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2014 Jリーグ第10節 埼玉スタジアム2002 横浜F・マリノス戦

ゴールデンウィークの連戦、2試合目はホームに戻ってマリノスと。前節は柏に悔しい敗戦で連勝も止まってしまいましたが、上位に食いついていくためにも連敗はできませんし、絶対に勝ちたい試合。

そんな状況の中、試合内容的には苦しみながらも、きっちり完封勝利で勝点3をゲットしてくれました。

2014 Jリーグ第10節 埼玉スタジアム2002 横浜F・マリノス戦

今日のスタメンは前節同様、槙野が帯同せず、替わりに永田さんが中央で先発となる布陣。最終ライン、那須、永田、森脇。ボランチに阿部ちゃんと柏木。2シャドー、興梠、元気。両ワイドにウガとヒラ。李のワントップにGKは西川。

マリノスはオーソドックスな4バックながら、最終ラインとボランチの距離を詰めてスペースを消し、ウチの前線、李、興梠、元気のところにスペースを与えない守備をしてきたこと、さらにそのスペースがないことを嫌がってか、それとも事前のプラン通りなのかはわかりませんが、元気が頻繁にサイドに開いてプレーするため、ウガのオーバーラップするスペースがなく、さらに前述の通り中央の李と興梠のところはスペースを消されているので縦の楔もほぼ入らず、入っても距離感が遠くてコンビネーション不発。

最終ラインからのロングフィードや、大きめのサイドチェンジで打開を図るも、中央で起点が作れないのでマリノスディフェンスラインに混乱が起きず、スライドされて数的有利が作れないのと、マリノスがそれほどラインを高く設定しないためサイドの裏のスペースもなく、結果アーリークロスを選択する場面が増えて中央ではじき返される・・・ とはっきり言えばウチのやりたいことが出せない、内容的にはかなり悪い試合となってしまいました。

マリノスはマリノスで、中央で引っかけてのウチのサイドの裏のスペース狙いっていうのは何となくわかるんですが遅攻になった際にどうウチを崩すのかというコンセプトが見えず、ピンチらしいピンチは自分たちのミスから永田さんから西川へのバックパスが逸れてヒヤッとしたシーン以外はほとんどないような状態。

という感じで両チームともなかなか思い通りになってない試合展開が90分続く感じでした。たぶんポゼッションも半々くらいで、拮抗した試合といえばそうですが、お互いにチャンスらしいチャンスはほとんど作れていなかったんじゃないかと。

とはいえ、そういう内容的には厳しいながらも、後半、コーナーキックから柏木の精度の高いクロスに李がうまくスペースを見つけて入り込み(ニアで永田、阿部ちゃんが相手ディフェンスを引きつけたのもよかった)、綺麗に頭で合わせて先制点を取ると、何回かミスはありながらも集中した守備で完封し、ホームできっちり勝ってくれたことは評価すべきだと思います。こういう内容的には悪いながらも勝点をしっかり積み重ねていくのがタイトルを狙う上では重要ですから。

選手交代はすべて後半に3枚。興梠→啓太として柏木をトップ下に上げる策。ヒラ→ウメは同ポジションでの交代。元気→関根が最後のカードでしたが、これも同ポジションでの交代。

関根くんは本来トップ下の選手なのでこの位置でのプレーももう少し見たかったですがプレー時間は5分程度でした。とはいえ、思い切ったドリブルからミドルを果敢に狙っていくなど、思い切りのよいプレーは見ていて気持ちいいし期待させてくれます。

さて、次は土曜日にホームでFC東京戦と続きます。また連勝を伸ばしていけるようにきっちりサポートしていきましょう。

2014 Jリーグ第10節 埼玉スタジアム2002 横浜F・マリノス戦

試合データ

観客: 38,226人
天候: 曇り
試合結果: 浦和1-0横浜FM(前半0-0)
レッズ得点者: 李(56分)
順位(第10節終了時点): 4位(6勝3敗1分/勝点19)
警告・退場: -
主審: 扇谷 健司 氏

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