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広島ビッグアーチ アウェー サンフレッチェ広島戦(Jリーグ第15節)

震災の影響もあって、ここからは試合がかなり詰まって連戦な感じになりますが、今日は広島でアウェーの試合。さすがに平日の夜、広島までは行けなかったのでテレビ観戦ですが、結果はまたしても引き分け。とはいえ、現在2位と好調な広島を相手に、アウェーで勝点1をしっかり獲得したのは悪くない結果です。

今日は元気くんがU-22代表への選出で不在。高崎も前節に負傷したらしく今日は帯同せず。幸いケガは軽いようなのでそれ程復帰までに時間はかからなそう。で、今日のスタメンは元気の位置に達也、トップ下に柏木をいれての4-2-3-1。エジのワントップに戻って、ボランチは啓太、暢久のコンビ。CBはスピラ、永田。今日はウガの代わりにヒラが先発となりました。守備面ではベテランのヒラに一日の長があるので、特にマッチアップする広島の右サイドがスピードのあるミキッチだってことを考えてもヒラのチョイスが賢明でしょうね。

試合は立ち上がりから互いに慎重な入り。ウチも前節など不用意な失点をしていることからかなり守備面でのバランスに気をつかっているのがわかる立ち上がりでしたが、広島も前半は無理をせず、守備から入ってっていう感じ。全体的にはウチがポゼッションできてたけど、やはり時間をかけた攻撃では広島が強固なブロックを作ってしまうのでなかなか崩せず、チャンスとしては相手ボランチの位置など、最終ライン近くでボールを奪ってのショートカウンターからという感じでした。

ただ、今日は達也がいたので、彼が裏に仕掛ける→柏木からの絶妙スルーパスって感じで決定機を作るシーンもあり、やはり前線で献身的に動き回ってくれる人の大切さを実感しましたよ。

ただ結局は何度かあった決定機をものにできず、一方で相手のチャンスもディフェンスが最後まで集中し、体を張って守ってくれたのと、今日もスタメンだったGK、順大のセービングもあって無失点で抑え、結果、0-0のドローとなりました。

以下メモ。

  • エジはワントップになるとやはり活きない。ワントップっていうシステムが悪いわけじゃなく、今の「ポジション固定サッカー」と「周りと連動してこそ活きるエジの特性」っていう2点がミスマッチなだけ。例えば、達也と2トップにして、エジと達也を近くでプレーするようにしてあげればもうちょっと変わるかもしれない。実際、エジと高崎が近くでプレーしている時は、多少の役割分担と連携(っていってもそんなにうまくいってるとは思えないけど)ができてたし。
  • ただ、ポジションをあまり動かさないのがお約束とはいっても、それと各選手が連動しないってのは別問題だと思う。ポジションをある程度守りながらも、フリーランニングして空いたスペースをうまく使う、さらに味方が空けたスペースを他の選手がカバーしてあげるとかっていう連動は臨機応変にやるべきこと。やっぱ戦術の浸透度、熟練度がまだまだなので応用ができないんだろうな。ほんと、継続って大事ですよ。
  • 後半途中で柏木→直輝くんが入ったけど、やっぱ彼は積極的にポジションを変えて、色んなところに顔出してこそ活きる選手。だけど今のポジション固定サッカーだと、彼が動いて作ったスペースを活かす人がいないので、単にバランスが崩れるだけっていう悩ましい状態に。それでも何度か彼がボールを触ることでチャンスも生まれていたので、ぜひあの才能は活かして欲しいんだけどな…
  • 残り20分くらいでマゾーラ投入っていう相手ディフェンスにとっては嫌がらせ以外の何者でもない交代があったけど、彼の効果的な使い方ってやっぱこういう使い方だよね。これで先制してる状況だったらもっと効果的なんだけど。
  • ウメちゃんが久々に戻ってきた。残り数分の出場だったけど、また1人、選手起用の選択肢が増えたのは喜ばしいことですね。

ということで、次はすぐに土曜日のホーム、清水戦。引き分けばかりで勝てないけど、プラスに考えれば負けてないってことだからね。次こそはホームで勝ちましょう。

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Yoshiki Kato / burnworks
Yoshiki Kato
埼玉県出身。サッカー、フットサル (観戦 / プレー)、モータースポーツ観戦、格闘技 (主にボクシング) 観戦、インターネット、音楽鑑賞、筋トレ、腕時計収集が趣味。サッカー 4 級審判員、ウオッチコーディネーター(上級 CWC)資格認定者。好物はゼリー、グミ、お酒、ラーメン。