2018 Jリーグ 第29節 ユアテックスタジアム仙台 アウェー ベガルタ仙台戦

前節はホームで柏レイソルに勝利してホーム連勝、マリノス戦から続く連勝も「3」として終盤戦に向けた勢いが付いてきたところで迎える第29節は、アウェーでの仙台戦。

仙台とのホームでの前回対戦は大槻さんが暫定監督をしていた時期の第6節、課題は残しつつも前半の早い時間帯に「仙台キラー」興梠さんが奪った1点を守り切っての勝利でしたが、今回はオリヴェイラさんに監督が交代して初の対戦。どういう戦いになるのか注目の一戦となりました。

2018 Jリーグ 第29節 ユアテックスタジアム仙台 アウェー ベガルタ仙台戦

余談ですが今回の仙台遠征は前日に車で出発してのんびりドライブしながら仙台より先にちょこっと(といっても150kmぐらい離れてるけど)足を伸ばして盛岡まで、10年くらい前に東北旅行した際に行ってもう一度行きたいと思っていた焼き肉屋さん「食道園」さんに夕飯を食べに行くという、なんて言うんでしょうか、普通の人が聞いたら何やってんのといわれそうな旅程ですが、アウェーに遠征によく行く人達なら「まぁそうだよね同じ場所に何度も行ってるといい加減飽きるし、ついでに別のことしたくなるよね」と思っていただけるんではないかという旅をしてきました(最後におまけで写真載っけてます)。

なので仙台ではあまり時間を過ごさず、土曜日の夜に仙台に入って宿泊→翌日試合、試合後は仙台駅でお土産だけ買ったら夕方には仙台を発って家路にという感じでしたが、家に帰ってきたのが日曜の23時前、疲れたので速攻爆睡して、翌朝起きて録画しておいた、F1日本GPを買ってきたお土産をつまみにお酒飲みつつのんびり観てからこれ書いております(以上、レビュー書くのが遅れた言い訳)。

さてこの日のスタメンは最終ラインに岩波、マウリシオ、槙野。中盤はアンカー気味に青木を配置しつつ柏木、長澤を並べた3ボランチ。ウィングバック、右に橋岡、左にウガ。武藤、興梠の2トップという並び。GKは西川。

システム的にはここ数試合固定されている、所謂トリプルボランチを採用。対する仙台もこの日はウチと完全にシステムをマッチアップさせてきたのが見てとれました。元々仙台は3バックの 3-4-2-1 や、3-3-2-2 を採用していますが、椎橋選手をアンカー気味に、その左右に梁選手、野津田選手を置いたトリプルボランチは、ウチの中盤3枚と明確にマッチアップする形。結果として激しい球際の争いが局所的に発生し、非常に見応えのあるインテンシティの高いゲームとなりました。

で、局所的な1対1が発生するなら単純な話、選手のクオリティが高い方が勝つっていう当たり前の話で、前半に関してペースを握ったのはウチ。普段と異なる並びが影響してか、相手中盤のマークが定まらない時間帯にうまく相手を運動量で上回ると、前線の興梠さん、武藤さんがうまくボールを引き出しつつ、彼らがポジションを下げると、2列目から長澤さんと柏木さんがそれを追い越して行く形でスペースを突く。サイドでは特に右サイドで武藤さんと橋岡さん、そこに青木さんや岩波さんが絡んでトライアングルを作りながらのパス交換からサイドを打開したりと、仙台が高く設定したディフェンスラインの裏のスペースを有効活用して崩しにかかります。

その流れの中の24分、左サイドのスローインから興梠さんが裏に抜けつつボールを収めると、それを後ろからフォローしてきた長澤さんに一旦預けます。このボールを受けた長澤さんが顔を上げると、仙台ディフェンスラインは興梠さんの動きと、ニアサイドでボールを受けに動いた武藤さんの動きに引っ張られて左サイドに寄せたまま最終ラインが整っていない状態。

この瞬間、空いた逆サイドのスペースにマーカーである関口選手をうまく外してフリーで走り込む橋岡さん。そこに正確なクロスを長澤さんが供給すると、ドフリーの橋岡さんが冷静に相手GKの頭を越えるヘディングシュートを流し込んで先制。橋岡さんはプロ初ゴール。よい時間帯、よい流れで先制点が奪えて、非常にさい先のよい立ち上がり。

その後もウチの 5-4-1 のディフェンスラインは仙台をバイタルエリアに侵入させず非常にうまく守れていて、仙台が比較的バカ正直に単調な攻撃を繰り返してくれたことから、私も試合を観ながら「あとは不用意なファールとかを危ない位置でしなければ、セットプレーからくらいしかやられる気がしねぇな」なんて呑気に言ってたらまさかのそのセットプレーでやられるっていう...... あんまりフラグ立てるようなことは発言しない方がいいっすね。

40分、(ウチからみて)ペナルティエリア左サイド付近で与えたフリーキックに、仙台のキッカーは野津田選手。このボールにニアサイドで板倉選手にスラさせる形で失点。仙台にチャンスらしいチャンスを与えていない中で、またもセットプレーからの失点。これでウチがセットプレーから失点したのは今シーズン「6点目」で、これはリーグワーストですから、ここは大いに改善の余地がある点だと思います。単純にもったいない。

で、ほぼ狙い通りだった前半をリードしたまま折り返すことに失敗すると、後半は前半とうって変わってポジションチェンジを頻繁に繰り返す仙台の攻撃に今度はウチのディフェンスがマークを捕まえきれずひっかき回されることに。しかも60分に青木さんが接触プレーで足首を痛めて交代という最悪のアクシデントまで発生。

この試合は指定席から観てましたけども、ちょうど座っていた席がウチのベンチの後ろだったので、担架で戻ってきた青木さんの様子を見てましたが、控え選手とのやりとりを見てて、「足首」みたいなことを本人が言ってたのと、表情的にはそんな深刻そうではなかったので、そこまで重篤な負傷ではなく、軽い捻挫っぽい感じかなとは思うのですが、それでも彼の離脱はこの試合にも影響を与えました。

青木さんの代わりには阿部ちゃんが同じポジションで投入されますが、守備的な部分では阿部ちゃんで全く不安はないものの、そこから攻撃で縦に出ていったり、柏木さん、長澤さん、さらに2トップとの連動性という部分ではやはり長期にわたってスタメンを張っている青木さんの方に一日の長があり、なかなか中盤や前線で起点が作れない時間帯が続きます。

さらに最悪なことに興梠さんまで少し痛めたようで、動きに精細を欠き、77分でナバウトさんと交代。ナバウトさんに縦に相手ディフェンスラインを引っ張ってもらい、中盤にスペースを作りたい意図は見てとれましたが、ナバウトさんも懸命に裏に仕掛けたり、ルーズボールを収めようと奮闘するものの、興梠さんという圧倒的前線でのターゲットマン、兼フィニッシャーを欠いたことでなかなか狙ったように相手ディフェンスラインを混乱に陥れることはできずでした(とはいえナバウトさん復帰おめでとう)。

今節は同点の状況でしたが、前節のようにリードした状況でも後半に少しオープンな状況になってしまったり、相手にペースを持って行かれる傾向がここ数試合続いています。前線には武藤さんや興梠さん、今節ならナバウトさんみたいに、裏に仕掛ける、鋭いカウンターの起点になれる選手がいることによって相手ディフェンスラインを後ろ向きに守備させることはできるものの、後半になるとウチの最終ラインの押し上げスピードが落ちる傾向があり、そうすると前線で引っかかった時に中盤にスペースがあるので相手にポゼッションされる→ディフェンスラインが下がって押し上げがさらに困難になる→前線までの距離が遠く、前が孤立気味になって中盤でボールロストする→押し込まれるというあまりよくない循環が起きてしまいます。この試合でも後半は相手にポゼッションされて奪いどころが定まらずという展開。

オリヴェイラさんもそれを嫌ってか84分に長澤さん→柴戸さんとして、中盤での主導権奪取と全体の押し上げを狙ったような交代策をとります。これが功を奏して終盤にビッグチャンスを何度か作りますが、相手GKの好守もあって得点するには至らず。結局そのままタイムアップして勝点1を分け合う結果となりました。

ということで、ウチからすれば勝点「2」を落としたとも言える少し残念な結果ではありましたが、アウェーで勝点を奪って帰ってこられたことはポジティブに考えつつ、続くホームでの第30節は鹿島とですから、ここで気持ち切り替えてしっかり鹿島をぶっ倒すためのサポートをしましょう...... といいつつ、来週は代表戦ウィークで2週間、リーグ戦は中断します。選手にはしっかりリフレッシュしていただいて、万全のコンディションで鹿島戦にのぞんでほしいものです(槙野さんは代表招集されているので代表の方でも頑張っていただきましょう)。

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試合データ

観客: 18,276人
天候: 晴
試合結果: 仙台 1-1 浦和(前半1-1)
レッズ得点者: 橋岡(24分)
警告・退場: 青木(警告×1/ラフプレー)
主審: 池内 明彦 氏
順位(暫定):6位(11勝9敗9分/勝点42/得失点差+11)

おまけ

冒頭に書いた「食道園」さん。盛岡冷麺発祥のお店として有名なんですが、冷麺はまぁおいしいとして、生卵付けて食べる「上カルビ(数量限定)」と「上ロース」が最強なのでこれだけのために盛岡まで行った感じ。

「食道園」さんは夜の営業が17時から。今回盛岡に着いたのが16時くらいだったので、少し時間つぶしに周辺を散策。盛岡城跡公園の一角にある、櫻山神社に参拝したら、傘のおみくじっていう面白いのがあったので引いてみたら小吉っていう中途半端なやつを引き当てました(いっしょに引いた奥さんは大吉だった)。

あとまぁお土産いっぱい買うわけですけども、今回買ったお土産で予想外(失礼)のヒットだったのが行きの福島で買った「桃しそ巻き」。これはリピートしたい。

あとこれも福島で買ったんですけども「いかにんじんソフトせんべい」うまかった。オススメ。

行きの道中で凍天(しみてん)っていう、草餅をドーナツ生地で包んで揚げるというやべぇ食い物を体験したんですがこれもうまかった。あんこ入りもあったけど、入ってない草餅だけの普通のやつがいいと思う。

台風の影響とかも心配してましたけど、運良く台風も日本海側を通ってくれたことで天気自体は晴れ。風だけちょっと強かったですが、試合に影響が出るほどではなかったのはよかったですね。

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