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2016 Jリーグ 2ndステージ 第14節 埼玉スタジアム2002 ガンバ大阪戦

前節は広島に快勝して2ndステージ首位を守り、年間順位でも1試合の結果次第で首位を狙える状況で迎えた第14節は、ここのところこういう重要な大一番で毎度苦手にしているガンバ大阪をホーム埼スタに迎えて。 ...

前節は広島に快勝して2ndステージ首位を守り、年間順位でも1試合の結果次第で首位を狙える状況で迎えた第14節は、ここのところこういう重要な大一番で毎度苦手にしているガンバ大阪をホーム埼スタに迎えて。

去年の終盤戦(2ndステージ第14節)での敗戦、その後のチャンピオンシップでの敗戦、さらに天皇杯決勝で敗戦、今年の1stステージ(第10節)での敗戦と、去年から公式戦では4連敗中。しかも負けてる試合が全部タイトルかかってたり、年間勝点1位のために重要だったりという大一番というなんていうか、大事なときに俺らの前に立ちはだかる奴らというイメージになってしまっているガンバさんですが、今節こそは今までとは違いますよというところを見せたい試合でした。

2016 Jリーグ 2ndステージ 第14節 埼玉スタジアム2002 ガンバ大阪戦

さて、今日のスタメンは最終ラインに槙野、遠藤、森脇の3枚。ボランチは阿部ちゃん、柏木コンビ。両ワイドに駒井とウガ、2シャドーに高木、武藤。興梠のワントップ。GKは西川。

槙野さんが久しぶりにスタメン復帰。さらにリオ五輪からの帰国後ちょっと調子が上がらずにベンチスタートになっていた遠藤さんが、前節の途中出場を経て久しぶりのスタメン復帰。

那須さんが調子良かっただけに大一番での最終ライン変更は少しリスクもあったと思いますが、遠藤さんの前への推進力(相手の縦パスを高い位置で潰して前に出て行ける能力)がガンバ相手には重要という判断だったのかもしれません。今節はこれがばっちりハマりました。

これによりウガは本来の位置へ。前節もらったイエローカードの関係で出場停止となった関根さんの代わりには駒井さんが先発。右サイドに入りました。

ガンバは高さのある長沢選手をワントップに、スピードとテクニックを併せ持つアデミウソン選手をトップ下に置いた4-2-3-1でスタート。前線からのプレスは行わずに比較的引いてブロックを作るやり方でしたが、中盤での中途半端なプレスに、連動しない最終ラインのおかげでウチは比較的自由にボールを持てる状況。

さらにガンバ前線の長沢選手を遠藤さん、槙野さん、さらに彼がポジションを下げたときには阿部ちゃんなどがきっちりマークして何にも仕事をさせなかったことでガンバの両サイドが押し上げる時間を作らせなかったことと、いつも通りの中盤でのハイプレスでガンバにボールを奪われても素早く奪い返すことができていて、運動量、球際の激しさ、対人すべてにおいてウチがガンバを上回った結果、立ち上がりから90分間ほぼウチがガンバを圧倒する形でゲームをコントロールすることができました。

先制点は前半6分。右サイド柏木さんからのスルーパスに抜け出した武藤さんが中央に折り返すと、これを高木さんが冷静に決めて早々に先制。この1点目の崩しはまさにウチの今までの積み重ねが全部出た素晴らしいゴールでした。

森脇さんから駒井さんへの展開。そこから中央への横パスを武藤さんが受けると見せかけてスルーすると同時に反転して裏抜け、スルーした横パスを受けた柏木さんがダイレクトで絶妙な縦スルーパスを武藤さんに供給するとこの一連の連動でガンバ最終ラインをブレイク。サイド深くをえぐったところで、中央からニアサイドに興梠さんがディフェンスを引っ張りつつ入ってきたところにマイナスの戻し。これを興梠さんがスルーすると、約束通りその裏でフリーになっていた高木さんが流し込むという流れ。すべてワンタッチプレーと連動した選手の動きで崩しきった教科書に載るくらいの素晴らしいゴールで先制してくれました。

そのまま前半はウチが試合をコントロールしつつ、決定機を何度か作るもガンバも最後のところは踏ん張って1-0で後半に折り返し。ここまでは先制して、ゲームはコントロールできているものの、最小得点差ということでまだまだ緊張感のある試合展開。

ところが後半立ち上がり5分にウチが追加点。ペナルティーエリア付近、相手の寄せが甘くなったところで思い切って左足を振り抜いた武藤さんのミドルシュートが、相手ディフェンスに当たりつつも見事なコースに飛んでゴール右隅に突き刺さるとこれでスコアは2-0。これでほぼ試合は決まったといってもいい大きな追加点でした。

さらに試合を決める出来事が59分。アデミウソン選手が槙野選手を殴ったとして一発レッドカードで退場。槙野さんに後ろから潰されたのにイラッとしたアデミウソン選手が、振った拳が槙野さんの腹部に当たった形で、所謂つかみかかって殴ったみたいな話ではないですが、実際にあれを当てちまったらそりゃ報復行為としてとられますよねと。主審も非常に近い位置で見ていたので、迷いなくレッドカードを提示しました。

ウチにとってはもちろんかなり試合が楽になったのでいいんですけど、アデミウソン選手も折角の大一番で、ああいうくだらないプレーで試合を壊してしまうのはもったいないなと。2点ビハインドとはいえ、まだ時間もあり、諦めたりキレたりするような時間帯でもなかったですからね。

さてここからは相手が1人少なくなってしまったことでほぼワンサイドゲーム。終盤、83分には森脇さんのオーバーラップから素晴らしい逆サイドへのクロスをウガが見事にダイレクトで合わせて3点目。さらに87分には駒井さんの仕掛けから中央への戻しを途中交代の忠成さんを経由して収めたこれまた途中交代のズラタンさんがディフェンスを背負いながらもうまく反転シュートして4点目。1人少ない相手をきっちりボコって試合を終わらせました。

今節、特に駒井さんはよかったですね。前節はボールをピタッと収めることができず、そこを寄せられてボールロストする場面が多く、結局左サイドの関根さんとミキッチ選手のマッチアップで生じた問題を解決するためもあって途中交代させられ、かなり不本意な出来だったと思いますが、今節は彼の持ち味であるドリブルで仕掛けるという能力を十分に発揮し、右サイドを攻略。対面の藤春選手を防戦一方に押し込み、大森選手を前半で交代に追い込むなど、キレッキレの活躍でした。

また、久々のスタメンだった遠藤さんも、彼本来の持ち味が戻ってきて、アグレッシブなラインコントロールと、積極的なインターセプトで相手の攻撃の目を潰すと、縦に付けていく姿勢が強く見られました。彼が入ることで那須さんと比べると最終ラインが上がり、より攻撃的になりますね。それはもちろんリスクも伴うのですが、今節に関してはそのアグレッシブな守備がガンバに何もさせなかったひとつの要因となりました。

さて、同日行われた試合で川崎が神戸に敗戦したことで、年間勝点でも首位の座を奪うことができました。さらに2ndステージに関していえば、次節の結果次第で2ndの優勝が決まる可能性も出ています。とはいえ、ここから上位ではないとはいえ、新潟、磐田と、残留争いまっただ中、死ぬ気で勝点を取りに来る相手との対戦が続きます。しかもこの2チームには1stステージ勝てていない(新潟とはドロー、磐田には敗戦)という借りもありますからね。ここで気を抜かずに、残り全試合を勝って、文句なしの年間勝点1位で今シーズンを終わるためにも引き続きサポートしていきましょう。

とはいってもひとまずリーグ戦は3週間程お休み。その間に代表戦とルヴァンカップ準決勝(vsFC東京)の2戦、さらに決勝戦と続きます。リーグ戦の中断期間中にまずは今年1つめのタイトルを獲って、その勢いでリーグ戦も獲っちまいたいですね。

試合データ

観客: 43,415人
天候: 曇り
試合結果: 浦和4-0G大阪(前半1-0)
レッズ得点者: 高木(6分)、武藤(50分)、ウガ(83分)、ズラタン(87分)
警告・退場: -
主審: 廣瀬 格氏
順位:(2nd第14節終了時点): 年間1位(21勝6敗4分/勝点67)/ 2ndステージ 1位

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