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2016 JリーグYBC ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 埼玉スタジアム2002 ヴィッセル神戸戦

先週末の第1戦、アウェーでの対戦は2得点1失点で勝利し、ホームに戻っての第2戦。

第1戦の結果から、ウチは2点差以上つけられて負けない限りは準決勝進出という条件的にはかなり楽な状態での対戦となりましたが、ハイプレスで得点を狙いに来る神戸に前半は苦しみながらも要所要所のチャンスをしっかり決めきって前半だけで2得点、後半は足が止まった神戸に2得点でとどめをきっちり刺し、トータルスコア 6-1 の大勝でベスト4、準決勝に駒を進めました。準決勝に進むのは3年ぶりになるんすね。

2016 JリーグYBC ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 埼玉スタジアム2002 ヴィッセル神戸戦

今日のスタメンは最終ラインに森脇、那須、ウガ。ボランチは青木、阿部ちゃんコンビ。両ワイド、左に関根、右に駒井。2シャドーに武藤、高木。ズラタンのワントップ。GKは大谷。

残念ながら第1戦での負傷離脱が、左前十字靱帯損傷という大きな怪我となってしまったウメが離脱。代わりに右サイドに入ったのは駒井さん。それ以外は第1戦と同じスタメンとなりました。

さて、同じチームとの対戦が3つも続くと、レビュー書くのもダルいので簡単にまとめますが、基本的に神戸は3連戦の初戦となるリーグ戦(2nd 第10節)と同様、3バックでウチにあわせて、守備時5-4-1、球際激しく、ウチの縦に入るパスに対してはしっかり潰してカウンターの起点にしつつ、裏への抜け出しに関しては中盤をコンパクトに全体を押し上げてウチのビルドアップにしっかりプレスをかけることとラインコントロールによって封じる策。

神戸は比較的狙い通りにやれていたと思いますが、いまいち攻撃に迫力がなかったのは、やはり前回対戦でペドロ ジュニオール選手が退場、今試合出場停止になっていたことがかなり大きかったと思います。ウチとしては非常に助かりましたし、ウチも相手のショートカウンターをもちろんしっかりケアして、ボールを失っても非常に攻守転換が早く、カウンターを発動させないようにしっかりと守備ができていましたので、この辺は同じ相手と3試合やった成果かなと。

前半の30分くらいまではある程度ウチは我慢、全体的には神戸が狙いを出すといった流れではありましたが、前半39分、相手のロングスローを大谷さんが勇気を持って前にでるとしっかりパンチング。このボールを武藤さんが身体張って落とし→青木さんがワンタッチで前線、走った関根さんへ。これを関根さんが気合いで落とすと、それをフリーで受けた高木さんが一気に持ち出してGKと1対1の状況を作ると、冷静にキーパーを外してゴールに流し込み先制点。

流れがそれ程良くない状況ながら、相手の一瞬の隙を突いたカウンター1発でトータルスコア3-1とし、流れを引き寄せてくれました。さらに、前半終了間際の43分、ゴール前の競り合いで高木さんが後ろからファールを受けたとしてPKゲット(現地だとなんかごちゃごちゃってなったところで主審がPKを指示する動きをしたので何が起こった?って感じでしたが)。これを阿部ちゃんがしっかりゴール右上隅にたたき込むと、これでほぼ試合は決定づけられました。

後半は、63分にズラタンさん→興梠さん、72分に高木さん→忠成さん、75分に武藤さん→石原さんと前線の3枚をリフレッシュ。第1戦でもあった、前線に元気な攻撃の選手を入れた結果、プレースピードや意思が最終ラインと合わずに少し中盤が間延びして逆にピンチになるっていうのが今回も少し見られましたが、それでもうまくしのぎつつ時間を使い、徐々に足が止まってきた神戸を相手に60分に高木さんが、さらに84分には忠成さんが、それぞれ追加点を決めて試合を決めてくれました。

高木さんはこの日2得点+PKゲットということで、実質ハットトリック級の大活躍。リーグ戦ではなかなか出場機会を得ることができていませんが、ルヴァンカップというチャンスでしっかり結果を出したことで、終盤戦での活躍が期待できそうです。もうちょい球離れが早ければというシーンも見られましたけども、この調子でチームに貢献してもらいたいものです。

あとそういえば、前半、ズラタンさんが神戸、ニウトン選手との接触プレーで倒れたとき(あれはファールだったと思いますけどね)、主審がファールをとらなかったことでミシャさんがぶち切れてピッチに乱入(笑)、退席処分になってしまいました。次の試合ベンチ入りできない可能性が高いですが、その処分が次節鳥栖戦で適用される場合はかなり大事な試合になるだけに痛いっすね(どうやらルヴァンカップ準決勝の第1試合がベンチ入り不可という感じになるようです)。堀さんに頑張ってもらうしかないですが。

さて、ルヴァンカップに話を戻すと、準決勝の相手はFC東京になりました。10月5日(水)にまずはアウェーで第1戦、10月9日(日)にホームで第2戦というスケジュールになります。チケットの販売スケジュールも公式サイトで案内されていますので確認しておきましょう(シーチケホルダーは優先販売があるのでそちらを確認)。

試合データ

観客: 19,253人
天候: 晴れ
試合結果: 浦和4-0神戸(前半2-0)
レッズ得点者: 高木(39分)、阿部(43分/PK)高木(60分)、李(84分)
警告・退場: 李(警告×1/ラフプレー)
主審: 山本 雄大氏

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