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埼玉スタジアム2002 鹿島アントラーズ戦 (Jリーグ第21節)

アウェー湘南戦をいい形で勝利して、ホームに戻った21節は鹿島との今期2戦目。スタジアムも満員御礼、気合いは入りまくりのいい雰囲気で迎えた試合は、結果的には1-1のドローゲーム。しかも先制してロスタイムに追いつかれるって言う悔しすぎて泣きそうな結末だったけど、次につながる勝点1だったと思う。

前半は完全に鹿島ペース。立ち上がりから前線からの素早いプレスで、なかなかウチにやりたいサッカーをさせてくれない。やはり、鹿島くらいのレベルの高いチーム相手にハイプレスな中でミスなくパスサッカーを実行するほどウチのサッカーは完成されていないので、前半はミスも多く、何回かゴール前、押し込まれる展開。実際、ヒラもサヌもなかなか高いラインが取れずに、サイドを起点にした攻撃も難しく、フリーキックから得点?っていうシーンが1度あったものの、全体的にはウチのチャンスは少なかった。

逆に鹿島はどちらかのサイドで細かくパス交換しつつ、タイミングを見て逆サイドに大きく展開→シンプルにクロスっていうサッカーで、やっぱやることが明確で、完成されてるっていうか、特にゴール前への入り方も、ディフェンスにとってはマークがつきにくい、斜め走り(いわゆるダイアゴナルランってやつですね)を各選手がしっかり実践してくるあたり、こういう点はウチも見習わないといけないなと思いつつ見てた。

とはいいつつも、今日は代表にも選ばれて(おめでとう)気合い入ってる萌ちゃん、暢久、スピラを中心に守備陣がしっかり集中して、最後のところは体張って守りきった前半。0-0で折り返し。

後半は、鹿島も少しプレスが緩んで、ウチのサイドバックも少しラインを上げられたところからシュートまで持って行けるシーンが増える。そろそろ得点がって思ってたら、なんかウチのゴール前で笛が鳴ってPKとか…でもこれをギシさんが神セーブしてしのぐと、残り10分くらいでロビーの素晴らしいミドルが決まって先制。もうスタジアムがお祭り騒ぎ。その直後にも決定的なシーンがあったものの、追加点はなく、残り時間はわずかに。そのまま押さえきってもらえれば、今日は気持ちよく帰れるぜとか思ってたロスタイム…スローインからのこぼれ球を押し込まれた。ちょっとラインが下がりすぎてバイタルエリアががら空きになったところを突かれるっていう、よくあるパターンで悔いの残る失点。その直後試合終了。がっくしきたよ。

でも、しっかりと先制点が取れたこと、全員が集中して終わり間際まで完封できていたこと、よかった点も多かったので、これを次の勝利につなげて欲しいなと。

最後に、今日の審判(西村さん)に関して、サポの一部ではロスタムが長すぎとか、クソジャッジとか言ってる人がいますが、今日のジャッジはそんなこと言われるほど悪くなかったですよ。かなりタフな基準で、フィフティにいったプレーに関してはなるべく流して試合の流れを止めず、選手ともしっかりとコミュニケーションを取っていたように見えたし、アドバンテージのゼスチャー等もわかりやすかったです。

タフな基準で流し気味にしていた点に関しては、前半、何度か倒れてファールをアピールしてたロビーが、後半は多少当たられても倒れずにプレーを続行しようとしていたのを見てもわかるとおり、選手もそれを受け入れて、プレーしていました。Jリーグの課題として、選手が簡単に倒れすぎる、それによってプレーが中断しすぎるというのがよく言われますが、西村さんのような基準で笛を吹いてくれる主審が増えれば、そういう点も徐々に解消されて、世界のレベルに近づけるんじゃないですかね。

あと、ロスタイムの長さは、最後に決められたから何かいいたくなるのはわかるけど、追いつかれたのを審判のせいにしたところでなんの意味があるのかっていう。とにかく不毛ないちゃもんみたいのはみっともないだけなのでやめていただきたいものです。

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Yoshiki Kato / burnworks
Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4 級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。