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2016 Jリーグ 1stステージ 第14節 ベストアメニティスタジアム アウェー サガン鳥栖戦

ACLは残念ながらPK戦までもつれ込んだ激戦の末、ラウンド16で敗退し、残すは国内タイトルのみになってのJリーグ第14節は、アウェーサガン鳥栖戦。ウチがACLやってる間に他チームはJリーグの第13節を...

ACLは残念ながらPK戦までもつれ込んだ激戦の末、ラウンド16で敗退し、残すは国内タイトルのみになってのJリーグ第14節は、アウェーサガン鳥栖戦。ウチがACLやってる間に他チームはJリーグの第13節を戦っていますので、現状ウチは2試合未消化の状態になっています。

さて、ベアスタでの鳥栖戦は、ミシャさん体制になって後、最初の3年間は、試合内容に関しては辛い思い出しかなくて(九州遠征自体は楽しいからいいんだけど)、サポの間でも鬼門とかいわれてましたけど、去年はその苦手も克服するような6得点で快勝。

実は去年は仕事の都合などで現地行けず、テレビで見ていたら怒濤のゴールラッシュがあって、今年もちょっと予定が合わなくて現地行けなかったので、もしかすると俺が現地行かないと勝つんじゃね?なんて期待してたんですけども残念ながら1点が遠く、スコアレスドローによる勝点1にとどまりました。

2016 Jリーグ 1stステージ 第14節 ベストアメニティスタジアム アウェー サガン鳥栖戦

画像はスカパー!オンデマンドより引用

今日のスタメンは最終ラインに森脇、遠藤、槙野の3枚。ボランチは阿部ちゃん、柏木コンビ。両ワイドにウガと関根、シャドーに武藤、李。興梠のワントップ。GKは西川さん。ACL、アウェーFCソウル戦とスタメンに変更はなしです。

ACL含めてかなりの連戦の最後、スタメン常連組の疲れはピークでしょうけど、そうも言っていられないのがプロの厳しいところ。連戦でメンバーを変えない、しかもそれで結果がでないと、毎度のことながらミシャさんの主力固定が批判されがちですけども、最も勝つ確率が高い選手の組み合わせをチョイスするのは当たり前ですし、逆に言えば多少疲れのあるスタメン組選手よりも他のメンツが信頼を得るほどパフォーマンスを見せられていないということですから、後半戦に向けても今スタメンを取れていないメンバーには一層奮起していただきたい。

とりあえずこの試合が終わると代表戦ウィークで2週間お休みが入りますので、踏ん張りどころとなる試合でした。

鳥栖は守備時5-3-2のブロックを作って、サイドを含めた最終ラインのスペースを消しつつ、その前の3枚はウチのトップに入ってくる楔のパスコースを消しつつ、槙野さん、森脇さんのオーバーラップに対してはスライドして対応、2トップは状況を見つつウチの最終ラインのビルドアップにプレスをかけてコースを限定、ウチのミスや中盤でのインターセプトを狙い、奪ってからは前線の豊田さんを使ったカウンターというまぁわかりやすいやり方。

とはいえ、鳥栖の最終ラインが裏のスペースを嫌ってラインをかなり低めに設定したことと、その前3枚も5-3のラインをコンパクトにするために引くため、所謂どん引きサッカーになっていたことで、ボールを奪っても前線への距離が長すぎて簡単には豊田さんに預けられない、あるいは1手間余計にかけてくれることでつぶしやすく、鳥栖の攻撃についてはほぼ怖さもなく、特に前半に関してはほぼ一方的にウチが攻撃練習やっているような状況に。

前半は中央への楔も効果的に入って、比較的形は作れていたと思いますが、最後のところはがっちり身体張ってくる鳥栖に対して、最後のところの崩しのアイデア、精度を欠いて決定機は作れず。コーナーキックも遠藤さんが気を吐いて何度か合わせるものの決定機にはならずという感じで時間が経過。

新潟戦もそうでしたが、中央を5人とかで固めてくる相手に対して、中央でのコンビネーションにこだわりすぎというか、中央に楔入れることは重要なのですが、それが最近は目的化してる感がちょっと強いです。

もちろん、中央でのパス交換でディフェンスラインの裏に抜け出し、そのままゴールできれば理想ですが、ここまで人数かけて守られると、その狭い隙間をコンビネーションで抜け出すのは至難の業。成功確率は下がります。

そこで中央に楔入れて、そこでコンビネーションすることで相手最終ラインが中に絞らざるを得ない状況を作る、それによってサイドをフリーにするという選択肢が出てくるのですが、新潟戦もこの試合も中央で作ったらそのまま中央を突破しようとする傾向が強く、そこでパスが引っかかったり、囲まれて潰されたりとシュートまで行けずに終わってしまう。

もう少し中央に楔が入って相手が絞ったときに、両ワイドが斜めにディフェンスラインのサイド裏に抜けてくるような動きや、そこからマイナスに戻すようなクロスなど、サイドの選手がゴールエリア(ペナルティーエリア内の一回り小さい枠のことですよ)サイド付近をえぐるような攻撃がなく、強引な中央突破、もしくはサイドも1対1など、相手に対応されている状況から個人技で打開してクロス(要するにペナルティーエリアの外からのクロス、しかもフリーではない)ばかりなので、前者は相手最終ラインにとってはボールに正対して対応できるので人数さえかけておけば比較的対応しやすくなっちゃうし、後者はクロスが上がってきても中ではじき返せる強さのあるチーム相手だと可能性が低い。

どん引きしてゴール前に人数が多い相手から点を取るなら、中央に相手を集結させて空いたサイドの深いエリア(ペナ内)をフリーで攻略するなどして相手ディフェンスが自ゴールに向かって対応しなければならない状況からのマイナスクロスや、あるいはクロスで左右に振ってマークをずれさせるなどの工夫が必要。ところが最近のウチの攻撃は馬鹿正直過ぎるので「守ろう」って割り切った相手だと新潟戦、今回の鳥栖戦のようになかなかチャンスが作れず、見た目上は押し込んでいるにもかかわらず大してシュートも打てないまま無得点という観ている方としてはストレスの溜まる内容になりがちです。

これを「連戦で疲れているから」とあまり安易に考えない方がよいのではないかと個人的には思います。じゃあ疲れが抜けたら同じ相手から余裕で得点できるのかと。そんなに甘くはないですよ。

続く鹿島やガンバ、すでに対戦が終わった川崎など、上位チームは今回の鳥栖のような割り切った「引き分けでもいいから守ろう」なんて戦い方はしてきません。結果としてウチも本領が発揮しやすい状況が生まれるという、ある意味ウチにとってはやりやすい内容になるケースがあると思いますが、下位に沈んでいるチームはなりふり構わず勝点1を獲りにきます。ですが、優勝するにはこういう守るチーム相手でもそれをこじ開けて得点し、しっかりと勝点3を奪いきる強さも求められますから、今一度何のために中央に楔入れるのか、サイドの選手のポジションの取り方など、この結果から分析して修正してもらいたいと思います。

試合データ

観客: 13,380人
天候: 雨
試合結果: 鳥栖0-0浦和(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 駒井(警告×1/ラフプレー)、森脇(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: バルトシュ フランコフスキ 氏(ポーランド)
順位:(1st第14節終了時点/2試合未消化): 3位(8勝1敗3分/勝点27)

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