2015 Jリーグ 2ndステージ 第9節 日産スタジアム アウェー 横浜F・マリノス戦
前節は仙台にホームで勝利して3連勝と波に乗ってきた状態での第9節はアウェー、日産スタジアムでマリノスさんと。マリノスさんもウチと同様、直近3試合は連勝中と、好調同士の対決となりましたが、ひっさびさに一方的にボコられて完敗した。もうレビュー書く気もなくなったので超簡単にまとめます。
今日のスタメンは最終ラインに森脇、那須、槙野。ボランチが阿部ちゃんと柏木のコンビ。両ワイドにウガと関根。2シャドーに武藤とウメ。ワントップに興梠。GKは西川。ということで、前節はイエローカードの累積で出場停止だった関根さんが戻ってきて現状でのベストメンバースタート。
マリノスさんは前回対戦時もそうだったんですが、ウチのビルドアップに対して前線がプレスをかけ、中盤は縦方向のパスコースを限定した上で、ウチのワントップ、2シャドーに入ってくるパスを複数人で潰したらそこからウチの両サイドバック裏のスペースを使ったカウンターという狙い。
前回対戦時もこの狙いで結構やられたんだけど、俊輔さんがいなかったことで飛び道具がなかったことや、マリノスの守備がウチの前線のコンビネーションに付ききれずに崩すことができた結果の逆転勝利だったわけですが、今日のマリノスはその時の課題をきっちりクリアし、俊輔さんにまで柏木をハードマークさせるという徹底ぶりでウチの中央ラインを封じにきたことで、柏木+前線のトライアングルがほぼ機能せず。
両サイドは使えるけどそれはマリノスが4バックである程度サイドは捨てて中央ではじき返せば良いという守備をしていたからで、結果的にはその思惑通り、ほぼなんもできずに終わるという最悪の試合になりました。
こちらの失点もマリノスにとってはしてやったりの結果。まずは俊輔さんの飛び道具で先制し、その後はひたすらカウンターを当てて追加点、トドメも俊輔さんからのセットプレ-。もう笑っちまうくらい完璧にやりたい放題やられた。
1失点目は俊輔さんのフリーキックはスピード、コース共にとんでもない精度で、あれはさすが俊輔さんですねと唸るようなシュートではありましたが、あれが蹴れる人がいるチーム相手にあの位置でファールする時点で間違いだし、2失点目も前線で溜を作られて、2列目から上がって来た齋藤学選手に簡単に裏とられてのものだし(対応したウガを手で押した感じはありましたが)、3失点目は中盤で前掛かりになったところでボールロストしてカウンター喰らい、ディフェンスラインがゴール方向に向いて守備をさせられラインが下がってしまったところでマイナスに戻されたボールを2列目からドカンっていうウチの悪い形が全部詰まったような失点。4失点目はファビオ選手のマークが完全にお留守。
ここまで完璧にウチの長所を消され、短所を攻略されるとどうしようもないですが、これ、上位チーム相手だと普通にやってきますからね。もう少し戦い方にオプションがないと後半戦の大事な上位対決で苦労しそうな予感。負けちまったものは仕方ないので、これを踏まえて中断期間をうまく使って立て直して欲しいです。
そういえば、この試合に関してはジャッジへの不満がかなりスタジアムに蔓延していましたね。個人的にもいくつかのジャッジは思うところがありますが、とはいえジャッジのせいで4失点したわけでも、無得点に終わったわけでもないので言っても仕方ないかなと。早いところ嫌な事は忘れて次に行きましょう。
ということでお口直しに↓でもどうぞ。スタジアムの周り散歩してたら遭遇した。
試合データ
観客: 33,467人
天候: 曇り
試合結果: 横浜FM4-0浦和(前半2-0)
レッズ得点者: -
順位(2nd第9節終了時点): 8位(2nd:4勝3敗2分 勝点14 / 年間:16勝3敗7分 勝点55 2位)
警告・退場: 宇賀神(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 佐藤 隆治 氏
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