埼玉スタジアム2002 ACL 2013 予選グループF 第3戦 全北現代戦
ACL予選グループの第3戦は、ホーム埼スタで韓国の全北現代と。あまり天気がよくなくて、雨はあがっていたものの、ものすごい強風が吹いてる中での開催となりました。結果は先制するもトドメをさせず、その後、3失点で敗戦。これで予選は現在1勝2敗、グループリーグでは3位となりました。
ウチのスタメンは、リーグ戦とは多少入れ替え、最終ラインに槙野、那須、ツボ。ボランチに啓太と阿部ちゃん。2シャドー、元気と柏木。両ワイドにヒラと関口、マルシオがワントップ。
全北現代はオーソドックスな4バックシステム(後半とか見てると4-4-2、立ち上がりは一応ウチ対策でアンカーを置いた3ボランチの 4-1-2-3 みたいな感じではじめてたみたいだけど)、ミシャさんのサッカーは、特に特別な対策を取ってこない4バックシステムに対して中盤のポジショニングでギャップを作ってやっつけてやろうぜっていうものですが、前半の立ち上がりに関してはこの狙い通り、ほぼ完璧にはまっていました。
相手の4バック+ボランチは、ウチの前線5人のポジショニングに対応できず、特に相手ボランチというか、アンカーの選手が1人でウチの2シャドーをマークしているような状態になって、結果、柏木と元気をほぼフリーに。そうなればウチはやりたい放題ってことで、立ち上がりから決定機を何度も作っていました。
また、相手前線のプレスもウチの最終ラインに対して連動したプレスをかけて来るわけでもなく、啓太、阿部ちゃんのところもそれ程厳しくプレスがかからないので、ぶっちゃけこれは前半で何点か入るなって予感させる入りでした。
で、実際に前半6分には元気が先制点。槙野がドリブルで仕掛けていって、相手ディフェンスに引っかかりかけたところを元気がかっさらいつつディフェンスラインの裏に抜け出し、キーパーとの1対1を冷静に流し込んでのもの。素晴らしい。
このあとも元気、マルシオと何度か決定機を作るも追加点が奪えず。20分くらいたつと相手もウチのやり方に多少慣れてきたのか試合は停滞気味にそのまま前半終了。あれだけ押し込んでいながら1点しかとれてないことにやばい予感はしていましたが...
まさか後半で3失点もするとはね。
後半、相手が特によかったとは思いませんが、逆転されてから、ツボ→興梠って代えて、那須さんをツボのところに、阿部ちゃんを最終ラインに下げて、柏木をボランチにしたところからはもうなんもできない状態だったのは確かだと思います。連動性なし、柏木が下がってしまったことで前線は停滞してみんな足元足元でボールもらうだけの状態に。
後半立ち上がりにはセットプレーのこぼれ球をミドル、その後、同じくセットプレーで見事に競り負けて逆転と、なんかミスキックなのかなんなのかよくわかんないシュートに順大が逆をつかれて3失点。もうね、どうしようもない感じでしたよ。
ということで、終わったことを何言っても仕方ないですが、前半、きっちり追加点とって相手の心を折っとけばそんなに苦労しなかった試合な気もしますので、やっぱ決めるべきところで決めとかないとねっていうよくあるお話ってことになりますね。
あとね、主審は何でもかんでもファール取り過ぎだ。パタパタ倒れやがって、試合はブツブツ切れるしなんなの?(八つ当たり)
試合データ
観客: 22005人
天候: 晴れ
試合結果: 浦和1-3全北現代(前半1-0)
レッズ得点者: 元気(6分)
警告・退場: -
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