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2016 Jリーグ 1stステージ 第17節 埼玉スタジアム2002 ヴィッセル神戸戦(1stステージ最終節)

前節、FC東京戦では苦しいながらもなんとか連敗を脱し、首位追撃のためにもここから立て直して勝点を積み重ねていきたい1stステージの最終節はホーム埼スタにヴィッセル神戸を迎えて。 こちらはミッドウィーク...

前節、FC東京戦では苦しいながらもなんとか連敗を脱し、首位追撃のためにもここから立て直して勝点を積み重ねていきたい1stステージの最終節はホーム埼スタにヴィッセル神戸を迎えて。

こちらはミッドウィークに未消化だったFC東京戦を戦っての中2日。相手は前節から1週間、コンディションを整える時間があっての対戦ということで、連戦な分、こちらには厳しい対戦となりましたが、そこはきっちりハードワークして3得点。1stステージ最後を2連勝で締めてくれました。後半戦につながる勝点3だと思います。

2016 Jリーグ 1stステージ 第17節 埼玉スタジアム2002 ヴィッセル神戸戦(2ndステージ最終節)

さて、今節のスタメンは、最終ラインに森脇、那須、遠藤の3枚。ボランチは阿部ちゃん、柏木コンビ。両ワイドに関根と駒井、2シャドーに李、武藤。興梠のワントップ。GKは西川。

前節イエローカードもらって出場停止の槙野さんに代えて那須さんを最終ラインに。那須さんを中央において森脇さんをいつもの右から左に。遠藤さんを右に出してという最終ラインの布陣。森脇さんの左、以前も何度か見てますがあまりいい印象ないのでちょっと心配でしたが、今日はうまくこなして勝利に貢献してくれました。

あと駒井さんを先発させたことで、関根さんを左に移動。駒井さんが右で神戸、相馬選手とマッチアップする形になりました。森脇さん、関根さんをともに左に持ってきたことで、こちらサイドはいつもの縦ユニットになりましたが、右は駒井さんと遠藤さんっていう公式戦では初の縦関係なのでここがどう機能するかっていうのは見所だったと思います。

対する神戸は守備時、レアンドロ選手をトップに残した5-4-1でウチの両ワイドが使いたいサイドのスペースを消しつつ、中央に入ってくる楔のパスコースをきっちり切ってくる守備でこちらの攻撃を封じにきますが、それでも武藤さん、忠成さん、興梠さんが流動的にポジションを変えつつ5-4のブロックの隙間でうまく楔を引き出すと、そこからサイドを使って崩すウチの狙いが比較的出せていたのではないかと思います。

前回神戸と対戦した直近の公式戦は去年の天皇杯 準々決勝なんですが、その時も5-4-1でブロックは作るものの、ウチの前線の選手の捕まえ方が中途半端で、ウチの前線が相手守備ラインの隙間で楔を受けることで効果的な崩しができていましたが、これとほぼ同じ流れ。

ただ、関根さんとマッチアップした神戸のルーキー、小林選手はよかったですね(本来マッチアップしているのは峻希なんですが、守備時最終ラインに降りた小林選手と再三マッチアップが発生していました)。関根さんとのマッチアップでほぼこちらが負けていたので、関根さんの突破からチャンスを作るというシーンがほとんど見られませんでした。ここはちょっと誤算でした。

前半は立ち上がりからどちらが主導権をとるでもなく、共に比較的慎重な入りをした感じ。ウチも鹿島戦以降、4試合連続で不用意なミス、あるいは守備の連携ミスから早い時間帯に先制点を献上する試合が続いていましたので、そこは当然だと思いますが、焦らずしっかりと相手の隙を探して突いていくという本来のウチのやり方が戻ってきて、やはり前節、FC東京に勝って連敗を脱したことは大きかったなと改めて思いました。

とはいえ、サイドの崩しからのマイナスの折り返しを興梠さんがフリーで枠外にぶっ放したシーンなど、決定機自体はあったので、あとは最近何かに呪われてんじゃねーかっていう勢いでシュートが枠に行かない病、行ってもGK正面病にかかっていた興梠さんが調子を取り戻してくれればという状態でしたが、今日はついに興梠さん覚醒の先制点が。

最終ライン、森脇さんから裏のスペースに抜け出した忠成さんに絶妙な縦のロングフィード。これを忠成さんがGKと競りながらもうまく落とすと、そこに走り込んだフリーの興梠さんが慎重に頭で流し込んで得点。忠成さんからの落としは決して簡単なボールではなかったと思いますが、ふかさないようにダイビングヘッドで合わせるあたり、「興梠さんは余裕がない難しいシュートの方が決まる」説をまたひとつ裏付けるゴールでした。

そのまま1-0でリードして後半に折り返してもよかった前半終了間際には、再度興梠さんのこの日2点目が炸裂。サイドに流れた忠成さんが駒井さんとのワンツーでうまくサイドをブレイクすると、ペナルティーエリア付近まで持ち込んでマイナスの戻し。これをフリーでうまくポジション取った興梠さんがゴール右上隅にたたき込んで追加点。

サイドのペナルティーエリア脇を攻略してからのマイナスの戻しに中央でドンっていうのはウチの元々の狙いとする崩しの形ですし、その形をきちんと作って得点できたのは大きかったと思います。

ここ数試合得点できない状況ではサイドを使ってもペナルティーエリアから遠いコーナー付近からのクロスだったり、ペナ脇を攻略してもクロスの入れ方が単純すぎて跳ね返されたりするケースが目立ちましたが、やっといい形から得点できたなと。

2点リードして後半に折り返し。ちなみにハーフタイムで忠成さん→ズラタンさんに選手交代。この交代の意図は現地ではわかりませんでしたが、あとで監督インタビューを見たら負傷だったんですね。忠成さん前半だけで2アシストと絶好調だったので後半も見たかったってのはありますが、無理させずに交代させたのはよい判断だと思います。

さて後半ですが、立ち上がりが少し悪かった。立ち上がり早々にロングスロー(鳥栖の藤田選手、今年から神戸にいたんすね)から、一旦ははじき返すものの、セカンドボールをダイレクトで再度放り込まれたことでレアンドロ選手に対するマークが遠藤さんと森脇さんでかぶり、その隙を突いてレアンドロ選手の技ありな反転シュートを決められると1点差に。

ちと後半立ち上がりからズラさん、興梠さんが2トップ気味にポジショニングしてしまったことで中央でボールを収めるポイントが曖昧になり、前線で起点が作れないことで一時的に押し込まれる時間帯ができてしまいました。

ただ、この失点でも混乱はせず、すぐに立て直すと前半同様に攻撃を組み立て、1点リードの状況を活かしつつ時計を進めていきます。

61分には武藤さん→青木として中盤の守備を安定させる策。柏木さんを少し前目にしつつも、あまり前にポジショニングしてリスクを取るような感じではなく、中盤を青木さんを含めた3枚で埋めるような感じのやり方をしていました。さらに77分には駒井さん→ウメとして右ワイドをリフレッシュ。この駒井さんの交代も駒井さんが足攣ってってことなので、ミシャさん的には交代カードの2枚を負傷で切らざるを得ない苦しい状況だったわけですが、他の選手が踏ん張ってくれたことで結果的には90分うまくまとめることができてよかった。

85分、柏木さんがペナルティーエリア付近で獲得したフリーキックのチャンスに、ゴール前に合わせず、走り込んできたウメにミドル打たせるトリックプレー。これがシュートブロックに入った神戸選手(三原選手?)が投げ出した腕に当たったことでハンドボールとなってPK獲得。これをこの日第2子が誕生したばかりのウメがきっちり決めると(ゴール上隅に蹴り込むって言うウメちゃんのハートの強さが出たPKでした)これで試合はほぼ決まり。残り10分をしっかり集中して守り切ると、3-1で勝利。1stステージ最終節をよい形で締めてくれました。

興梠さんの復調、崩しの形も狙い通りに出せたことで2ndステージにつながる勝利だったと思います。あと課題としてはもう1人トンネルに入っちゃってる感のある武藤さんが興梠さん同様に長いトンネルを抜けて早いこと再度覚醒してくれることに期待したいのと、前半戦の得点力が足りないひとつの要因として、左サイド、ウガのアシスト数が現時点で「0」ってところが気になります(広島戦では得点したけど)。

この辺、2ndで改善されると強いウチが戻ってくるんじゃないでしょうか。期待したいところ。

あと、那須さん、やっぱセットプレー時の迫力が彼がいると違いますね。なんとか那須さんと遠藤さんを共存させられないのかとか思ってしまいました。遠藤さんをボランチにして那須さんを3バック中央に、柏木さんをシャドーで先発させれば実現できそうですが、柏木さんボランチでまとまっている今のバランスを無理に崩す必要もないし、悩ましい問題です。

さて、1stは終わりましたが、2ndステージは来週末、すぐに開幕します。ここからが大事な後半戦。リオ五輪で遠藤さん、興梠さんが抜ける時期もあったり、厳しい戦いが続きます。チームはもちろん、サポも含めて1つに、同じ方向を向いて戦っていかなければ、目標とする年間1位を手にすることはできません。選手、チームを信じてここからさらに気合い入れてサポートしていきましょう。

試合データ

観客: 29,462人
天候: 曇り
試合結果: 浦和3-1神戸(前半2-0)
レッズ得点者: 興梠(34分)、興梠(45+1分)、ウメ(85分)
警告・退場: 関根(警告×1/ラフプレー)
主審: 西村雄一 氏
順位:(1st第17節終了/1stステージ最終成績): 3位(10勝4敗3分/勝点33)

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