2014 Jリーグ第29節 埼玉スタジアム2002 ヴァンフォーレ甲府戦
3連戦の2戦目となる甲府戦は、ホームに甲府を迎えて。前節は仙台で悔しい敗戦、今節は連敗だけはなんとしても避けたいだけでなく、できればきっちり勝って勢いを取り戻して3連戦最後の鹿島につなげたい試合でしたが、甲府の堅い守りを崩しきれず、スコアレスドローとなりました。
甲府とはアウェーでの対戦もスコアレスドロー。きっちり引いてブロックを作る甲府のようなチームを崩すのはそう簡単なことではありませんが、今回も得点を奪うことができず、今季の対戦は2試合ともスコアレスドローという結果になりました。
私事ながら、仙台戦から帰ってきてすぐに思いっきり風邪を引いて高熱でぶっ倒れ、そのまま寝込んでこの日は回復には向かっていたものの熱が完全には下がりきっていない状況でしたので、完全防寒にマスクの上、シートチェンジサービスを利用して雨に濡れないところで観戦してました。シートチェンジサービス初めて使ったけど助かった。
今日のスタメンは、最終ラインに森脇、那須、槙野。ボランチが阿部ちゃん、啓太のコンビ。両ワイドにウメとヒラ。2シャドーに柏木と李、興梠のワントップ。ウガが、前節仙台戦でもらった警告2枚による1試合出場停止のため、そこに代わってウメが入った以外はいつも通り。
甲府も3バックを基本に、守備時は5バックにしてウチの前線、5トップとマッチアップした上で中央を締めて楔を入れさせないようにというやり方で、いつも通りのウチ対策(ただし前回対戦時は5-4-1にしてたのに対して今回は2トップにしてたので5-3-2みたいな?)。どちらかというとこういう風にマッチアップしてくれた方が個々の能力で勝るウチの方が局面打開できていいという考え方もあると思いますが、今日に関しては楔入れさせないようにっていう甲府のやり方を前にちょっとうまく行かなかった。
最終ラインがかなり自重気味に入ったためオーバーラップも少なく、サイド攻撃が思ったより機能しなかったのと、ウチの前線3枚がスペースを与えられない中で効果的な連動を発揮する回数も限られ、それを嫌って柏木がボランチの位置まで頻繁に下がってきてしまうと前線に人が足りずにさらに状況は悪化という感じで、特に前半に関してはシュートまで至ることがほぼできない焦れる展開。後半、関口投入後、左サイドでの攻撃に厚みが出て、彼の単独打開も含め何度かチャンスを作りますが、チャンスを決めきれず、セットプレーや槙野のミドルがクロスバーを叩くなど惜しいシーンもありましたが、そのまま試合終了と。
特に甲府は残留争いの中で、最低でも勝点1を取って帰りたいアウェーゲーム。ただでさえ守りの堅い甲府に、「負けない戦い」をされるとさすがにそれを崩して点を取るのは容易ではないです。まぁ勝点1はとれたし、無失点で終わったのでそれをポジティブにとらえましょう。
ということで、次は日曜日にアウェー鹿島。終盤戦、最初の大一番ですので、ここはきっちり勝って、優勝に1歩近づきたいですね。
試合データ
観客: 19,977人
天候: 雨
試合結果: 浦和0-0甲府(前半0-0)
レッズ得点者: -
順位(第29節終了時点): 1位(17勝6敗6分/勝点57)
警告・退場: ウメ(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 高山 啓義 氏
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