さいたまシティーカップ NACK5スタジアム大宮 大宮アルディージャ戦
公開
プレシーズンマッチ3連戦の2戦目は、ナクスタでのさいたまシティカップ、対戦相手は大宮アルディージャ。プレシーズンマッチとはいっても、前試合は鳥栖に負けてるし、相手は同じJ1、しかもダービーとあっては負けられない試合だったんですが、結果は残念ながら0-3で惨敗。お寒い週末でした。
試合内容的に、鳥栖戦で見られた今年の戦術傾向を当然ながら踏襲しつつ、柏木がボランチの位置に入ったことで鳥栖戦よりはボールが動いて、局地的には細かいパスワークから抜け出していくような動きも見られるなど、前試合よりは形になりつつある感じもしました。意図通り、サイドで達也などが1対1の局面を作り、ペナルティエリア内部まで進入してゴール前に折り返すといった攻撃の形から何度か決定的なシーンも作っていて、それ自体は悪くないかなと。ただ今日はゴールが奪えませんでしたけどね。
今日見ていて印象に残ったことを簡単に。
- 「サイドで起点を作ってクロスを上げる」←ここまでは行ってる、けどクロスが合わない、精度が低い、中に人いないのどれかでゴールには結びつかない。
- あと、あまりに両サイドの2人に攻撃をお任せ過ぎだと思われ。もう少し周りが連動しないと。
- サイドバックの2人(今日もヒラとウガ)がサイドハーフの選手を追い越して行くようなシーンがほとんどなかった(動きはあったかもしれないけど、ボールが行ってない)。
- 元気くんはスペースを使うプレーも考えた方がいいと思う。全部足元→ペナルティエリア端から内側に切れ込んでシュートってパターン。それ得意なのはわかるけどワンパターンすぎ。ドリブルで相手を引きつけられるんだから、そこから周りを活かすようなプレーがあってもいい。逆に周りも彼がドリブルしたとき連動して欲しい。
- 啓太がいい働きしてた。柏木、啓太のコンビはいいかもね。
- エジの役割とマルシオとの関係ってところがイマイチはっきりしない印象を受けた。あとエジ、まだ開幕前で本調子じゃないのはわかるけどキレがなさ過ぎだろ。。
- ついでにマルちゃんのポジション、新潟でやってたみたいに、基本を右のサイドハーフにして、アタッキングサードではポジションを中央にスイッチするとか柔軟性を持たせてあげる方が機能する気がするんだけど。。ポジションが流動的なマルちゃんはコワイ印象。でも今期のウチはあまりポジション変更しちゃダメルール、ってことは...(以下自重
- さらについでにだけど、達也をサイドハーフで使うってのがもったいない気がしてならない。今日の試合見てても、サイドからのクロス供給要員になっちゃってて、「ゴールに向かう」裏への抜けだしとか、達也の相手にとってコワイ部分が活かされてない。SBがもっとオーバーラップしてくれれば変わるかもしれないけど。
- 永田くんと暢久のCBコンビは比較的安心して見ていられた(何度かマークがずれててあぶねっていう場面もあったけど)。CBからの配球を考えると暢久のスタメン起用ってのがしばらくは続くのかな。あとはスピラの稼働次第か。
- 暢久の退場シーンは現地にいた身としては何が起こったのか全くわからなかったよ。なんなのあれ。
- 途中交代で入ったマゾーラ、キレてたね。1人で相手DFを3人くらい置き去りにして中央のエジに折り返した(エジがGKに当てちゃってゴールにはならなかったけど)シーンなんか、今後に期待せずにはいられない感じ。でも彼頼みのサッカーになったらいつか通った道になってしまうので、周りがどれだけ連動できるかが重要ですね。
と、まあそんな感じで、暢久の退場とそのPKでの失点と、人数が10人に減ってロスタイムに喰らった3点目は事故みたいなもんなんで、気にしないことにしても、無得点で終わったっていう点に関してはちょっと納得いかない部分もあるので、次の栃木戦に期待することにします。
おまけ。試合開始前に新しいチャントが↓
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Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4
級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。