は「36」(神戸は「33」)ということで、今節開始時点で勝点「28」を持っているウチとしては、しっかり勝って勝点を30台に乗せたい。うまく行けば3位が見える今節。対戦相手は下位に沈む横浜FCとなれば、アウェーとはいえ勝利必須という状況での一戦となりました。

スターティングラインナップ

2023 Jリーグ 第17節 ニッパツ三ツ沢球技場 アウェー 横浜FC戦 スターティングラインナップ

さて今節のスタメンは、最終ライン左から明本さん、ホイブラーテンさん、ショルツさん、酒井さん。ダブルボランチに岩尾さんと敦樹さん、左のSHに関根さん、右に大久保さん、トップ下に安居さんを配置し、1トップに興梠さんを置いた 4-2-3-1 スタート。GKは西川さん。サブには岩波さん、荻原さん、平野さん、小泉さん、リンセンさん、髙橋さん、そして牲川さんが控えます。

ベンチメンバーでは彩艶さん、早川さん、カンテさんがそれぞれ年代別、およびフル代表に選出されたことで不在。モーベルグさんも理由はわかりませんがベンチ外だったので、当初の印象としては、交代カードでサイドからの打開など圧力を加えられそうな人がちょっと少ねぇなというのはありましたが、小泉さんが復帰してくれたことでボールを握れる展開になればここで違いが出せるかもといったところ。

対する横浜FCは、最終ライン左からマテウス モラエス選手、岩武 克弥選手、吉野 恭平選手。ダブルボランチに井上 潮音選手、ユーリ ララ選手。左のWBに林 幸多郎選手、右に近藤 友喜選手。2シャドーに山下 諒也選手、カプリーニ選手。ワントップにマルセロ ヒアン選手を配置した 3-4-2-1 スタート。GKはスベンド ブローダーセン選手。

相変わらず守備は安定感 Max も、アタッキングサードでの精度不足、攻撃力の低さは深刻

横浜FCのボール非保持はワントップ+2シャドーによる規制ですが、基本的にこれに関しては立ち上がりに少しハマった感はありましたが、徐々に相手1列目背後で敦樹さんや岩尾さんがボールを引き出したり、要所要所で岩尾さんが落ちてプレス回避するなどしているうちにハマらないと判断したのか相手はブロックを作る形に移行。

ウチのボール保持のやり方はいつも通り。左右に張り出し、SB的な立ち位置を獲った2CBが両SBを高い位置に押し出し、相手WBの背中側でパスを受けつつ、内側を同じく高い位置に進出したボランチやトップ下がサポートしながらボールを前進させます。

横浜FCの中盤での守備強度がそこまで高くないこともあってある程度ボール持てて、アタッキングサードまでは侵入できる展開。ここまではどんな相手とやってもある程度は持っていけるので、問題はそこから先、フィニッシュに至るまでのプレー選択や精度、この辺は個人の技能的な部分も含めて攻撃の質ってところに焦点が当たるわけですけども、ここがなかなか高まらないですね......

個人的には、アタッキングサードでひと手間多すぎる感がある。

例えば「今クロス」「今シュート打てば」みたいなタイミングからもうワンタッチした結果、相手ディフェンスに詰まったり、当てたりみたいなシーンが多くて、これは後半、リンセンさんが入ってからも何度かあったんですが、彼がさすがの動き出しで相手最終ラインに仕掛けた瞬間(多分リンセンさん的には今出してくれってタイミング)にはパスが出ず、そこからワンタッチしてから出てきたりするので「あぁそのタイミングではもう通らない......」的な事が散見されます。

あ、余談ですがリンセンさんでいえばボール奪取した瞬間のリンセンさんの裏抜けのタイミングと方向は完璧だったけど、大久保さんのスルーパスがズレたせいでサイドに流れちゃって残念......ってシーンもあったけど、なんであそこでパスがズレるんだろうな的なのもありましたね。

話を戻して、開幕から数試合はボール奪取時に縦に「急ぎ過ぎて」味方が全然間に合わねぇみたいな状態、「速い」「遅い」でいえば「速い」攻撃一辺倒で単調になりましたけど、今は逆にじっくりボール持ちすぎることで「遅い」しかなくなって単調。もう少しポジトラで一気に前に出て行く人と、そこに思い切って付けるとか、もうちょっと意図的に相手ゴール前でカオスを生むような縦の速さを織り交ぜてもいいんじゃないかな。

この辺は、過密日程で戦術的なトレーニングの時間があまりとれず、味方の動き出しと出し手のタイミングを合わせるような機会が少ないってのもあると思いますが、常に出し手が味方を探しながら動いてる感があって、「このスペースに蹴れば味方がいるはず」みたいなチームとしての共通認識がまだ足りていないのではないかと(興梠さんはたまにパスを跨いでうまく相手外したり、フリックとかも見せるんですけど、まだ味方がそれに完全に反応しているとは言い難いし)。

得点を獲るためには相手守備陣の予想の上をいかないと難しいわけですが、それは別に全盛期のバルサみたいな超絶コンビネーションとか、メッシさんのような人外レベル個人突破とかじゃなくてもよくて、例えばワンタッチプレーが2回くらい続くだけでも十分相手ディフェンスの対応能力を越えることはできると思うんですよね。現状では相手の意表を突く形でのパス交換やタイミングをズラすようなクロスはあまりなくて、なんていうか「素直すぎる」というかね。さすがに相手もきっちりセットしているところに蹴ってくれるなら対応しやすいでしょ。

相手がどんなにブロック作ってようが、超絶なミドルシュートを叩き込んで理不尽にぶん殴れるとか、ドリブルで2枚くらい相手外してシュートぶち込んじゃうとか、そういうのは個人技の話なので、もちろんそういうことができる人がいればいいなってのはありますけども、そういう無い物ねだりしていても仕方ないので、もう少しチーム全体としての連携、意思疎通を高めて、せめてテンポよくパスを繋ぐなどして相手ディフェンスラインを崩すようなところの精度を高めていって欲しい。

それによってまずは決定的なシュートチャンスの数を増やすことが肝心。そこで決める決めないは個人の問題だけど、今はそもそもの決定機が少なすぎる。リーグ後半戦はその辺の向上に期待したいと思います。順位的にはよい位置につけているので十分後半戦に期待が持てますしね。

さて、次は1週間のお休みを挟んでルヴァンカップのグループステージ最終節。清水に勝てば文句なしの首位突破が決まります。代表活動による選手の離脱や、前後の試合間隔を考えれば恐らく今日とほぼ同様のベストメンバーで挑む感じになりそうですが、しっかり勝ってタイトルの可能性を1つでも多く残したいところです。

試合ハイライト

試合データ

観客: 10,086人
天候: 曇 / 気温 22.1℃ / 湿度 89%
試合結果: 横浜FC 0-0 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 酒井(警告×1/反スポーツ的行為/次節出場停止)、ホイブラーテン(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 清水 勇人 氏
順位: 4位(8勝3敗5分/勝点29/得失点差+8)

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