2018 Jリーグ 第21節 ベストアメニティスタジアム アウェー サガン鳥栖戦

前節はホームで長崎を相手に引き分け。中断明け、リーグ戦6試合(天皇杯を入れれば公式戦8試合)負けなしという状況は継続中ですが、上位の広島、川崎にはしっかり勝ちきりながら、下位を相手に勝ちきれないというちょっと気になる状況で迎えたのは、アウェーでの鳥栖戦。

鳥栖は攻撃面での課題を抱えて下位に低迷しつつも、夏の移籍でトーレス選手を獲得し、さらに鹿島からは金崎選手を獲得するなど得点力向上に向けて選手層は強化。前節は7試合ぶりに勝利するなど少しずつ調子を上げているチーム。とはいえ、ここはきっちり勝って戻ってきたい対戦となりました。

2018 Jリーグ 第21節 ベストアメニティスタジアム アウェー サガン鳥栖戦

写真は「DAZN」中継映像から引用

さて、今日のスタメンは最終ラインに岩波、マウリシオ、槙野。ダブルボランチに青木、柏木。ウィングバック、右に橋岡、左にウガ。2シャドーに武藤、ファブリシオを置いた上で、1トップに興梠という並び。GKは西川。

スタメン、サブメンバー共にこのメンバーで4試合継続中。主力固定ともとれますが、とはいえ現状のウチの完成度で人を入れ替えて変わらずに結果が出せるほどとは思えず、コンディション的には不利としても結果が出ているメンバーで継続するしかないというのが正直なところでしょう。

途中交代策もほぼワンパターンという所を見ても、現状でオリヴェイラさんが求めるクオリティを出せるのが、このスタメンと、ここ数試合で必ずといっていいほど途中投入されている阿部ちゃん、森脇さん、忠成さん、これに荻原さん辺りまでとみなされていることが想像できます。

システム的にも3バックを継続。守備時には 5-4-1 でブロックを作るやり方もいつも通りで、この辺はオリヴェイラさんも今シーズンはこれで完成度を上げていきたいというイメージなのではないかと思います。

対する鳥栖はトーレス選手、金崎選手を2トップに配置した 4-4-2。中盤のスターティングポジション的には高橋(秀人)選手をアンカー気味に、原川選手、福田選手がその前面に並ぶトリプルボランチっぽい配置、さらに小野選手がトップ下で、中盤をひし形にした布陣。

守備時、特にウチがアタッキングサードに入った状況ではアンカーとボランチの1枚が最終ラインにほぼ吸収される形で5バック~6バックのような並びを作り、サイドのスペースを完全に消しにくるやり方をとっていました。

前線にトーレス選手、金崎選手、さらにそれをサポートする形で小野選手がいるので、割り切って引いてスペースを消しつつ、攻撃は前の2人でなんとかしてもらう感じのやり方に見えましたが、そのせいでウチとしてはサイドにはスペースないし、中央でボール受けても前に相手ディフェンスが並んでいる状態なのでなかなかやりにくい立ち上がり。

とはいえ、前節の長崎のように、ラインは高く保ちつつ、中盤をコンパクトに、前からしっかりプレスをかけて、時間を消されるというやり方ではなく、要するにドン引きなのでボールは保持できる。結果としてウチが7割方ボールを支配しつつ、押し込む展開にはなりましたが、この状況で先にゴールをこじ開けることができれば勝機がこちらに回ってくるというような試合展開になりました。

逆に言えばこれで守られて終盤まで 0-0 でいかれた上で、カウンターやセットプレーから先に失点すると鳥栖としては狙い通りになるわけで、ウチとしては絶対に避けたい展開でしたが、結果から言えばモロにこの一番恐れていた流れになっちゃったのは本当に残念。

前半には武藤さんのシュートがクロスバーに弾かれるなど決定機もいくつかあったんですけどね...... 相手に引いて守られて、チャンスが少ないとき、こういう所で決めきれるかが勝負を分けるわけですが、そこの勝負強さがまだ足りなかったようです。

0-0 で折り返した後半立ち上がり、53分にコーナーキックから高橋選手に頭で合わせられて失点。高橋選手のマークは橋岡さんでしたが、そこに鳥栖の選手2人が槙野さん、ウガのマークを引き連れたまま突っ込んできて混戦を作られたところで、橋岡さんのところに鳥栖の選手が2人、上から乗っかってくるような状況になってしまったのでさすがに防ぎきれなかったと。絶対に防ぎたかった失点でしたが、押し込まれながらもワンチャンスで決めきった鳥栖の狙い通りの展開になってしまいました。

ちなみに、後半の鳥栖は前半、6バックになって押し込まれたのを修正し、守備時のブロックを 5-3-2 にして中盤に人数を増やしていました。とはいえ最終ラインは低いのでウチがボール保持はできるのですが、なかなか最後のところで身体を張られるので決定機を作れず、時間は経過していきます。

こういう状況で、今のウチには流れを劇的に変えられるような交代カードがないのが悩みどころですが、65分には青木さん→阿部ちゃん(J1通算550試合出場おめでとうございます)、橋岡さん→森脇さんと、2枚替えして中盤を安定させつつ右サイドをリフレッシュ。さらに75分には興梠さん→忠成さんとして前線に高さを加え、とにかく1点を狙いにいきます。

しかし鳥栖のゴールは遠いまま試合は終盤へと差し掛かった87分、コーナーキックから忠成さんがマウリシオさんのヘディングシュートのこぼれ球を押し込んで同点かと思われましたが、まさかのファールでノーゴール。

この瞬間、DAZNの中継では副審はずーっとは映ってなかったんですけども、リプレイでゴールの中から柏木さんの方をとっている映像や柏木さんがボール蹴った瞬間の映像での副審を見る限り、ファールとされた忠成さんと権田選手が絡んだシーンでは特に旗をあげていませんでした。で、このあと忠成さんがゴールを押し込んだ時点で旗があがったみたいなんですけども、

  1. 権田選手へのファールがあったならそれを認識した時点で旗をあげるべきでは?
  2. 現地で観ていた人の情報や忠成さんの試合後コメントでは旗のあげ方も真上にあげる「オフサイド」時のあげ方だったらしい(ファールなら上にあげて左右に振る)→ 結果として選手は「オフサイド? んな訳あるかぁぁ」という抗議をしたら反則って言われたらしいけど、ちょっといい加減なのでは......
  3. 一番近くで観ていた(はずの)主審は忠成さんと権田選手が絡んでいる部分に対して特に反応していないわけで、つまりその時点ではファールが見えていなかったということですけども、自分より遠くから観ていた副審(しかも忠成さんは副審から観たとき権田さんの後ろに隠れてて死角ですよ)の、しかも遅れて上がった旗で、よう瞬時にファール、ノーゴールって判定したな

という疑問がありまして。しかも何度リプレイを観ても、忠成さんが権田さんを掴んでいるようにはみえず(もちろんホールディングはその強さに関係なく相手を掴めば原則的にはファールではありますが、そもそも掴んでねぇ)、あれでファールっていうのはちょっと厳しいなと(しかも繰り返しになりますが主審は自分の目では見てないですからね)。

まぁなんていうか勝点が「0」になるか、「1」になるかっていう重要なプレーのジャッジとしては納得感が低く、さすがに今回の件には苦言を呈したくなる事案でした。なんか最後愚痴みたいになってしまいましたが。

結局そのまま試合終了。悔しい敗戦となってしまいました。内容的には引き分けが妥当な感じでしたが、最後のゴールをちょっと納得のいかない形で幻のゴールにされた代償はデカかったですね。あまり引きずっても仕方ないので一晩寝て忘れるようにしますけども。

さて、次は水曜日にホームに戻って磐田との対戦。一旦、無敗の状態は途切れてしまいましたけども、ここからまた連勝を狙っていけるように、ホームできっちり勝ちたいものです。

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試合データ

観客: 19,681人
天候: 晴
試合結果: 鳥栖 1-0 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 岩波(警告×1/ラフプレー)、ファブリシオ(警告×1/反スポーツ的行為)、マウリシオ(警告×1/ラフプレー/次節出場停止)
主審: 上田 益也 氏
順位(暫定):9位(7勝7敗7分/勝点28/得失点差+7)

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