駒場スタジアム ヴィッセル神戸戦
前節、前半20~30分以降は全く運動量もなくいいところなしの今期でも最悪に近い試合をやっちまってくれた横浜戦からどういう風に修正してくるのかに注目の神戸戦は駒場にて。まあ、修正といっても戦術的なところよりも精神的な部分が大きかった気がするのでそれほど心配はしていなかったけどきっちり反省して今日はいい試合をしてくれました。
前節は途中から運動量が落ちて相手ボールに対するプレスがかからなくなったことで中盤を支配され、フリーになった相手中盤から、ディフェンスライン裏のスペースに決定的なパスを何本も通されるっていう状況だったわけだけど、今日は終始、しっかりと前線からプレスがかかって、攻守の切り替えも素早く行えていた。
その結果、高い位置でしっかりと相手のボールを奪うこともでき、全体としてゲームをこちら側でコントロールすることができていた。コンビネーションサッカーは運動量が勝負。中盤をコンパクトにするためにラインを押し上げている分、ディフェンスラインの裏にスペースができることは承知のリスク。だからこそ、前線からしっかりとプレスをかけて、相手に自由にプレーさせないようにしなければ、裏のスペースを相手に活かされてしまうのはわかりきってる。その点、今日のような試合運びができれば結果も付いてくると思う。
課題はやはり自分たちのミスによってピンチを招くという状況をどれだけ減らすかだと思う。今日も単純なパスミスなどから決定的なシーンに至る場面が何度かあったし、都築選手の神セーブや相手のミスで助かったっていう部分もあったし。
それにしても今日のタカはよかった。今期初ゴールもそうだけど、随所にみせるプレーから全盛期のキレが戻ってきてるなという感じ。これは期待できそうだ。リーグ戦初スタメンの永田くんもいい働きしてたし、若手がほんとイキイキプレーしているのは見ていて気持ちいい。これからうちのような運動量が決め手のサッカーをやるチームには最も過酷な季節がくるけど、この調子で乗り切って欲しい。
この記事が気に入ったらサポートしてみませんか?
スタジアムでのビール代にさせて頂きます。