天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 3回戦 ケーズデンキスタジアム水戸 水戸ホーリーホック戦

世間的にはお盆休み。先週末の札幌から関東に戻ってミッドウィークに開催される天皇杯3回戦は、対戦相手、水戸ホーリーホックの本拠地、ケーズデンキスタジアム水戸にて。

天皇杯は2017年より「3回戦から準々決勝までの試合は、対戦カードの下位カテゴリーチームが所属する都道府県の会場を優先して開催する」という方針を打ち出しているため、対戦相手が決まった時点で水戸での開催は予想していましたが、個人的にケーズデンキスタジアムに行くのは初めてだったので中途半端に熊谷とかで開催されるよりは楽しみが多い3回戦となりました。

天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 3回戦 ケーズデンキスタジアム水戸 水戸ホーリーホック戦

さて、今日のスタメンは最終ライン、3バック右から橋岡、森脇、鈴木。ディフェンシブハーフは阿部、柴戸コンビ。ウィングバック、右に岩武、左に山中。インサイドハーフにマルティノス、汰木。ファブリシオのワントップという布陣。GKは西川。

先週末の札幌戦、さらにこの天皇杯を終えると今週末にはアウェーで神戸戦と連戦となるため、興梠さん、武藤さん、青木さん、槙野さん、マウリシオさんなどは帯同せず完全休養。サブには岩波さん、エヴェルトンさん、柏木さん、荻原さん、関根さん、杉本さんが控えますが、まぁなるべくなら関根さん、エヴェルトンさんあたりは使わずに済ませたいところ。

とはいえ水戸も現在J2で6位。得点「31」はリーグ中位ながら、失点「19」はリーグ2位の堅守。オーソドックスな 4-4-2 を採用しつつ、守備時には 4-1-4-1 でしっかりブロックを作る守備は、3バックを採用するウチとしてはかみ合わせ的に悪くない相手ですが、しっかりと中盤をコンパクトに保ちつつ、ボールホルダーに対する寄せ、スライドも速く、ウチはボールを保持しながらもうまく相手の急所に侵入することができない立ち上がり。

前線の3枚が全員入れ替わったことでコンビネーションは正直希薄、さらに3人とも武藤さんや興梠さんのように楔を受けて収めて前向いてみたいなタイプではないため中央で起点が作れず、後ろ向きにボールを持たされてはガツンと当たられてうばられるってところで前半20分過ぎくらいからは水戸にペースを持っていかれる流れ。

水戸はウチのウィングバックが相手最終ラインのビルドアップに寄せたところでその裏にボランチとサイドハーフが入ってくる動きを恐らく狙いを持ってやっていて、ウチは前線の3枚があまり守備がうまくなく、相手を追い込むような動きやパスコースを限定することができないことも相まって前線からのプレスに関しては完全にそれを逆手にとられてしまいました。この辺は水戸のプレー精度のおかげでそこまで相手の決定機という形となっては表れませんでしたけども、相手のレベルによっては致命傷になりかねないなと。

そんな展開の中、前半に関してより多くの決定機を作ったのは水戸。完全に終わったと思ったクロスバー直撃のシュート、これまた終わったと思ったら西川さんのスーパーセーブで防いだ水戸、浅野選手のヘディングシュートなど、前半30分前後だったと思いますが、立て続けに決定機を作られる嫌な流れが続きます。ウチも森脇さんから左右に散らしたりでなんとか相手の守備を崩そうと試行錯誤しますが、決定機とはならず、結局前半は 0-0 のまま後半へ折り返し。

試合が動いたのは後半の53分、味方とのパス交換でペナルティエリア右隅に侵入してきた水戸のジョー選手に森脇さんがアタック。スタンドから見ている限り、森脇さんがうまく先にボールを触ってクリアしたボールがジョー選手に当たったように見えましたが、同時に森脇さんとジョー選手の身体も接触。ジョー選手が倒れますが、これがまさかのPK判定。納得いかない森脇さんは主審に食い下がりますが判定が覆るわけもなく、このPKをジョー選手に決められて先制される形に。

失点直後の55分岩武さん→関根さんとしてとにかく1点を追いかける体制に。関根さんの投入でギアを1段上げたウチが徐々にプレースピードで水戸を凌駕し押し込みはじめます。とはいえ、本来なら関根さんのところで思い切って仕掛けたい状況は、対面で対峙した水戸、岸田選手の縦をうまく切る守備対応をなかなか攻略できないなど、水戸もさすがの堅守を見せる攻防。右がダメならということで、左サイドでうまく汰木さんが落ちて受けて裏に山中さんを走らせるなどして水戸の最終ライン裏を突き、57分には左サイドからのクロスに中央でマルティノスさんがフィニッシュという「これは決まった!」という決定機を作りますがシュートは枠の左へ外れて同点とはならず。

そんな流れの中、右サイドに流れたマルティノスさんが深い位置からゴールライン際をインサイドに切り込んでいくとそのままシュート。このシュート自体は相手GKにセーブされますが、その課程で相手DFに倒されたマルティノスさんがなんかよくわからんけどPKをゲット。PK蹴る気満々のマルティノスさんを強制的に杉本さんに交代させたりするゴタゴタはありながらも、PKを蹴ったのはファブリシオさん。これをしっかり決めて試合を振り出しに戻します。

78分には汰木さん→柏木さんと交代。すると81分、右サイドでうまく柏木さんが関根さんからパスを受けたところでハーフスペースを縦に抜けた柴戸さんにワンタッチのパス。これをマイナスに折り返したパスを関根さんが受けると一気にペナルティエリア内にドリブルで侵入してフィニッシュ...... というところで相手DFに引っかけられて倒れますが、ラッキーなことにこれがまたもPK判定。ファブリシオさんがこの日2本目のPKをしっかり沈めて逆転します。

前述の通り、右サイドで関根さんはなかなか縦に仕掛けられずに手間取っていたんですけども、そこを代わって入った柏木さんがうまくサポートしてパス交換でブレイクすると、PKながら結果的に得点につなげてくれました。この辺の状況判断と打開能力はさすがの柏木さんです。

試合終了間際には相手GKがゴール前に上がってのコーナーキックが2連続であって、しかも両方ともGKにシュートを打たれるっていう珍しいシーンもありましたが、これは枠を捉えず事なきを得ると、そのまま試合終了となってスコアは 1-2 の勝利。苦戦しながらも4回戦に駒を進めてくれました。

主力を入れ替えたことで色々と課題もでました。また濡れたピッチとボールに前半はボールタッチが少し慎重になったのかプレースピードがなかなか上がらず、逆に相手に流れを持っていかれ、先制されるなど、難しい試合ではありましたが、選手交代でうまくギアを上げて、最終的には逆転勝利に持っていけたのは評価すべきかと思います。トーナメントは結果が全てですしね。

ということで、次は週末、土曜日の神戸戦。リーグ戦の方はここ3試合引き分けながらも勝てていないので、ここでアウェーとはしっかり勝って戻ってきたいところ。相手はえげつない補強でなんかよくわかんないことになっている神戸さんですが、なんとか倒して勝点「3」をゲットしたいものです。

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試合データ

観客: 8,537人
天候: 曇のち晴
試合結果: 水戸 1-2 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: ファブリシオ(65分)、ファブリシオ(81分)
警告・退場: -
主審: 佐藤 隆治 氏

試合ハイライト

おまけ

水戸はあまり行く機会がないのでお土産とか結構買っちゃった。

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