AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ MD5 ブリーラムスタジアム アウェー ブリーラム・ユナイテッド戦

直近のJリーグ、第10節はちょっともったいない形で勝点を落としてしまいましたが、気を取り直して迎えるのはアウェーでのACL、グループステージ第5節(MD5)。タイのブリーラム・ユナイテッドとの一戦です。

ACLの方も第4節(MD4)はアウェーで全北現代に敗戦してしまったことで、勝点「4」の現在グループ 3位。アウェーとはいえ、勝って勝点「3」ゲットがマストな試合となりました。

AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ MD5 ブリーラムスタジアム アウェー ブリーラム・ユナイテッド戦

写真は「日テレG+」中継映像から引用

ちなみに今節開始前時点でのグループG順位表が下記(Jリーグ公式サイトより)

MD4終了時点での ACL 2019 グループG順位表

首位の全北現代が勝点「9」、2位の北京国安が勝点「7」で今節直接対決ということを考えると、ここでウチがもし敗れて勝点をゲットできなかった場合、北京国安の勝利、もしくは引き分けで、ウチの最終節勝利で到達可能な最大勝点「7」を両チームが超えてしまうため、グループステージ敗退が確定してしまいます。

引き分けで勝点「1」なら首の皮一枚つながって最終節、ホームでの北京国安戦に望みをつなげる可能性が残りますが、今節の北京国安×全北現代の結果次第では同じくグループステージ敗退が確定。ということで、冒頭にも書いたとおり、勝点「3」がマストなんですが、対するブリーラムも、今節ウチに勝って勝点を「6」とできれば、最終節の結果次第でグループステージ突破の可能性を残しており、ホームということもあって是が非でも勝ちに来ることが予想されます。ということで、両チームともに勝利を目指して激しい試合になることが予想されました。

さて、今日のスタメンは最終ラインに鈴木、岩波、槙野。中盤は青木、エヴェルトン、長澤、両ワイドに森脇、山中。武藤、興梠の2トップという並び。GKは西川。システムは 3-5-2(3-3-2-2)、守備時 5-4-1 とするやり方もいつも通りです。

対するブリーラム・ユナイテッドは、前回対戦時はペドロ・ジュニオール選手をワントップに置いた、3-4-2-1 でスタートしていましたが、今回は2トップにして 3-4-1-2 に見えました。

守備時には5バックにして、5-3-2 でブロックを作るやり方は変わらずでしたが、最前線に3枚が出てきたときに、5-2-3 のような形になってバイタルエリアにスペースができがちなところが見てとれたのと、5枚並べた最終ラインがバイタルに入ってきた選手に対してあまり捕まえるような動きをしてこなかったので、その辺をうまく使ってバイタルエリアで起点を作れれば今日はボール保持できて押し込めそうだなという感覚の立ち上がり。

ただあんなに早く先制点が入るとは思いませんでしたけどね。

先制点は3分、中盤でボールを持ったエヴェルトンさんから前線の興梠さんに鋭い縦パスが入ると、これを相手最終ラインの間で反転しながら受けた興梠さんがそのままゴール左隅に流し込んでのもの。

相手バイタルエリアでプレッシャーがかからなかったことでエヴェルトンさんがフリーでボールを持てたことと、興梠さんの一瞬の動き出しに相手5バックが完全にボールウォッチャーになって対応できなかったことで、近年のウチにしては珍しい、中央での縦の楔一発で仕留めるっていう得点が生まれました。

ブリーラムはプレーインテンシティがそれ程高くなく、攻撃面でもペドロ・ジュニオール選手がプレーの質的に怖さがあるものの、それ以外はそこまで個で怖さのある選手はいませんし、集団としてのプレー精度も高くないので戦いやすく、あとはこの日、35度以上あると言っていた暑さが時間経過と共にどう影響してくるかが懸念点。その意味でも早い時間帯に追加点を叩き込んで試合を終わらせてしまいたかったんですが前半のうちに失点して試合を振り出しに戻されてしまいます。

13分、左サイドで山中さんのパスが相手にカットされたところからブリーラムのショートカウンターが発動。ペドロ・ジュニオール選手が一気にペナルティエリア付近まで侵入すると、彼を追い越してオーバーラップした選手に左サイドの深いところを使われたところからマイナスのクロスをフリーのペドロ・ジュニオール選手に合わせられて失点。押し込んでいる時間帯にもったいない失点をしてしまいました。

とはいえ、試合はウチが押し込みつつの展開。岩波さんのロングフィードに左サイド、山中さんがフリーで抜け出してGKと1対1の決定機を作るなど、チャンスを作り続けます。そんな中23分、ついに武藤さんに今シーズンの初ゴール。相手ゴール中央のルーズボールをエヴェルトンさんが気合いでキープして前方の武藤さんへ。これを受けた武藤さんがターンしつつの左足シュートでゴール右隅に流し込むとこれが決勝点。エヴェルトンさんは2アシストの大活躍。

試合はウチが1点リードのまま後半へ。後半、ブリーラムが守備のブロックを 5-4-1 に変更し、中盤を人数で埋めてくる修正をしてきたため、前半ほど中盤で自由にプレーさせてもらえなくなると、暑さもあってかウチの運動量もさすがに落ちてきて試合は膠着状態に。それでも縦一発で相手最終ラインの裏を狙う策から決定機を作るものの決めきれずという展開で試合は終盤へ。

ウチの選手交代は72分に長澤さん→柴戸さんとして落ちてきた中盤での運動量を補強。79分には武藤さん→ナバウトさんとして、少しオープンな展開になりかけていたところで前線に推進力のある選手を投入します。さらに87分にはエヴェルトンさん→荻原さんとしますが、荻原さんは最初のプレーでゴール右ポストに直撃するシュートをペナルティエリア付近から放つなど、あれが決まってればもうちょっと楽が出来たんですが惜しいシーンを演出してアピール。

しかし追加点とはならず、最後は気合いで守り切ってそのまま試合終了。アウェーの地でしっかり勝点「3」をゲットし、最終節であるホームでの北京国安戦にグループステージ突破の可能性を繋いでくれました。

同日行われた北京国安×全北現代の試合で全北現代が勝利し、グループステージの1位通過が確定。ウチと北京国安が最終節で2位通過の枠をかけて対戦することになります。当然勝った方がグループステージ突破。引き分けの場合、勝点で並んだ上で「(1)当該チームの間の対戦成績(勝点、得失点差、総得点、アウェイゴールの順に優先)」→「(2)得失点差」→「(3)総得点数」・・・ という感じで通過チームが確定しますが、(1)については前回アウェーでの対戦が引き分けだったので 0-0 の引き分けなら得失点差で現在上にいるウチが突破。失点するとアウェーゴール数の差で敗退の可能性もありますのでまずは失点せずに先に得点することがマストになりそう。

ホームで勝てばグループステージ突破なんて最高のシチュエーションじゃないっすか。平日開催ですがきっちり埼スタを赤く染めてサポートしましょう。

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試合データ

観客: 10,970人
天候: 晴
試合結果: ブリーラム・ユナイテッド 1-2 浦和(前半1-2)
レッズ得点者: 興梠(3分)、武藤(23分)
警告・退場: 長澤(警告×1)、西川(警告×1)
主審: イルギス タンタシェフ 氏
順位:グループG 2位(2勝2敗1分/勝点7/得失点差+2)

試合ハイライト

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