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AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ 第2節 埼玉スタジアム2002 FCソウル戦

Jリーグの開幕戦は残念な結果になってしまいましたが、気を取り直して中2日でのぞんだACLグループステージの第2節は、今シーズン最初のホームゲーム。2月にさいたまシティカップでも対戦したFCソウルを迎え...

Jリーグの開幕戦は残念な結果になってしまいましたが、気を取り直して中2日でのぞんだACLグループステージの第2節は、今シーズン最初のホームゲーム。2月にさいたまシティカップでも対戦したFCソウルを迎えての対戦となりました。

AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ 第2節 埼玉スタジアム2002 FCソウル戦

平日夜の試合、しかも月末の忙しい時期が重なったので試合帰ってきてからレビューを書いている暇がなくて遅くなりましたので簡単にまとめます。

さて、この試合のスタメンは、最終ラインに森脇、那須、槙野。ボランチは駒井、青木コンビ。両ワイドが関根、ウガ。2シャドーに武藤、李。興梠のワントップ。GKは西川。

阿部ちゃんが久しぶりにベンチにも入らず完全休養。柏木さんも帯同せず。よってボランチは駒井さん、青木さんという組み合わせに。駒井さんのボランチはキャンプ中のトレーニングマッチ、あるいはJリーグ開幕戦となったマリノス戦でも見ていますが、公式戦で、しかもスタートからというのは初ですね。

前線の3枚はもっとも成熟した組み合わせであるKLM、両ワイドもウガ、関根さんコンビと言うことで、前線については去年以前から続くベストな組み合わせでのスタート。最終ライン中央には久々に那須の兄貴がスタメンでした。

対するFCソウルは、オーソドックスな4バックを採用。韓国のチームに共通の特徴かもしれませんが、球際の強度も高く、対人できっちり当たりに来る点や、セットプレーでの高さなど、ウチにとっては苦手なポイントも多い対戦相手ではありましたが、このFCソウルの人にきっちり付いてくるという守備の仕方が逆にウチの本来やりたい攻撃を発動させる結果となり、前半だけで5得点という大量得点による快勝となりました。

終了間際に疲労した最終ラインの裏のスペースを使われて、マリノス戦のレビューでも書いたバイタルエリアからのミドルシュート被弾という形で失った2失点目がちょっと余計ではありましたが、ACLはこれで開幕から2連勝、さらに2試合で9得点という驚異的な攻撃力を見せつけての勝点3をゲットです。

FCソウルは球際に対する強さはさすがなのですが、比較的人に食いついてきてくれるので、ウチの前線が5枚前に張って、さらに最終ラインも5枚という、ウチのやり方を知らない人がみたら前後分断なポジショニングに対して、ボランチの2枚がウチの最終ライン付近までつり出される(相手としては追い込んだと思っていてつり出されたとは思ってないところがミシャさんのサッカーの嫌らしいところなんですけどね)ので、その状態で忠成さんや武藤さん、さらに興梠さんが空いた中盤に下りてくると完全にフリーでボールを受けられること、さらにそこに相手のCBが食いついてくれば、そのギャップを使ってフリックなどで一気に裏のスペースを突けるため、結果としてウチが最も得意とする攻撃が炸裂することになります。

これにより、試合開始直後の9分、武藤さんの先制点に始まり、11分には忠成さん、15分には関根さんと、たったの6分間の間に3得点。さらに21分にもウガが追加点を決めてこれでほぼ試合的には決まってしまいました。

2得点後の14分に、パク・チュヨン選手に直接フリーキックを叩き込まれて失点しますが、これはもう蹴った方を褒めるしかないレベルのフリーキックでしたから、どうしようもないです。私も決められたのに思わず「おぉ」って言っちゃいましたからね。

ウチの壁の端に立たせた味方選手の頭上を正確に通しつつ、素晴らしい速度と曲がり方でサイドネットに突き刺さるようなとんでもないシュートでした。

ウチの得点は、まず中央で忠成さんとのコンビネーションで興梠さんが裏のスペースに抜け出すとそのままサイドをえぐってクロス。これに対してニアに忠成さんが相手ディフェンスを釣りながら入ってきたファーサイドでドフリーになった武藤さんが、下がりながらもうまく叩きつけるヘディングで合わせて1点目。武藤さん、去年のアウェー磐田戦でも同じような戻りながらのヘディングシュート決めていますが、難しいボールに頭で合わせるのうまいですね。

2点目は忠成さんの素晴らしいゴール。関根さんがサイドから中央にえぐりつつドリブルで仕掛けると、うまくゴール前、中央のバイタルエリアでボールを受けた忠成さんが、狭いスペースで絶妙なファーストタッチでシュートコースを作ると、そのまま右足を一閃。ゴール右隅に突き刺してのもの。

さらに3点目は武藤さんの仕掛けから中央に走り込んできた関根さんが思いきったシュート。これは相手GKに当ててしまうものの、脇の下を抜けたボールはそのままゴールに転がり込んで追加点。

4点目は忠成さんが中央でフリーになったところからミドルシュート。これは相手ディフェンスに当たるものの、この相手に当たってルーズに流れたボールにいち早く反応したウガがダイレクトでうまくミートしたシュートが見事に決まってのもの。もうなんか打つシュートが全部入るみたいな感じでスタジアムも大盛り上がりでした。

トドメは前半終了間際、忠成さんが前線で溜めたところで、2列目から走り込んできた駒井さんに絶妙なスルーパス。これをキレイに足元でに受けた駒井さんが冷静に決めてこれで移籍後初ゴール。やっと得点獲れましたね。おめでとう。

相手の守備の特徴を逆手にとって、興梠さんがサイドに流れたり逆に関根さんが中に絞ったりとポジションを変えつつ相手ディフェンスを混乱に陥れ、また同時に前線からの献身的な守備によってボールロスト時も相手のカウンターをほとんど発動させず、ほぼ一方的な展開で後半に折り返すことができました。

ここまで点差が付いてしまうと、後半はペースダウンして終わらすのか、それともペースを緩めず畳みかけるのか、どっちかなと思ったのですが、後半立ち上がりも前半同様に果敢に相手ゴールに迫り、もう少しで6点目というシーンを何度か作りますが、さすがのFCソウルも後半は最後のところで身体張って守りにきたのと前半はよいところがなかった相手GKも後半は立て直したことでいくつかのビッグセーブに阻まれ得点ならず。

そのまま5-1で終わる分にはいいかなと思っていたところ、後半のアディショナルタイム、ディフェンスライン裏のスペースを突かれたところからのマイナスの戻しを、途中交代で入っていたダムヤノビッチ選手にミドル叩き込まれて失点。ちょっと最後の最後で散々指摘している良くない形がでてしまいました。

終盤、スタメンで出場している選手の運動量が落ちた関係で前線からプレスがかからなくなってきていましたが、にもかかわらず最終ラインとボランチが高いラインを設定したことで縦パス一発で裏を取られた形でしたが、この辺は次の試合に向けて修正していただきたいなと思います。

まぁ何はともあれ5得点して勝利したことは素晴らしい。ただ、ウチの攻撃がここまでハマるのは相手がウチのやり方に慣れていないからともいえます。さすがにJリーグでは各チームともウチのやり方を研究して対策もしっかりしてきますので、なかなか今回のようなキレイにウチのやり方がハマる試合はないとは思いますが、それでも今回の勝利は選手達の自信になると思いますので、この勢いをうまく週末のセレッソ戦につなげて欲しいなと思います。

試合データ

観客: 18,727人
天候: 晴れ
試合結果: 浦和 5-2 FCソウル(前半5-1)
レッズ得点者: 武藤(9分)、李(11分)、関根(15分)、ウガ(21分)、駒井(45分)
警告・退場: 駒井(警告×1)、李(警告×1)
主審: リュウ・クォックマン氏

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