AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ MD3 埼玉スタジアム2002 全北現代モータース戦

リーグ戦、前節はマリノスを相手に完敗して、チームを取り巻く雰囲気はあまりよろしくない状況ではありますが、気を取り直して迎えるのは、ホーム埼スタでのACL、全北現代戦。

ACLグループステージは今のところ負けなしで首位に立っている状況ですが、ホームでの対戦ですのでここはきっちり勝って、勝点3をゲットすると共に、チームを取り巻く悪い空気を振り払って欲しい一戦となりました。

今日は4月だというのに風が冷たくて、めちゃくちゃ寒かったんですけども、スタジアムは平日ということもあってサポーターの数はそれ程多くないながら、気合いの入り方は良い感じで、熱の入った応援で選手達を後ろから鼓舞しました。

AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ MD3 埼玉スタジアム2002 全北現代モータース戦

さて、今日のスタメンは最終ラインに岩波、マウリシオ、槙野。中盤は青木をアンカーにエヴェルトン、柏木を配置。ウィングバック、右に森脇、左にウガ。武藤、興梠の2トップという並び。GKは西川。

システム的には 3-5-2(3-3-2-2)に戻してのスタート。青木さんをアンカーに置きつつ、2列目にエヴェルトンさんと柏木さんを並べた布陣。守備時には興梠さんを頂点に 5-4-1 のブロックを作るやり方で、原点回帰と言ったところ。

対する全北現代は 4-1-4-1 スタート。ワントップに入るイ・ドングク選手は190cm近い長身と身体の強さを活かしたプレーが特徴。またベンチスタートとなりましたが、同じくFWのキム・シヌク選手も198cmとデカくて、韓国のチームにはありがちですが、全体的にパワー、フィジカルで押してくるタイプのチーム。Jリーグでも馴染みのある選手として、左SBのキム・ジンス選手(元新潟)やCBのキム・ミンヒョク選手(鳥栖)などが最終ラインに入ります。

全北現代は比較的シンプルに裏のスペースに蹴ってきて、前線の強さを活かしてそこで競って落としたところに2列目以降が入ってくるので、試合の立ち上がりはそれをウチが受ける形で押し込まれる展開に。

ウチの最終ラインやウィングバックはマッチアップで相手に上回られると一気にゴール前まで持っていかれてピンチになるし、全北現代の守備ブロックもアンカーが最終ラインに吸収される形の 5-4-1 で、ボールロスト時の切り替えも速く、きっちりブロック作って入ってきたところには強度を持って出てくるので、こちらがボール持ててもなかなか崩せず、無理をして変なところで引っかかると鋭いカウンターを喰らうので、一瞬たりとも気が抜けない緊張感のある展開。とはいえ、ウチもピンチは最後のところで身体を張って守り切りつつ、いい位置で攻守転換できた時はすかさず武藤さんと興梠さんを中心にカウンターを当てていくなど、試合を進めるにつれて少しずつ主導権を取り戻す流れ。

しかし、こちらは決定機を作るまでには至らず、試合はスコアレスのまま後半へ折り返し。

後半も立ち上がりからアグレッシブにやり合う展開。徐々にウチが相手ゴール前に迫る回数を増やし、主導権を握れてきたかなというところで後半10分くらいには右サイドからの森脇さんの巻いたシュートがポストに直撃したり、70分過ぎには同じく森脇さんのクロスにニアで走り込んだ武藤さんが頭であわせる(惜しくも枠には飛ばず)など決定機も生まれ始めます。

柴戸さんが交代で呼ばれ、交代を準備。柴戸さん投入で中盤を安定させつつ、もう少し押む時間が作れれば先に1点獲れるかなと思っていた矢先の77分、右サイドからゴール前に入ってきた相手のロングフィードはマウリシオさんが頭でクリアしたものの、このセカンドボールをペナルティエリア手前で全北現代に回収され途中交代で入ったアドリアーノ選手にペナルティエリア中央付近でパスが渡ります。

これをアドリアーノ選手がペナルティエリア中央に侵入したリカルド・ロペス選手にワンタッチで技ありのパス。リカルド・ロペス選手にはウチのマークがきっちり付いていたのでシュートコースは切って打たせませんでしたが、リカルド・ロペス選手は瞬時の判断で後ろを回ったアドリアーノ選手にヒールで落とすプレーに切り替えると、このボールをアドリアーノ選手はダイレクトでシュート。西川さんの位置を見て丁寧に流し込んだシュートは無情にもゴールに吸い込まれて失点。流れ的には悪くなかっただけに悔やまれる失点となってしまいました。

その後は、78分にエヴェルトンさん→柴戸さん。さらに84分には柏木さん→汰木さん、88分には岩波さん→杉本さんと攻撃的な選手を逐次投入しつつシステムも興梠さんと杉本さんを並べ、森脇さんとウガを最終ラインに落とす形で 4-4-2 に変更しますが、リスクをとった猛攻もむなしく、得点には至らぬままタイムアップ。ホームで悔しい敗戦となってしまいました。

この試合に行く前にちゃちゃっと書き殴った第6節までの寸評でも触れたとおり、パワーで押してくる相手に対して押し込まれる形ながら守備ブロックをきっちり作る従来のやり方になったことで、試合内容的には善戦した形になりました。惜しむらくは多少相手の運動量が落ちて、中盤でのプレス強度が下がった時間帯に作った決定機で決めきることができず、一瞬のスキを突かれて失点してしまったことですが、面白みはないながらも、やはり戦い方としては今日のようなしっかりブロックを作って守備から入るやり方が理にかなっていると思われます。

続くリーグ戦はアウェーでのガンバ戦。ガンバは開幕から失点がかさんで順位的には14位と下位にいますが、その得点力は6節で12得点と、名古屋に次ぐ攻撃力を誇ります。各選手の能力も高く、無秩序に前からハメに行ったりするとサクッと外されてやられる可能性もありますので、ここ2試合結果が出ていない中でどういう戦い方をするのか、注目したいと思います。

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試合データ

観客: 20,118人
天候: 晴
試合結果: 浦和 0-1 全北現代(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: エヴェルトン(警告×1)
主審: ピーター グリーン 氏
順位:グループG 2位(1勝1敗1分/勝点4/得失点差+2)

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