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2015 Jリーグ 1stステージ 第9節 埼玉スタジアム2002 ガンバ大阪戦

今のところリーグ戦では無敗と好調な形で首位をキープ。前節も最下位の甲府を相手にきちんと勝点3をゲットして迎えた1stステージの折り返し、第9節はガンバ大阪をホーム埼スタに迎えて。 去年の終盤は悔しい思...

今のところリーグ戦では無敗と好調な形で首位をキープ。前節も最下位の甲府を相手にきちんと勝点3をゲットして迎えた1stステージの折り返し、第9節はガンバ大阪をホーム埼スタに迎えて。

去年の終盤は悔しい思いをさせられた相手、今回もその時と同様に首位と2位というシチュエーションでの対戦になりましたが、今回はガンバの堅守に焦らず、じっくりと攻めきって終盤それをこじ開け、先制した1点を守り切っての勝利。首位をキープして、さらに開幕からの無敗記録も「9」、クラブ新記録としました。

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さて、スタメンは最終ラインに森脇、那須、槙野。ボランチが阿部ちゃんと柏木のコンビ。ウガとヒラ。2シャドー、ウメ、武藤。ワントップにズラタンさん。GKは西川さん。関根に代わってヒラにしたのは、当初守備の安定を狙ってかなと思っていたのですが、どうも甲府戦での接触で関根が90分は無理だっただけみたいですね。

ガンバさん、西野さんの時の印象が強いと、攻撃的で打ち合いが多いというイメージをもたれがちですが、長谷川健太さんは元FWのわりには、なのか元FWだからなのかわかりませんが、守備の構築に定評のある監督さん。しっかりと守備から入って、失点しないサッカーをしつつ、攻撃にはそれ程人数をかけずに少人数のカウンターで仕留めに来る感じのサッカー。そういう意味では、前節対戦した甲府などとタイプは同じ。

ただ、ガンバさんが強いのは、その少人数のカウンターでも宇佐美、パトリックの反則級FW、2人で点が取れちゃうところ。結果としてリスクを負わずに点が取れちゃうっていう、結構ずるい感じのサッカーですが、Jリーグ優勝、ACL制覇の時のウチも同じようなサッカーだったので、Jリーグで上を目指すには比較的近道なやり方と言えます。ただし、前線のFWの質に依存している分、そこがハマらないと得点力不足になって苦しくなるんですけどね。

試合自体はお互いに慎重に入った感じで、全体的に堅い試合に。ガンバが思ったより前半は前からプレスをかけてきたのが個人的には意外でしたが、それでもうまくいなしつつ、攻撃の形を作れていましたし、ウチはとにかくガンバのカウンターに最大限注意をしつつ、しっかりブロックを作るガンバに対していつも通りに中央、サイド、穴を探りつつの試合展開。故にウチがポゼッションしてガンバが受けるという流れですが、これはいつも通りの展開で、この試合に関して言えばポゼッション率で上回ることに大した意味はありません。

一方で、この試合、特にウチのディフェンスラインは本当にいい仕事していて、パトリックにも宇佐美にもほとんど仕事させず、宇佐美に関しては90分通してほぼ消してしまえていたので、怖さを感じることはそれ程ありませんでした。マッチアップした宇佐美をほぼ封殺していた森脇さんの守備、フィジカルモンスターパトリックにほとんど仕事させなかった槙野さんの守備、どちもらこの試合の勝利には欠かせない要素だったと思います。

ここまで2人を押さえ込めれば、ガンバとしてはなかなか攻撃の形が作れず、ウチが押し込める形になります。とはいえ、ガンバの守備もさすがに堅守で、中央は人数かけて身体張ってくるし、サイドからのクロスに関してはきちんとはじき返す守り方ができていたので、ウチとしても攻略が難しい展開になりました。

以前であれば、こういう試合に焦れてしまって、慌てて攻撃的な選手を投入してバランス崩したり、最終ラインが無闇に攻撃参加してできた隙をカウンター1発喰らって終わりみたいのがよくあったんですが、今年はその辺が落ち着いて対応できていて、甲府戦のレビューでも書いた通り、大人な試合展開ができていました。

そんな状況の中、試合時間も残り20分というところでヒラ→関根、さらに続けてウメ→李と攻撃のスイッチを入れましたが、それが功を奏して、86分、相手のバックパスを素晴らしいチェイスで奪った李が中央をドリブル、これによってガンバディフェンスラインが中央に絞ったところで左サイドを上がった武藤→さらにその外側を素晴らしいタイミングでオーバーラップして追い越していったウガと繋いでサイドを崩すと、中央に早くて低いクロス。ニアでつぶれた阿部ちゃんの後ろで、ドフリーのズラタンさんがワンタッチで合わせてゴール。ガンバの堅い守備を一瞬崩したことで生まれた素晴らしいゴールでした。

その後、最後の最後で消えてた宇佐美にビッグチャンスを作られるも、ここは西川神がスーパーセーブして守り切り、そのまま試合終了となりました。この最後にビッグチャンス作られる癖はやっぱ直さないといけないんですけどね。

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最高の雰囲気の中、最高の結果。まだリーグ戦は半分の半分が終わっただけですが、勢いに乗れる勝利だったと思います。次はACLを挟んで、毎度鬼門と呼ばれるアウェーでの仙台戦が待っていますし、その翌週にはこれまた好調なFC東京との大一番も控えています。

この勢いをそのままに、一気に下を突き放して行きたいですね。

試合データ

観客: 53,148人
天候: 晴
試合結果: 浦和1-0G大阪(前半0-0)
レッズ得点者: ズラタン(84分)
順位(1st第9節終了時点): 1位(7勝0敗2分/勝点23)
警告・退場: ズラタン(警告×1/反スポーツ的行為)
主審: 佐藤 隆治 氏