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2017 Jリーグ YBC ルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 ヤンマースタジアム長居 アウェー セレッソ大阪戦

先週末はアウェー清水でリーグ戦では久しぶりの 3連勝となる勝利を収め、少しずつながらチームが自信を取り戻しつつある良い流れが見え始めた今日この頃。 週が明けた水曜日、そのアウェー清水戦から中2日で臨む...

先週末はアウェー清水でリーグ戦では久しぶりの 3連勝となる勝利を収め、少しずつながらチームが自信を取り戻しつつある良い流れが見え始めた今日この頃。

週が明けた水曜日、そのアウェー清水戦から中2日で臨むのは、ルヴァンカップの準々決勝 第1戦、セレッソ大阪との対戦。まずは長居でのアウェーゲームからスタートです。

平日大阪はちょっと仕事の関係で無理だったので、第1戦をいい結果でホームに戻ってきてくれることを信じて、自宅でテレビ観戦してました。そういえば今年は長居行ってないな...... まあそれはいいとして、2試合勝負の第1戦が終わっただけというのもありますし、レビューも簡単にまとめます。

さて、今日のスタメンは最終ラインに遠藤、マウリシオ、田村。ボランチに矢島、青木。両ワイドにウメと駒井。武藤、伊藤(涼太郎)をシャドーに、李のワントップ。GKは西川。

21歳以下選手のスタメン起用規定について

まず、今年のルヴァンカップのレギュレーションで特徴的な部分ついて簡単に説明しておくと、「21歳以下」の選手起用について、下記のように定められています。

21歳以下の選手を1名以上先発に含める(決勝を除く)

※ 但し、以下の場合は出場義務を負わない

  • 対象選手1名以上が日本代表試合または日本代表活動(A代表、U23、U20)に招集され、試合日に不在の場合
  • 対象選手が試合エントリー後の怪我等のやむを得ない理由により出場ができない場合

2017 Jリーグ YBC ルヴァンカップ 大会方式および試合方式について - Jリーグ から引用

ちなみに「21歳以下」の定義ですが、「2017 Jリーグ YBC ルヴァンカップ試合実施要項(PDF)」で下記のように定められています。

本大会の決勝戦を除くすべての試合において、当該シーズンの12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1名以上先発出場させなければならない

該当シーズン、要するに「今年の12月31日の時点で満21歳以下」ですから、年内に誕生日がきて22歳になってしまう人は対象外です。ウチで言うとオナイウさんとかですね。彼は現在21歳ですが、今年中に22歳の誕生日が来てしまいます。

で、誰が対象なの? というと、現時点では今日先発した伊藤さん、あと2種登録されているユースの橋岡大樹選手(今回ベンチ入り→途中交代で出場)、大西翔也選手、井澤春輝選手が対象となります。

リーグ戦からスタメンの入れ替えは最小限にした浦和

ということで伊藤さんの先発はレギュレーション上必須なので事前にわかっていたことですが、彼をシャドー(右)に入れて武藤さんと忠成さんを組ませる形。

ボランチは阿部ちゃんを休養させ、青木さんが先発。彼とコンビを組むのは、柏木さん負傷後ボランチでスタメンに起用されている矢島さん。左ワイドには清水戦で久しぶりにスタメンに戻ってきたと思ったらいきなり90分のフル出場を果たしたウメが引き続き入り、右は駒井さんという組み合わせ。

最終ラインは代表招集でチームを離れた槙野さんに代わり、田村さんが左のストッパー。右ストッパーは引き続き遠藤さんが務める形でのスタートとなりました。

要所要所で休ませるべき人を休養させつつも、一気にメンバーを全部入れ替えるような無茶はせずという感じの人選。

対するセレッソ大阪はリーグ戦前節からは全員スタメンを入れ替える形で、全く別のチームになっていましたが、4-4-2 で攻守にわたって運動量豊富に中盤でもしっかりプレスをかけてくるやり方は変わらず。前回アウェーでの対戦では前半だけで4失点(ウチも2得点)っていうバカ試合やって負けたわけですが、今回は両チームともかなり慎重な入りで堅い試合展開になりました。

ウチが守備から入る慎重なやり方をしているのは堀さんに監督が代わってから一貫しているもの。ストッパーをあまり高い位置まで上げずに、ビルドアップ時には後ろがしっかり4枚そろうような形でボールを保持し、まずは不用意な形での被カウンターを避けつつという意識が感じられる入り。

ウチとしては相手が4バックということもあって、サイドチェンジを効果的に使いたいところ。しっかりサイドで数的有利を作れれば、中央でのコンビネーションも活きてくるよねというところで、あとは本日が公式戦では初めての組み合わせになる忠成さん-武藤さん-伊藤さんという前線トライアングルがどの程度機能するのか、青木さん、矢島さんの両ボランチで攻守両面における中盤の主導権を握れるかあたりが見どころになる試合でした。

結果的にはスコアレスでの引き分けでしたが、何度か惜しいチャンスを作っていて、試合全体としては悪くなかったと思います。やはり最後のフィニッシュのところで精度や人数的に足りない、崩しきれないといったことがあって得点には至りませんでしたけども、第1戦をドローで折り返したことで、第2戦はとにかく勝てばウチが勝ち抜けというシンプルな状況になりましたし、週末のホームでしっかり勝って、準決勝進出を決めつつ、チームも勢いに乗りましょうというところで、及第点と言えるアウェーゲームだったのではないでしょうか。

今シーズン公式戦初スタメンとなった伊藤さんについては、シャドーで何度も細かい動き直しをしつつボールを引き出してはゴール前に思い切って顔を出すシーンも多く、何度か思い切ったシュートを打つなどチャレンジする姿勢も強く感じられてとてもよかったんじゃないかなと思います。もちろん、本人的に反省点は多々あるでしょうし、彼がシャドーでコンスタントに出場機会を掴むまでにはまだまだやらなければならないことは多いとは思いますが、それでも次につながる内容だったんじゃないかなと。

個人的にとても良かったと感じたのは田村さんでした。守備面でバランスを考慮したポジショニングをしつつも、チャンスには思い切ってオーバーラップするといったメリハリのあるプレーを見せてくれていて、これは十分槙野さんの牙城を脅かす存在になれそうな予感を感じさせられました。今まで出場機会をもらったときは、ちょっと堅さのあるプレーもみられて、なかなか持ち味を出せていないなという感じではありましたが、やっとなにか掴んできた感はありますね。

もう1人、マウリシオさんの負傷によって急遽出場機会が訪れた橋岡さんですが、恐らく本人的にも超緊張したデビュー戦になったとは思うんですが、それでも少し時間が経って落ち着くと、10代の選手のデビュー戦とは思えないような思い切った、彼の特長ともいえる気持ちの強いプレーを連発していて、さすがの将来性を感じさせてくれました。心配なのは交代したマウリシオさんですが、ひとまずは彼の怪我が長引くものじゃないことを祈りましょう。

後半はさすがに中2日の疲労もあってか、全体的に運動量も落ちて、ボールを奪っても前に出て行く推進力がなく、攻撃的にはほぼ形にならなかったですが、ウメちゃんも駒井さんも両サイドで90分、激しい上下運動を繰り返して攻守にわたり頑張ってくれましたし、清水戦では80分弱で足攣ってしまった矢島さんも、この試合では90分しっかりと走りきりました。

また最後10分程度ですが、去年の活躍のインパクトで「ルヴァンカップと言えばこの人」という印象のついた高木さんも復帰してくれたので、プラス材料も多い。それをポジティブに捉えて、とにかく次のホームゲーム、全力でサポートしてベスト4を勝ち取りましょう。

試合データ

観客: 7,784人
天候: 曇り
試合結果: C大阪 0-0 浦和(前半0-0)
レッズ得点者: -
警告・退場: 武藤(警告×1/ラフプレー)、青木(警告×1/反スポーツ的行為)、ラファエル・シルバ(警告×1/異議)
主審: 福島 孝一郎 氏

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